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SUPERBOWL XLVII [Sports]

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見返して SUPERBOWL XLVII @ Superdome。

現地時間2月3日、EST18:30、
ニューオリンズ・スーパードームで行われた第47回スーパーボウル。
(開催地のニューオリンズはCSTなので現地は17:30KICKOFF、
もうひとつ重ねると冠スポンサーが付いているので、
「メルセデス・ベンツ・スーパードーム」が正式名称)
http://www.nfl.com/superbowl/47 (NFL公式サイト)

いつものように日本では月曜の朝8:30にキックオフ。
数年前は「スーパーボウル・パーティ」と称した、
都内で行われるパブリック・ビューの取材などに出向いてましたけどね、
そのイベントもなくなってしまったので、
自宅で起き出し、コーヒーを淹れ、ピザなどを用意して、Ready for KICKOFF。

現役引退を表明しているボルティモアの魂LBレイ・ルイスが有終の美を飾るのか、
新生QBコリン・キャパニックがシンデレラ・ストーリーを完結させるのか。
ボルティモア(BAL)HCの兄ジョン、サンフランシスコ(SF)HCの弟ジムのハーボー兄弟、
「BRO・BOWL」と呼ばれる初の兄弟ヘッドコーチ(HC)の対決。
そんなところに注目は集まっている。



アリシア・キーズのナショナル・アンセムで今年一番のお祭りのはじまりはじまり。
http://www.nfl.com/videos/nfl-super-bowl/0ap2000000136099/Alicia-Keys-wows-singing-national-anthem

前半はBALQBジョー・フラッコがロングパスを決め、3つのTDパスであっさりリードを広げる。
対するSFは攻めあぐね、パスにしろ、ランにしろ、攻撃のキーを見出せず、前半を終わった。

スコアは21対6、BALのディフェンス力が圧倒していたわけではないが、
SFの得点力に疑問符が浮かんでいることを考えると、2シリーズの得点差はかなり重たい。
やはりスーパーボウル、凡戦で終わるのか、とガッカリ感を強く感じつつ、ハーフタイム。

ハーフタイム・ショウはビヨンセ、見どころは「ディスティニー・チャイルド」の復活劇なのだろうが、
さながらロンドン・オリンピックの「スパイス・ガールズ」再結成の二番煎じに思われ、
画面の前で脱力感がかなり割り増しに。


ハーフタイム・ショウ 公式サイト
http://www.nfl.com/videos/nfl-super-bowl/0ap2000000135280/Beyonce-Pepsi-halftime-performance

後半のキックオフを選択していたBAL、そのキックオフ・リターンでビッグ・プレイが飛び出す。
スーパーボウル・レコードの108yキックオフ・リターン、わすか11秒でスコアは28対6と広がった。

サンフランシスコのSPチームがコレをやらなきゃ、と思っていたので、
22点差という数字に思わず「あ~あ」という声が出た。

ところがここで停電、世界中が見ている世界最大規模のスポーツ・イベントで停電って。。。

34分の停電は、まさに二度目のハーフタイム。
一気に波に乗るはずだったBALは水をかけられた形、
かたやSFはここで冷静になる時間を作ることができたはず。



SFには天恵だったらしく、その後、2TDを奪い返し、28対20と追い上げる。
さらにファンブルでボールを奪い、FGで3点を重ね、28対23。
1シリーズの差はフットボールではないに等しい。
しかしBALも堅実にFGを返し、31対23と突き放す。

この「8点差」というのが微妙で、タッチダウンで6点を得ると、
「ポイント・アフター・タッチダウン(PAT)」のエクストラ・ポイントが与えられ、
キックなら1点、再びタッチダウンを奪えば2点が入る。
キックは9割9分決まるが、2度目のタッチダウンは5分5分というシロモノ。
なので、この「8点差」は近いようで遠い微妙な点差だ。

BALのFGの後のシリーズでSFがTDを奪った。
当然、PATでタッチダウンを取りに行くが失敗、同点のチャンスを逸し、31対29。
その後のシリーズでBALはFGに留まり、34対29。


http://www.nfl.com/videos/auto/0ap2000000134723/Cookie-or-Cream SUPERBOWL 公式TVCM集

そして試合時間残り4:19。
SFの攻撃は目覚めたようにヤードを重ね、2ミニッツ・ウォーニング。
(試合終了間際を効果的にするため、NFLでは前後半の残り2分に自動で時計が止まる)

ボールはBALのゴール・ライン5yで3rdダウン。
2回攻撃できるSFは逆転劇の幕が目の前にタレ下がっている、といってもいい。

SFがタッチダウンを奪うと36対34、そうなると残り時間がカギだな、と思っていた。
2ポイント・コンバージョンを成功させても37対34、
いずれにしろ時間が残れば、BALはFGで逆転、少なくても同点でオーバータイムだ。

SFはタッチダウンを奪うにも時間を使い切りたいところ。
その上でさっきミスした2ポイント・コンバージョンにまた挑まなくてはならない。

反面、BALには昨年のチャンピオンシップでの悪夢がよぎる。
イージーともいえる32yの同点FGをミスしてスーパーボウルを逃した悪夢。
FGレンジまでボールを運んだとしても、キックは揺るぎやすいものだ。

ここまでは画面を見ている上での考え過ぎでしかないのですけどね。




フィールドでは考え過ぎの考えにはまったく至らず、
SFは3rdダウン、4thダウン・ギャンブルであっさりとパス失敗。
シンデレラQBは輝くこともなく、試合を終えてしまった。

同点狙いの2ポイントを奪っていれば、きっとモメンタムが大きく動いていただろう。
あるいは最後のシリーズ、タッチダウンを奪うことはできなかったか。
彼は「ネクスト・モンタナ」にはなりきれず、スーパーボウルを終えた。

かたやMVPに輝いたQBジョー・フラッコ。
7人のレシーバーに投げ分け、287、3TD、インターセプトなしが圧巻。
「次世代QB」の中で頭ひとつ抜き出た形となった。

レイ・ルイスはみごとなキャリア・エンディング、
2000年の第35回SUPERBOWL以来のチャンピオン・リングを手にし、フィールドを去る。

レイヴンズがチャンピオンになった翌年、
ボルティアモアとフィラデルフィアのトレーニング・キャンプ取材に出向いたことを思い出した。
当時、スーパーボウルMVPに輝いたルイスは近寄りがたく、
現地の番記者でさえも彼を遠巻きにして、腫れ物を扱うような暗黙のルールがあった。

ちなみにその時、練習フィールドに当時のオーナー・アート・モデルが現れたのだが、
危うく彼に飛び蹴りしそうになったことを思い出した。

そう、愛しきクリーブランド・ブラウンズを無許可でボルティモアに移転、
アメリカでは社会問題に発展したほどの事件を巻き起こした張本人だったから。
あの事件以来、ブラウンズに輝きはない。

そのアート・モデルは今シーズン開幕翌日の9月6日、87歳でこの世を去った。
今シーズン、レイヴンズはジャージの胸に「Art」のワッペンを付け、戦い続けた。

あまり話題になっていないが、この勝利は彼への一番の追悼となるだろう。



このポスト・シーズン、まさに「後半こそ、フットボール」という試合をいくつも見せてもらった。
やはりNFLはおもしろい。
そしてSUPERBOWLの翌日から、フットボール・クレイジーは長い冬眠に入る。

9月のKICK OFFを待って。



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Conference Championships 2013 [Sports]

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顧みて1月20日に行われたConference Championships。

