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記憶の不思議 @Seoul [South Korea (Seoul)]

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12月13日。

よく晴れていて、気温が低い。
風がないので、キビシイというほどの寒さには至ってない。

非番のスタッフがホステルに顔を出した。
彼から「ランチいきませんか?」と気軽なオサソイ。
勤務明けのスタッフ、長期滞在の香港人を伴い、4人でスグそばの食堂へ。

「さっぱりしたものが食べたいなああ」

とつぶやく。
最近はすっかり韓国の「赤い味」に飽きてきている。

「じゃあ、ソコギ・サルグクスがいいですよ。僕もそれにします」

「イモ~(店員の総称)、
 ソコギ・サルグクス2つとカルグクスとチャンポン!」

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「カルグクス」はまさに日本の「うどん」。
「チャンポン」も日本と同じ、といいたいところだが、赤いスープが牙を剥いてくる。
「チャジャンミョン」同様、出前でよく頼まれるメニューのひとつ、
小麦の麺に具沢山、見た目も名称も日本と同じなのだが、
普通の日本人なら火を吹きながら食べざるを得ないシロモノだ。

「ソコギ・サルグクス」が運ばれてくる。
「ソコギ」は牛肉、「サルグクス」はサル=米、ククス=麺のこと。
透き通った麺に透き通ったスープ、シンプルな色合いの中央に牛肉が乗せられていた。

食べながら記憶の糸を辿る、シンガ?バンコク?ヴェトナム?
記憶はとある街角に辿りついた。

ヴェトナム・ホイアン。

宿の近くにあった「フォー・ボー」

店先で茹でられていた牛肉のフォーだ。

麺と一緒に茹でられたモヤシがいっそうその思いをかき立てた。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-11-03 (フォーボー@ホイアン)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-03-29 (ヌア・センミー@バンコク)

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お花見にぴったりな春のスイーツが大集合!

ランチの後、地下鉄で千戸(チョノ)へ向かう。

インプラント手術の前の検診、
レントゲンを撮り、患部を診るとドクターが今後の進展を説明してくれた。

患部が古いため、まずは人工骨の埋め込み手術。
それが着床するまで4~6ヶ月ほどかかり、
安定した後、インプラントを埋め込む、という流れ。
インプラントを入れるのは4月~7月と流動的、
患部の状態によるので、こればかりは仕方がない。

費用はインプラント1本が160万W、これを2本分。
それに人工骨が30万Wの計350万W。
前金で半分、完了後に半分でよい、といわれた。
この時のレートで約25万円ほどか。
(これは後からわかることだが、
 術後の検診や施術など他の費用は一切かからず、この金額のみで済んで驚いた)

事前に知らせてあった滞在日程(今回は11~23日と長く取ってはある)にすり合わせ、
手術日は16日に決定した。

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帰り道、宣告を受けたようで気が重い。

はしゃいでいる街の喧騒が煩わしく感じられたが、
決めたものはジタバタしてもはじまらない。

あとは腹を括るだけだ。






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