勝ったチームがSUPERBOWLへ駒を進めるCONFERENCE CHAMPIONSHIPS、
フットボール通の間では「一年間でもっともおもしろいフットボールが見られる」といわれている。
「スーパーボウルは凡戦が多い」といわれていて、
トーナメントを勝ち上がってきたチーム同士のこの一戦こそ、
NFL史上に残るベストのゲームが多いのだ。

近年、サラリー・キャップとフリー・エージェントの効用で、
スーパーボウルも質の高い、僅差の試合が増えてきているが、
カンファレンス・チャンピオンシップのおもしろさは別格といってもいい。

対戦前、これだけ話題豊富なチャンピオンシップもめずらしい。
80年代の「王朝」49ers、2000年代の「王朝」ペイトリッツの復興となるのか。
レイヴンズQBフラッコ、ファルコンズQBライアンがひと皮向け、スーパーQBへと覚醒できるか、
あるいは彗星のごとく現れた49ersQBキャパニックがそれをさらうのか。
ラストシーズンと宣言したレイヴンズLBレイ・ルイス、
引退の可能性を示唆しているファルコンズTEゴンザレスに「もう一試合」がもたらされるのか。
ファルコンズHCジョン・ハーボウ、49ersHCジム・ハーボウのスーパーボウル兄弟対決はなるのか。
どこを切っても話題には事欠かない。



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まず、東海岸時間15:00、NFC CONFERENCE CHAMPIONSHIPSがKICKOFF。

サンフランシスコ・49ers(#2)@アトランタ・フェルコンズ(#1)。

開始の3シリーズで得点を重ね、17-0と一方的なリードを奪い、
前半を24対14で折り返した地元アトランタの攻撃が磐石に思えた。

しかし「後半こそがフットボールである」という格言のとおり、
ハーフタイムのスカウティングでみごとに調整してきたサンフランシスコがジワジワと攻撃を重ねる。

先週、181yとQBとして新記録のランを重ねたQBキャパニックの足は封印。
その足を囮として使うことで、
アトランタ守備陣は彼の足に怯えたまま、失点を重ねた。
反面、アトランタのラン攻撃はサンフランシスコ守備に徹底的に封じ込められ、
パスを余儀なくされたQBマット・ライアンは、
24対21と追い上げられた大事な局面、インターセプトでボールを奪われた。

28対24と逆転を許した後も8:23と時間は残っていたが、
ヤードを稼げる攻撃テーマがなく、
SF10y、タッチダウン目前まで進むも単調なパスを重ね、自壊した。

先週のシアトル戦、残り31秒から逆転のFGを奪った彼とは別人だった。
フットボールの妙で、ここではFGの3点では足りず、
タッチダウンを奪うエンドゾーンへのボールを投げ込む力量はなく、
後半、無得点で終わった。

「プレイオフで勝てないQB」のレッテルは先週で別れを告げたのかと思ったのだが、
彼はふたたびそのレッテル下に置かれることになった。

殿堂入り確実のTEトニー・ゴンザレス、
勝てないカンザスシティ・チーフスから勝てるアトランタにやって来て、
先週のプレイオフ初勝利に涙したが、スーパーボウルは遠かった。

28対24、サンフランシスコ・49ersが6度目のスーパーボウルを勝ち取った。


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余韻も残るまま、東海岸時間18:30、AFC CONFERENCE CHAMPIONSHIPSがKICKOFF。

中継前、「ジム、おめでとう」と兄のボルティモアHCジョン・ハーボウがコメント。
彼も勝利すれば、スーパーボウル初の兄弟HC対決が実現する。

ボルティモア・レイヴンズ(#4)@ニューイングランド・ペイトリオッツ(#2)。

奇しくも昨年のチャンピオンシップと同じ顔合わせとなった。
ちなみに昨年の試合、
ボルティモアが同点オーバータイムを狙った32y(!)のFGを外し、涙を呑んでいる。

10月に上腕筋断裂のケガから復帰したLBレイ・ルイスを中心としたボルティモア。
プレイオフに間に合った彼は今シーズン限りで引退を口にしており、
チームメイトは「レイともう一試合」が合言葉のようになっている。
もちろん昨年の苦い敗戦をチームが忘れたわけでもない。

対峙するニューイングランドは11シーズンで5度のスーパーボウル出場(3度優勝)、
ボルティモアがスーパーボウルに勝利した翌シーズンから「王朝」時代は続いている。


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前半は多彩なオフェンス力のニューイングランドが13対7とリードして折り返す。
ニューイングランドの「攻撃」とボルティモアの「守備」という構図の予想通りの展開だ。
しかしここでも「後半こそがフットボールである」という言葉に倣うように、
ハーフタイムののちは別のゲームが展開した。

QBトム・ブレイディに対し、ボルティモア守備はラインが手を伸ばし、たびたびパスをブロック。
「パスに対しては手を伸ばす」というきわめて基本に忠実なプレイが、
ブレイディを苦しめ続け、インターセプトをもたらした。

対するボルティモアの攻撃はオフェンス・ラインが堅牢、
万全のパス・プロテクショでQBジョー・フラッコにターゲットを探す時間を十分にもたらした。
後半3本のTDを重ね、28対13。
7人のターゲットに投げ分け、4人のランで蹴散らし、
多彩なニューイングランド攻撃のお株を奪う活躍を見せた。

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ブレイディは2シリーズの点差、さらに攻撃にキー・プレイも見出せないまま、
エンド・ゾーンでボールを奪われ、ジ・エンド。
結局、後半はみごとに完封され、「王朝」のシーズンは終わった。

28対13、ボルティモア・レイヴンズが2度目のスーパーボウルを勝ち取り、
兄弟対決の「BRO BOWL」が実現した。

奇しくも勝利チームは共に後半を完封、「後半こそがフットボールである」を地で行った形だ。
奇しくも昨年、CONFERENCE CHAMPIONSHIPSで苦杯を舐めた両チームが勝利し、
奇しくもSUPERBOWL無敗のチーム同士で対峙することになった。

http://www.nfl.com/superbowl/47
SUPERBOWL XLVIIは2月3日現地時間日曜日、ニューオリンズ・スーパードームで行われる。

Are You ready for SuperBowl ??


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Divisional Playoff 2013 [Sports]



遡って1月12・13日に行われたDivisional Playoff。

トーナメントの初戦を免除された成績上位チームが登場、
同じ地区優勝でもまさに「優勝候補」が凌ぎを削るので、
ポストシーズンはますます熱くなってくる。

注目はやはりQB。
スーパーボウル勝利経験のある「SS級」、
NEトム・ブレイディ、
DENペイトン・マニング、
GBアーロン・ロジャースが磐石の実力を見せつけるのか。

はたまた「次世代スター」といわれつつも頂点を極めていない、
BALジョー・フラッコ、
ATLマット・ライアン
HOUマット・ショーブが真のスーパースターになれるのか。

あるいは彗星のごとく現れたニューフェイス、
SEAラッセル・ウィルソン、
SFコリン・キャパニックが真の救世主となるのか。

しかし4試合とも試合終了まで目が離せない試合ばかり。
手に汗握るとはこのことか。


まずはAFC。

ボルティモア・レイヴンズ(#4)@デンバー・ブロンコス(#1)。

ケガで一年間の休養を強いられると、
チームはドラフト1位でQBアンドリュー・ラックを指名。
世代交代の波に追われた形となったペイトン・マニングを、
デンバー・ブロンコスが諸手を挙げて迎え入れた。

結果、この大英断がチームを生まれ変わらせた。
リーグ屈指のスーパースターは若いチームを牽引し、
プレイオフどころか、カンファレンス1位の成績13勝3敗で、
ホームフィールド・アドバンテージをも手にした。



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取材に出向いた10月末=第8週の時点では4勝3敗と、
プレイオフも微妙だったんですけどね。
その後、負け知らずで駆け抜けるとは、ビックリでゴザイマス。

対するボルティモア・レイヴンズは前述しましたが、
チームリーダーの「レイ・ルイスと一試合でも多く」が合言葉。

試合は終始、取っては取られての鍔迫り合い。
タッチダウンを重ねあい、残り時間1:09で35対28でデンバーのリード。
しかしこの1分でフラッコがまさかの70yタッチダウンパスを通し、
ふたたび肩を並べ、オーバータイム(OT)へ。

OTでも膠着状態が続いたが、
最後はマニングがミスを犯し、インターセプト、これでジ・エンド。
ゲームはダブル・オーバー・タイムに至り、
アウェイのボルティモアが勝利、チームメイトのレイとの試合はまだ続く。



ヒューストン・テキサンズ(#3)@ニューイングランド・ペイトリオッツ(#2)。

若いヒューストンがプレイオフ常連のニューイングランドに圧倒されたまま、
試合を終えた感が強い。
QBショーブは343yとQBブレイディの344yに引けを取らない数字を刻んだが、
3rdダウン・コンバージョンが26%では勝負にならない。
各クォーターでTDを奪ったニューイングランドの圧勝で、
この週末、唯一のワンサイド・ゲームとなった。

気がかりはケガから復帰したWRグロンコウスキがふたたびケガしたこと。
翌週以降のニューイングランドの攻撃に支障をきたさないとよいのだが。


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続いてNFC。

シアトル・シーホークス(#5)@アトランタ・フェルコンズ(#1)。

過去4年勝ち越し、3度のプレイオフをものにしている好調アトランタ。
しかしその3度のプレイオフはすべて初戦敗退、
若いチームのもろさが結果となって現れてしまった形だ。

しかもその初戦で対戦したチーム、アリゾナ、グリーンベイ、NYジャイアンツ、
これらがすべてスーパーボウル出場を果たす、という奇妙なデータを残している。

今年の流行、といってもいいモビリティのあるルーキーQB。
守備のプレッシャーがキビシイNFLでは1年目のQBの成功例は少ないのだが、
「RB並みに走れる」ということが彼らの活躍を支えた。
昨シーズンは「ワイルド・キャット」、
今シーズンは「リード・オプション」がNFLの攻撃の兆候だ。

シアトルでもQBウィルソンの出現がチームを生まれ変わらせる原動力となった。
それをリーグ最小失点の守備がバックアップする。

前半20対0と一方的な展開に見えたが、
後半、シアトルがみごとなキャッチアップ。
試合終了31秒前、RBリンチのTDランで28対27と試合をひっくり返した。

しかしタイムアウトが残っている状態でのこの残り時間は「短い」とはいい難い。

逆転で堅牢なシアトル守備陣も気が緩んだのか、
34、22、19yとロングのパスを次々許した。
ここでは冷静にパスを重ねたQBライアンを褒めるべきか。
残り8秒、カンタンではないがアトランタが49yのFGを決め、30対28と再逆転。

この時点でヘッドセットをかなぐり捨ててしまったHCピート・キャロルは、
指揮官としては失格だろう。
シアトルはタイムアウトも残っており、2プレイ、少なくとも1プレイ残っていた。
アトランタがあきらめなかったように望みは捨てるべきではない。


グリーンベイ・パッカーズ(#3)@サンフランシスコ・49ers(#2)

ともにレギュラー・シーズン11勝を上げた好調チームの対決。
2005年ドラフト、1位ながら24番目で指名されたのがグリーンベイQBロジャース。
彼はすでにスーパーボウルを制覇し、毎シーズン優勝候補の成績を重ねている。
その年、いの1番の指名権を持っていたサンフランシスコは、
1巡目1位でQBアレックス・スミスを指名している。
第10週、そのスミスはケガでアウト、代役として2年目QBのキャパニックが起用され、
彼の活躍がチームをプレイオフまで牽引、
皮肉にも1巡目1位のスミスの居場所を奪った形となった。

試合は「超」オフェンシブ・ゲーム。
開始早々、インターセプトを喫したキャパニックだったがそれを払拭する、
181y(!)というランを刻み、グリーンベイ守備を翻弄。
毎クォーター、TDを重ねた。
攻撃力のあるグリーンベイも前半こそ食い下がったが、最後は息切れ。
5試合184回インターセプトのなかったロジャースがミスを犯し、これでジ・エンド。

div.jpg

「シンデレラ」キャパニックのSF、
「超一流」へ脱皮となるかライアンのATL、
「レイ・ルイス・ラストシーズン」のBAL、
「王朝再建」のNE。

おもしろい4チームが残った。



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Wildcard Playoff 2013 [Sports]

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振り返って1月5・6日に行われたWildcard Playoff Games。

まずはAFC。
プレイオフ最後のシート、6番目の位置に転がり込んだのは、
AFCノース2位のシンシナティ・ベンガルズ。
チームは再建途上で誰もプレイオフなんか予想しなかったチームが、
勝率でワイルドカード2番目、全体6位の席に潜り込んだ。

対するはシード順3位、AFCサウス地区優勝のヒューストン・テキサンズ。
今シーズンの下馬評も高く、プレイオフを早々に決めてしまい、
1,2位のシードは確定、と思われていたが、あろうことかみごとに失速。
トドメは「病気から復帰したヘッドコーチに勝利のプレゼントを」と燃えるコルツに、
最終戦で敗れ、シード順位3位に陥落してしまった。



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NFLのプレイオフはただ出場するだけでなく、
常に「ホームで」、常に「下位のチームと」対戦できることが重要なのだ。
自らのホーム・フィールドでファンの後押しが有利に働くことはモチロンだが、
広大なアメリカで遠征移動がなければ、疲労の蓄積も少ない。
ホームでやる、ということは自宅から通えるのですね。

「初のスーパーへ」と意気込むNFLでもっとも新しい新進気鋭のチームと、
かろうじてプレイオフに駆け込んだチームでは勢いの差は歴然。
スコアは僅差だが、試合は終始ヒューストンが主導権を握っていた。

しかしこれからアウェイ・ゲームが続くヒューストンのRoad to SUPERBOWLはキビシイ。



もうひとつのワイルドカード、シード順位5位を得たのは、
AFCサウス2位のインディアナポリス・コルツ。
白血病治療のため、シーズン途中でチームを離れたヘッドコーチ・チャック・パガーノが
前述のテキサンズ戦から復帰した。
シーズン中も「Chuck Strong」というフレーズの元、チームは結束、
ドラフト1位(1巡目1位です)指名のQBラック中心の若いチームは、
シーズンが深くなるにつれ、成長を遂げた。

投薬で毛髪を失ったパガーノを力づけるため、
チームのホトンドが髪を剃り、ゲームに挑んだり、
ヘッドコーチのオフィスの電灯は決して消すな、なんてシーンも見られた。

対するはAFCノース地区優勝のボルティモア・レイヴンズ。
相変わらずスーパーボウルを制した強力ディフェンスがウリのチーム、
そのディフェンスの魂、いやチームの顔ともいえる存在、
LBレイ・ルイスが今シーズン限りでの引退を表明。

チームメイトは「レイと一試合でも多く」を合言葉に、一戦必勝のプレイオフに挑む。



☆NFLライセンスプレート1(新品!

コルツにしろ、レイヴンズにしろ、ナニワ節的なオハナシだが、
スポーツも頂点を極めると最後にはこういう部分が勝利を呼び寄せたりする。
特にNFLともなると「超」がつくアスリートの集団、
突き詰めていくとこういう精神的アドバンテージが必要になっていくのだ。

こちらもホーム、レイヴンズが圧倒、地区優勝とワイルドカードの実力差が明確に現れた。
メンタル面にアドバンテージを持つレイヴンズがプレイオフを荒らしそうだ。

NFCのワイルドカード最後のシートに滑り込んだのは、
秋に取材したミネソタ・バイキングス。
10勝を上げ、NFCノース2位、
2年連続地区優勝の後、2年連続地区最下位の低迷からみごとに返り咲いた。

対するはNFCノース地区優勝グリーンベイ・パッカーズ。
2年前のスーパーボウル・チャンピオンは2年連続地区優勝、
4年連続2桁勝利で、優勝候補の一角。


シード順位から同地区のライバルが対峙することになったが、
バイキングスは最終戦でQBポンダーが負傷、先発をルーキーが努めることに。
2000yを走ったRBピーターソンの爆発に期待をかけたが、
ただでさえ荷が重いプレイオフにルーキーQBでは希望の明りも灯らない。
今年は話題になるルーキー「シンデレラ」QBが多かったが、
プレイオフで都合よく「シンデレラ」が現れてくれるはずもなく、
パッカーズがホームで圧勝。

パッカーズと同じ11勝を上げながらもワイルドカードに回ったのが、
NFCウェスト2位のシアトル・シーホークス。
ルーキーQBラッセル・ウィルソンと安定した守備力で、
まったく新しいチームに生まれ変わった。
ついでにアクセントに蛍光グリーンを入れたニュー・ジャージーがクールだ。



NFL ネックストラップ Seattle Seahawks Team Logo

対するは最終戦でNFCイースト地区優勝を決めたワシントン・レッドスキンズ。
地区優勝は99年以来、その強豪ひしめく地区で躍進を遂げたのは、
これまたルーキーQBの「RGⅢ」(ロバート・グリフィン3世)。
アメリカでは珍しい「3世」なんて響きも手伝って、今年一番話題をさらったプレイヤー。

奇しくも「ルーキーQB対決」となったが、
2桁勝利を上げたチームとギリギリ地区優勝に滑り込んだチームとでは総合力が歴然。
終盤にはRGⅢが傷めていた左膝を再び負傷、ホーム・フィールドで立ち上がれず、
チームもそのまま沈んだ。

Wildcard Playoffは一応、順当な結果。
4位のレッドスキンズが5位のシーホークスに負けはしたが、
こちらはアップセットというより、勝利数で力量は歴然ですな。


tournament wild.jpg
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新進気鋭、虎視眈々のテキサンズ、
レイ・ルイスとの別れを惜しむレイヴンズ、
本命の一角パッカーズ、
アウェイで勝ち勢いづくシーホークス、といった感じ。

個人的にはシーホークスが気になるかな。



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Sweeeeep!!! [Sports]



6日、ソウルから戻ってから、バタバタと過ごしておりまして、
ブログがすっかり滞っております。

え?なに?いつものこと?

ムムム。

ご指摘のとおりで「パラオ編」はいつ終わるのでしょうか、いったい。

朝からオンタイムのMLBのプレイオフ中継に浸り、
合間にNFLのレギュラー・シーズン、
そして実生活では夜ごとのナイター・テニスと、
「スポーツの秋」全開で過ごしております。

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久しぶりにポスト・シーズンに進んだオリオールズ、
移転してから初のプレイオフのナショナルズを応援していたのですね。

ともに2勝2敗で迎えたディヴィジョナル・シリーズ(ALDS/NLDS)第5戦、
ボルティモアはヤンキース・C.C.サバシアの前に沈黙。
一番負けてほしくない相手に敗れ去りました、嗚呼。


その後の生中継のNLDS、ワシントンは3回で早くも6対0、
こいつは決まったな、とのんきに観戦していたら、
コツコツ1点ずつ返され、7対5で9回を迎えたわけですね。
なんと!そこから!4点取られて負ける!という、まさかの展開。
う~ん、さすが昨年の王者セントルイスですわ。

こうして、奇しくもボルティモア、ワシントンDCの隣町チームは砕け去ったのでした。

休養日もなく、翌日から続く、リーグ・チャンピオンシップ。
ALCSはトリプル・クラウン擁するデトロイトがやってくれました!
ヤンキースを4タテ、みごとなSweeeep!で退けましたなあ、
ああ、気持ちいい、やっぱりYankeesSuck!です。

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ナショナル・リーグ(NLCS)は、
2011年のチャンピオン・セントルイスと2010年のチャンピオン・サンフランシスコの顔合わせ。
こちらはまだまだもつれそうです。

くだらないけどサンフランシスコが勝つと、
ワールド・シリーズはジャイアンツvsタイガースとなりますな。

y.jpg

一方、NFLはUPSETの連続。
シーズンはまだ半分に至ってませんが、
先行き見えない「超」混戦のレギュラー・シーズンが楽しい楽しい。

と書いているわたくしは、アメリカ現地取材を画策中。

そちらの現地レポートも記していきますね!!



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Enjoy Your Ballgame!! [Sports]

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スポーツの秋、全開です。

3連休のアタマに帰国し、テニス、テニス、テニス。
ワタシ、カラダイタイのヒトです。

それよりも熱が入るのはMLBポストシーズン。

我がボストンは迷走の末、呆気なくシーズンを終えました。
チームに合わないマネジャー据えたのが敗因、
シーズン・エンドとともにボビーの首はすっ飛びました。

ひいきのチームを差し置いても短期決戦のプレイオフはオモシロイ。
アメリカン・リーグはシーズン最終戦までにもつれ、
最後の試合で地区優勝とポスト・シーズンに進むチームが決まるという結末。

オークランドはシーズン終盤の勢いもそのまま、
チャンピオン・チーム=テキサスを一蹴し、
地区優勝をかっさらうというすばらしいシナリオ。

一方、春先だけで萎えるボルティモア、
今シーズンはなんとか生き残ったものの、最終戦ではやはりコケ、
ワイルドカードに回るあたりが、らしいといえばらしい。

ワイルド・カード・プレイオフに進んだ両チーム、
なんとオリオールズがレンジャーズを退けた、こいつはなかなか気持ちよい。



どのスポーツでも常勝チームよりも
久しぶりにポスト・シーズンに進んだチームに注目する性質なので、
これはうれしい勝利。
ソウルでもネットの生中継にかじりついているというバカぶりでした。

MLBは今シーズンからPLAYOFFに新システムを導入。

長きに渡り、3地区の優勝チーム+それ以外で勝率1位の4チーム(ワイルドカード)で、
トーナメント方式のプレイオフを行ってましたが、そのワイルドカード部分を拡張。
勝率1位と2位のチームでワンゲーム・プレイオフを行い、
勝ったほうがトーナメントに進める、という新システムです。

完全にNFLのプレイオフ・システムを踏襲してますね。

シーズンを勝ち上がったチーム同士が対戦するプレイオフ、
当然、チケットは売れ、チーム・バリューは上がり、
注目度は高まり、グッズは売り切れ、収益度は上昇しますからね。

プレイオフはリーグやチームにとっては分け前が増えるおいしいパイ、
ファンにとっては質のいい試合を見られるデザートの時間でもあるわけです。

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NFLは古くから「Wild Card」システムを採用。

2カンファレンス、3地区の各地区優勝チームに加え、
ワイルド・カードの1チームを増やすことで、試合数が増え、
増益につながるわけです。

10年ほど前にはさらにチームを増設し、リーグを拡張、そして再編。
2カンフェレンス、4地区体制となり、
この地区優勝4つに2つのワイルドカードを加えた6つのプレイ・オフ・スポットに。
プレイオフの試合数も5試合x2と増えたわけです。
(地区優勝3位とワイルド・カード2位、
地区優勝4位とワイルド・カード1位fが対戦するWild Card Playoff 2試合、
 その勝者と地区優勝1位、2位のDivisional Playoff 2試合、
 最後にCanfarence ChanpionshipでSuperbowl 出場チームが決まる)

シーズン中、早々に地区優勝が決まってしまっても、
「ワイルド・カード」という枠があるので、終盤もダレないのですなあ。

おらがチームが好成績を残してくれれば、
「まだポスト・シーズンがあるべさ」となるわけでシーズン終盤でも客が入るわけです。

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今年のNPBなんか典型的な「ダメ例」ですね。
某チームが独走して、シーズンの興味は半減、
客入りが悪い状況で、さらにお客さんは入らなくなる。
オールスター後ぐらいから、
どのチームも「3位以内」を目指す、というつまらないシーズンが展開するわけです。

数年前からいい続けてますが、なんで、この国の野球はチーム増やさないんだ?

両リーグに2チームずつ増やし、東西でも南北にでも分割すれば、
2リーグ・2地区、各4チームずつの均等なリーグが出来上がるのに。

その上で、セ・リーグ北地区1位と南地区2位、
南地区1位と北地区2位でポスト・シーズンを行えば、大いに盛り上がるはず。
現在のインチキくさいプレイオフをやっている限り、NPBに未来はないですよ。

優勝チームに「アドバンテージの1勝」ってなんだよ?
対戦してないのに有利・不利があっては、
機会均等であるべき、スポーツ本来の姿じゃないだろ?
おかしいことに気づいているのに、誰も声を上げないリーグとメディアの不甲斐なさよ。

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現状のリーグ、チーム数でプレイオフを行うなら、
1位と2位の5試合対戦、1位(リーグ優勝)チームに5試合とも「地元開催権」を与える、
ぐらいの設定が無難なところ。
3位まで、という広げ方はシーズン成績が反映されなすぎる。
3位狙いでシーズン後半は戦力温存、なんてことがでるでしょ。

システム的に不具合があるNPBは忘れて、MLBにどっぷりハマましょ!

では、みなさんで 「Yankees Suck !!!!!!!!!!!!!!!!!」





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SUPERBOWL XVLI [Sports]



第46回スーパーボウルはデトロイトに続き、ミッドウェイ北部での開催。

これまでタブーだった北での開催も開閉式ドームの普及により、
インディアナポリスすら開催地に成りえることを示している。

ドーム球場に用いられる人工芝は「選手の故障」という深刻な問題を、
アメリカ・プロ・スポーツ界に強いてきたのですが、
「開閉式ドーム」の登場により、
ドームでありながら天然芝を育成することも可能にしたわけです。

Touchdown PRO (タッチダウン プロ) 2012年 02月号 [雑誌]

近年のドームは左右の壁を開き、芝のための通風を可能としている。
取材で訪れた(たぶん日本人初?)カウボーイズ・スタジアムもこのスタイル。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-09-01

ここは昨年のスーパーボウル開催地。
ちなみにその先駆けは「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」の「XXX」
ただしアリゾナの場合、熱さから芝を守るための屋根、
という異なる理由が付帯するんですけどね。

また小さなゴム・チップを散りばめた「次世代」ともいえる人工芝は、
天然芝さながらのクッション性を生み出し、
もはや人工芝が故障の素因には成り難い、という評価も生み出している。
とはいえ、やっぱり「やけど」は酷いらしいです。

今回の会場であるインディアナポリスのルーカスオイル・スタジアムは、
その両方を兼ね備えたアメリカでも最新のスタジアムのひとつ。


Touchdown (タッチダウン) 2012年 03月号 [雑誌]

4年前のリマッチとなったNYvsボストンのライバル・シティ対決、
と繰り返し謳われていたが、
強力なパッシング・オフェンスを有し、脆弱なパッシング・ディフェンスに悩み、
スーパーボウルMVPのQBを抱える点で両チームは似たような陣容での対決となった。

コイントスに勝利し、後半のボールを選んだペイトリオッツ。
ジャイアンツのファースト・ドライブをXXXで凌ぐと、
注目のオフェンス・シリーズを迎えたが、
そのファースト・プレイはまさか! というものだった。

結果からいうと、このプレイが最後までゲームを支配していた気がする。

NFL Super Bowl Official プログラム



一方、スーパーボウルのお楽しみでもあるエンターテインメント。
マショナル・アンセムはケリー・クラークソン。
「アメリカン・アイドル」初代王者だけあって、圧巻の声量。
名前だけの歌手の赤面するような斉唱を喜ぶどこかの国とは大違い。

ストロンガー Breakaway オール・アイ・エヴァー・ウォンテッド マイ・ディセンバー アメリカン・スター [DVD]


ハーフタイム・ショウはマドンナ。

「奇抜」という部分で昨今はレディ・ガガに話題をさらわれている彼女だが、
ライブ・ステージングは圧巻。
あえてポップな曲を持ってこないで、終始シブめの曲調で通したところがクール。

しかしラストソングが「Like a Prayer」って物議を醸しそうな選曲には恐れ入った。
なにせ全世界100ヶ国以上に放送されてますからね、スーパーボウルは。

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さてゲーム内容。

序盤から6人のターゲットにパスを投げ分けるイーライ。
前半終了と後半開始時、
連続パス成功のスーパーボウル記録を塗り替える攻撃を見せたブレイディ。
スーパーボウルの勝利を経験している二人は、
共に脅威の集中力と視野の広さを見せる。

しかし試合を左右したのは彼らの能力の及ばない部分でした。

ポケットでゆっくりターゲットを探せるイーライ、
常にプレッシャーを受け続けたブレイディ、
バス・プロテクションの差が歴然。

プレッシャーがきつければ当然、ミスも生まれてくる。
たとえそれがリーグ最高のQBであろうとも。

そしてそれが試合結果に現れた。

21対17。

崩れるパス・プロテクションのなかで無為に打ちのめされていく、という絵面は、
4年前にパーフェクト・シーズンを打ち砕かれた時と、
同じような負け方だったのではないだろうか。

4年前はストレイハンが切り裂き、今回はピエール=ポールが立ちはだかったのだ。

パッツの「リベンジ」に話題は集中したが、
ジャイアンツが4度目の出場で4度目の栄冠を得た、という結果だけが残った。


NFL Record & Fact Book 2012 (Official National Football League Record and Fact Book)


スーパーボウルが終わった。
すなわちフットボール・ファンにとってはシーズン終了、ということでもある。

フットボール・クレイジーは9月の開幕まで眠りに着く。


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Conference Championship Games [Sports]


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すっかりブログから遠のいていたわたくしであります。

ソウルより寒い関東地方の寒さに震えていたわけではなく、
1月11日のブログにも記しましたが、
年末から年明けにかけて目論んだ、
「フレッツ光導入」と「地デジ化」でバタバタしておりました。


NFL Record & Fact Book 2012 (Official National Football League Record and Fact Book)


「光」入れたくせにPC前でブログ更新していなかったのですけど。

そのわけは1月はNFLのプレイオフ・シーズン、
というわけで連日、どっぷりフットボール漬けの日々だったわけです。
キャッシュバックで購入に踏み込んだデカイ液晶TVに張り付いておりました。

「一年でもっともおもしろい試合」と評される
AFC・NFCそれぞれの「Conference Championship Game」。
こいつはオンタイムで観ておりましたが、
どちらのゲームも最後の瞬間まで手に汗握る(古い形容だ)試合でしたねえ。

結果や試合の流れは書かずにおきましょう。
カンタンにツブヤキだけ。

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AFC Championship Gameは
BALTIMORE RAVENS @ NEW ENGLAND PATRIOTS。

万全の流れであっても勝利は思わぬところからこぼれ落ちるのか。
久しぶりに大声を出してしまったラスト・シーン。
http://www.nfl.com/gamecenter/2012012201/2011/POST20/giants@49ers#menu=highlights
(ダイジェスト)

NFC Championship Gameは
NEW YORK GIANTS @ SAN FRANCISCO 49ERS。

王朝復古を願うファンの思いはオーバータイムに冷たい雨と共に流れた。
若いチームのウリである「若さ」が「苦味」となってしまったゲーム。
http://www.nfl.com/gamecenter/2012012201/2011/POST20/giants@49ers#menu=highlights
(ダイジェスト)


あ~あ、ジム&ジョンの兄弟HC対決が見たかったよ。
そう願いながら観ていたのですが、
予想していたチームが共に負けるとは。

祈り通じず。

パッツもジャイアンツもキライではないのだが、
スーパーボール常連の出場はネタ的にも膨らまないんだよなあ。
しかも4年前と同じ対戦だし。

でも、まあ、ベリチック&ブレイディvsコフリン&イーライ、
「超」パッシング・オフェンスvs「堅牢」ディフェンス、
とわかりやすい構図ではあるのかな。

ちなみに前回はレギュラー・シーズン16試合全勝、
ポスト・シーズンも2つの勝利を重ね、
ドルフィンズ以来の「パーフェクト・シーズン」達成目前となったペイトリオッツを
スーパーボウルで挫いたのがジャイアンツでした。

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2月5日に行われる第46回スーパーボウル、
国歌斉唱はケリー・クラクソン、ハーフタイムショウはマドンナ。
これ観るだけでも価値あるなあ。

スーパーボウルまではガンバッってブログ更新していくのでお立ち寄りのほどを!


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Are You Ready For Some FOOTBALL? 2011 [Sports]

IMG_7851.jpg

911から10年、追悼式典が無事に終わった。

それを見届けるかのようにNFLの2011年シーズンが開幕。
そう、9月11日は日曜日、
夏が終われば、アメリカの日曜は「フットボール・サンデー」でございます。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-02-01 (Grand ZERO @NYC)

今年度は労使協定が契約切れとなり、その再交渉も決裂。
春先からロックアウトが続き、
労使共に「シーズン・アウト」も辞さない構えでいましたが、
裁判所の執り成しなどもあり、
ギリギリのラインで開幕に漕ぎつけました。

ただでさえ高給取りのプレイヤーが、
「もっと欲しい」といっているかのようで、
富豪であるオーナーは「払いたくない」とケチっているかのように、
ファンの眼には映る。

かつて同じように揉めたMLB(メジャー・リーグ・ベースボール)では、
金持ち同士のケンカにファンがウンザリして、スタジアムは閑古鳥。
そのファンをスタジアムに呼び戻したのは、
「トルネード」旋風を巻き起こした野茂英雄でありましたっけ。

Touchdown PRO (タッチダウン プロ) 2011年 10月号 [雑誌]
IMG_0798.jpg

今年はNFL(ナショナル・フットボール・リーグ)も
NBA(ナショナル・バスケットボール・アソシエイション)も労使協定の見直し年。
ルールの国であるアメリカがルールに陥れられるというのはなんとも皮肉ですね。

NFLはロックアウトの影響でFAマーケットやトレードは駆け込み需要、
バタバタと短期間で選手が入れ替わりましたねえ。
この辺り、GMのチーム経営手腕が思いっきり成績に反映されるので、
ある意味、見どころのシーズンかもしれません。

8日木曜にはここ数年の定型、
チャンピオン・チームがオープニング・アクト、開幕戦を務めました。
日曜の開幕に先んじて、少し早めにチャンピオン登場、というわけです。

その週のもっとも興味深いマッチアップを月曜夜に全米放送する
MNF(マンデー・ナイト・フットボール)の開幕版ですね。
このあたり、NFLはファンのくすぐり方がうまい。

昨年、10年ぶりぐらいでUS本土に取材行に出向きませんでした。

それもこれもリーマンだか、サブプライムだか、リブロースだかわかりませんが、
冷え込むアメリカ経済の影響。

財政赤字で隔週や各都市の観光局は予算削減やら閉鎖やらに追い込まれてます。

観光局なんか予算のムダ、と最初に思われるのでしょうね。
日本ブランチも次々撤退するような状態が続いてます。
USの経済不況でまさか自分のところに波しぶきがかかるとは思ってもいませんでした。

というわけで昨年は渡米ゼ~ロ。
2009年、ダラスの新スタジアム取材(日本人初!)からだいぶ時間がたったなあ。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-09-01 (掲載誌)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-10-31 (スタジアム・フォト)
【送料無料】Touchdown PRO (タッチダウン プロ) 2011年 10月号 [雑誌]

IMG_0751.jpg

あいかわらずアメリカ経済の風向きは芳しくないですが、
奮起して、現地取材を放り込みたいと思います。
といいつつ、日本の出版業も経費削減のダムが厚くなるばかりですけど。

円高の追い風は吹き込んでこないようですが、
フリーランスとしては自らを持ってガンバラナクテハ。

Are You Ready For Some Football?


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SUPERBOWL XLV [Sports]

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日本時間7日の朝8:30から試合が行われました。

今年のスーパーボウル開催場所は、
テキサス州アーリントンの「Dallas Cowboys Stadium」。

2009年に新設されたばかりのDallas Cowboysのホームです。

2009年7月、たぶん日本人で初めて取材いたしました。
たぶんです。
詳細は「Touchdown PROマガジン」2009年10月号をご参照。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-09-01

http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-10-31 スタジアム取材はこちら

肝心の試合。

データ的なことやチーム事情は他にまかせ、
気になったところを記します。

まずはスタンドとサイドライン。
テリブルタオルとチーズヘッドで、
まあ、黄色黄色黄色、なのですが、
これ、両チームともチームカラーは「ゴールド」なのですよねえ。
でもジャージ黄色いし、サイドラインのコーチも黄色いキャップかぶってる。
その点がチョットおもしろかった。

英語だと「黄色」ってあんまりいい意味を持たないから、
メイン・カラーにしているチームはないですね。

そうそう、この両チーム、
伝統的にチアを置かないチームでもあります。
NFLでは珍しい「硬派」でもありますね。
「鉄」と「缶詰」だから硬いのは当たり前か。

IMG_0764-d7e61.jpg

それはさておきゲーム。

試合内容としては両チームともミスが多かった。
そのミスの中で、Pittsburgh Steelers(PIT)は、
ターンノーバーを喫するという致命的な結果に繋がり、
Greenbay Packersは相手のミスをことごとく得点にした、というのが差になった気がします。

試合前から気になっていたのですが、
スタジアムの芝である「Matrix artificial turf」=人工芝。
この両チーム、いずれもアウト・フィールドの天然芝チームなので、
開閉式ドームで人工芝、という今回のスタジアム・コンディションが
どう影響するかな、と思っておりました。

案の定、人工芝でスリップするシーンが数多く見られ、
WR(ワイド・レシーバー)は数センチでキャッチ・ミス、
というシーンがとても多かった。

IMG_0606-3d640.jpg

これは単純にビッグ・ゲームでパスが手につかなかったり、
QBのボールが上ずった、というのではなく、
人工芝の走り出し、あるいは加速で、
レシーバーが踏み込めなかったことが影響したのもあるでしょう。

両チーム共にパス・ドロップが多すぎましたから。



注目&人気抜群のTroy Polamaluはもうひとつで、
ガッカリしたPITファンも多かったのでは。
とはいえ、彼はSS(ストロング・セイフティ)ですから、
当たりだすと止まりませんが、基本的にはアベレージの活躍だと思います。

あるいはGBの攻撃が無理に彼を避けずに勝負していったのが当たったかもしれません。
彼のカバーリングに2つTDパス通しましたからね。

カバーリング・エリア外からミサイルのようにすっ飛んでくる男ですからね、
あえて避けずに向かっていったのが正解だったかも。

ちなみに彼、ディフェンス選手にしてはものすごく物静かでシャイな男です。
PROBOWLの練習フィールドでの取材時に見つけて、
本誌とファン向けにコメントをもらったときのことを思い出しました。

一方のGBはClay MatthewsをSPYとして置き、
ロスリスバーガーを走らせなかったのは、
DC(ディフェンシブ・コーディネーター)の勝利。
守備のリズムを最後まで崩されずに保ちましたね。

唯一、足を痛めた直後にロングランを許しましたが、
あれはビッグ・ベンの「三味線」ワザだと思うので、
巧みな頭脳プレイということにしておきます。

IMG_0546.jpg

わたし的にはあまり期待していなかったHalf Time Showに感激しました。

Christina Aguileraの国歌斉唱に、
The Black Eyed Peasのハーフタイムということであまり期待してなかったのです。

案の定、国歌斉唱はアレンジしまくりで、感情移入できないし、歌詞まで間違える始末。
しかしハーフタイムはなかなかいい演出でした。

Slashのギターが聞こえてきたときは、ホント、おどろいた~。
Child o" Mine のイントロが彼のギターで聞けるなんて!!!
http://www.youtube.com/watch?v=YT5lA8mRsA4 YouTube

素行の悪いアクセル君と違って、
SBのハーフタイムに出るほどの評価を得ているんですね~。

重ねての特別ゲストはUsher。
ヒット・チャートでしか彼のことは知りませんでしたが、
こちらも圧巻のダンス・パフォーマンスでした。

試合前とか、ハーフタイムとか、やっぱりアメリカはこういう部分がウマイ。

IMG_0751-4f70a.jpg

しかしSam Shields、Charles Woodsonの両CB(コーナー・バック)、
エース・レシーバーのDonald Driverを試合中ケガで失いながら、
それを補ったGBはさすが。
こういうビッグ・ゲームでケガ人は致命的なマイナス要因なのですが、
それを感じさせないチーム力でした。

チャンピオンは第31回大会以来の勝利に輝いた Greenbay Packers。

次回、Superbowl XLVIはインディアナ州インディアナにあるLucas Oil Stadium。
ここ10年、AFCの出場チームはNE、IND、PITで9回。(37回のみ、OAK)
そろそろ違うチームに出てほしいのがファン心理です。

といってもこの3チーム、しばらくは強いだろうなあ。



さあて、スーパーボウルが終わると、
NFLファンは9月第一週のキックオフまで長い冬眠に入ります。

Are You Ready For Some Football @ Next Season ?


Dallas Cowboys Stadium


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Are You Ready For Some FOOTBALL? 2010 [Sports]

9月です。

8月は酷暑と共に怒涛のうちに過ぎ去ってしまいました。
毎年、8月は航空代金が高いため、出国は見合わせてます。
重ねて、9月に開幕するNFLの原稿に追われることもあり、
毎年、あきらめて、原稿と格闘している月。

今年も各チームのフロント陣と選手、
1チームあたり100名ほどのデータとコメント原稿を、
汗をダラダラ流しながら、刻んでました。

で、できたものが8月末に発売。

TouchDownPROマガジン 10月号


開幕に備えた「FACTBOOK」は全チームのデータがわかる一冊。
AFC EastとAFC Centralを担当してます。

昨年はダラスにできた
新しいスタジアムのカラー特集の取材記事も担当してました。
来年、スーパーボウルが行われる会場でもあります。
たぶん10万人超の観客が入ることでしょう。
ちなみに今年はNYにできた新しいスタジアムが紹介されてます。
他の方の取材ですけど。

IMG_0747.jpg

アメリカでは毎年、スタジアムが造られてますねえ。

昨年はダラス・カウボーイズの「カウボーイズ・スタジアム」、
今年春は今までバイキングス共用していたメトロドームの別れを告げ、
MLBミネソタ・ツインズが「ターゲット・フィールド」をオープン、
そしてこの秋、NY(正確にはNJ・メドウランズ)に、
ニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・ジェッツの新スタジアムが登場。

アメリカは景気悪いのか、ホントに、って感じです。

9月以外シーズンが重ならないMLBとNFLは、
古くからスタジアムを共用してきましたが、
近年は個別に専用スタジアムを持つところが増えてきています。

共用で残っているのはオークランドぐらいかな。

IMG_0746.jpg

最近は古い地区の再開発の中心にスタジアムを据え、
その周りをショッピングエリアなどに再興する、
という街づくりがアメリカの主流になってきてますねえ。
「MLBで一番美しい」といわれる、
オリオールズのカムデン・ヤードなどの成功が後押ししてます。

チームは弱いけど、ここの球場は本当に美しい。

ニューヨーク・ジャイアンツとニューヨーク・ジェッツの共用は、
両方共、NFLフランチャイズなのです。
NFL公式戦は16試合、その内、ホームの試合が8試合ですから、
交互に開催しているので、主催試合が重ならないようになっています。

場所は旧ジャイアンツ・スタジアムの隣、
ニューヨークのチームながら、
ハドソン川の対岸、すなわちニュージャージーにある、という状態。
「ニュージャージーのチームじゃねえか」なんてからかわれますが、
ファンは「球団事務所はマンハッタンだから」なんて言い訳してます。

半年間、眠り続けた「フットボール・クレイジー」が動き出します。


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Review of the SUPERBOWL XLIII [Sports]

毎年訪れるスーパーボウル終了=NFLのシーズン終了の虚脱感に襲われてました。

PROBOWL(NFLのオールスター戦)も終わり、
そろそろ虚脱感から抜けないと、ということでがんばって更新します!

まずはSUPERBOWL XLIIIを振り返ります。
http://www.nfl.com/superbowl/43



コイントスで勝ったアリゾナは、キックオフを選択。
後半のボール(レシーブ)を選択したのが意外。

ファースト・シリーズ、ピッツバーグは9プレイ、71yボールを進め、
ゴールライン1yまで迫るもタッチダウンを奪えず、FGの3点どまり。
アリゾナ守備陣がふんばった印象。

前にも記したがこのポスト・シーズン、先制点はまったく当てにならない。
ウェストコースト・オフェンスがあたりまえになり、
ファースト・シリーズで点を奪うシナリオに、相手チームがシッカリ対応する、
それが昨今のフットボール。
もはや先制点は折込済みで、さほどチームに動揺を与えないのか。

しかしその後のシリーズ、アリゾナはボールを進めるもパント。
反対にピッツバーグはジワジワとボールを進める。
11プレイを重ね、69y進み、最後はRBラッセルの1yランでタッチダウン。

これで10対0。
2シリーズの差が開き、下馬評どおりの展開に観戦しているスタンドにもやや失望感。
「スーパーボウルは凡戦が多い」という評判が見ている人々の頭をよぎったはず。
黄色い「テリブル・タオル」を振り回すティーラーズ・ファンだらけの状況でもため息が感じられた。

だが、アリゾナはその倦怠感を振り切った。
テンポよくファーストダウンを重ね、9プレイで83yもボールを進め、
最後はTEパトリックに1yTDパスを通した。

これで10対7。



その後、お互いにボールを進められない。
前半終了間際の2ミニッツ直前、リードしていたピッツバーグに先にミスが出る。
インターセプトでピッツバーグ34yというポゼッションを与えてしまう。

残り2分、タイムアウトは充分、レッドゾーン間近、FGレンジまで楽勝のポゼッションだ。
ターゲットに投げ分けるQBワーナーのパスが冴える。
ボールをゴール前5yまで進め、アリゾナ最後のタイムアウトを取る。
残り18秒。
最低でもFGの3点で同点、あるいはタッチダウンを奪い、
アリゾナの逆転で前半を折り返すのか、と誰もが想像した。
パスプレイならあと2プレイはできる時間。

次のプレイでワーナーが放ったパスをキャッチしたのはWRボールディンでなく、
ピッツバーグLBジェームズ・ハリソン。
エンドゾーン直前でキャッチするとそのままフィールドのすべてを走り切った。

100yのインターセプト・リターン・タッチダウン。
もちろんスーパーボウル・レコードだ。
17対7。
ア然、とする幕切れで、前半が終わった。

スーパーボウルの大きな話題でもあるハーフタイム・ショウは
「BOSS」=ブルース・スプリングスティーン&Eストリートバンド。
去年の「トムペティ&ハートブレイカーズ」に続き、日本じゃ、あんまりピンとこないのかな?
1月にニュー・アルバムでたばかりだけど・・・
恵比寿のライブヴュー会場はイマイチ盛り上がりに欠けてたなあ。



後半のキックオフ、しかし3rdクォーターは膠着状態。
圧巻はジワジワと進むピッツバーグをゴール前19y、FGに抑え込んだアリゾナ・ディフェンスだったが、
ペナルティで1stダウンを更新され、踏ん張りが台無しに。
しかしこれで腐らずに3&OUTに留め、FGの3点だけ。
これで20対7。
しかし効果的なプレッシャーをかけ続けるアリゾナ・ディフェンスに比べ、
ピッツバーグの攻撃はキー・プレイと効果的なランアタックの穴が見出せない。
リードしているとはいえ、ゲームをコントロールするプレイが見えていないのだ。

そして4thクォーター。

ピッツバーグを3&OUTで押し込めると、
ワーナー&フィッツジェラルドのパス・アタックが全開になった。
6,18,6yのパスが通り、最後もフィッツジェラルドに1yのTDパス。
20対14。
ノーハドル・オフェンスが効いたのか、あるいは守備側のマーク変更か、
それまでダブル・カバレッジのフィッツジェラルドが急にオープンになり出した。。

「2TDを与えない」といわれるリーグNo1のスティーラーズ守備から
2つめのタッチダウンを奪ったことで、急にゲームは動き出した。

ピッツバーグ3&OUT。
アリゾナもノーハドルを重ねるがランプレイが出ないため、パスも通らない。
このあたりは「スティール・カーテン」の堅牢さが伺える。



しかしその後のパントでスペシャル・チームが相手のゴール前1yにボールを止めるファインプレイ。
プレッシャーをかけられたピッツバーグ攻撃陣がエンドゾーン内でファウルを犯し、
セイフティの2点を与えてしまった。
20対16。

さらにピッツバーグのパントでボールはアリゾナ。
そしてフィッツジェラルドに64y(!)のパスが通り、TD。
このポスト・シーズン、数々観てきた彼の独走がまさか強力守備相手にも演じられるとは。
これで23対20。
バックス陣は時計が止まるのを警戒して、サイドを固めすぎたのだろうか。
ど真ん中に大穴が開き、アリゾナがこの試合初めてリードを奪った。

試合時間は残り2:37。
好調なアリゾナの守備と基点を見出せないピッツバーグの攻撃を振り返ると、
初出場カーディナルズの初優勝すら見えてきた。



しかし2ミニッツに2つのタイムアウト、時間はタップリあるといってもいい。

さらにロスリスバーガーは死んでいなかった。
ちょっと大げさな表現だとしたら、あきらめていなかった、と書き換えよう。
ここからのシリーズは「サスガ」としかいいようがない。

8プレイで7回のパス、そのうち5回をWRホームズに通した。
そう、その5回目のパスがあのタッチダウンである。
27対20。
64yを駆け抜けたフィッツジェラルドのタッチダウンが歴史的に繰り返し流されるシーンになるだろう、
と思っていたが、ホームズのミラクルがそれを上回ってしまった。

それ以上に高い能力を示したのがロスリスバーガーだ。
プレッシャーを交わしながら、ポンプ・フェイクを入れる冷静さ。
このポンプ・フェイクに守備陣がかなり惑わされているのは事実。
そしてホームズへの最後のパスは右のエンドゾーンのさらに奥。
これはレシーバーがキャッチできなくてもディフェンスにボールを奪われることがないパス。
コーナーのホームズには3人のディフェンスがついていた。
窮地、とはいえ、しっかり計算して投げている。

彼のコントロールの正確さとNFLのレシーバーの能力の高さが結晶した「パス成功」でもある。

試合時間残り35秒。
2回のタイムアウトを残すアリゾナに可能性は残されていたが、ゲームはこれで幕を下ろす。
スティーラーズはリーグ最多となる6度目のヴィンス・ロンバルディ・トロフィーをモノにした。



全体の印象としては、ガンバり続けたアリゾナ・ディフェンスに拍手。
さらには「スティール・カーテン」に耐え続けたアリゾナ・オフェンス・ラインにも。
フィッツジェラルドへのダブル・カバーやあまりブリッツなどいれず、
引き気味で堅実な展開をみせたピッツバーグ・ディフェンスは
HCマイク・トムリンのしたたかさの表れか。
若くしてスーパーを覇したロスリスバーガーの冷静さは際立った。

100%出し切ったアリゾナ、101%出せたピッツバーグ、という印象だろうか。

フリー・エージェントやサラリー・キャップが効果的に作用し、
もはやスーパーボウルに凡戦はないのかもしれない。



【テリブル・タオル】
ピッツバーグ・スティーラーズが黄金期を迎えた70年代からの応援方法。
地元ラジオ局の名物アナウンサーの呼びかけではじまったといわれている。
強力守備陣が「恐ろしい」「厳しい」を意味する「Terrible」と合致し、
またその後、大活躍したQBテリー・ブラッドショーの語感と似ていたことから一気に普及した)

【2ミニッツ・ウォーニング】
前半と後半の終了2分前、一旦、時計が止まる。
終了前には緊迫した展開が多いので、NFLが導入した措置。
モチロンTV中継とともに成長してきてリーグだけに、
緊迫した場面でCMを入れることができるという大きな利点もある。

【ノーハドル・オフェンス】
通常、攻撃の前に作戦を伝えるために円陣を組むが、それを組まない攻撃方法。
主に時間がないときに用いるが、相手を惑わす戦略として用いることもある。
円陣を組んでいる時間がないため、守備側は選手の入れ替えができず、
ノーハドルを繰り返されると消耗が激しいため。
ただし時間をコントロールするという部分で大きなマイナスとなる。

【セイフティ】
相手がボールを持った状態で相手ゴール内に押さえ込むと守備側に2点が与えられる。
またボールを持った側が、自分のゴール内で反則を犯した場合にも成立する。
守備側が2点を得点し、しかも攻撃側はその後フリーキックでさらにボールを相手に与えることになる。

【ヴィンス・ロンバルディ・トロフィー】
スーパーボウル・チャンピオンに与えられるトロフィーは純銀製でティファニーが製作している。
第1、2回のスーパーボウルを制したグリーンベイ・パッカーズのヘッドコーチ、
名将ヴィンス・ロンバルディの名を冠している。
なお、AFCチャンピオンはAFCの前身AFL(アメリカン・フットボール・リーグ。
NFLの対抗リーグだったが、吸収合併された)を創設したラマー・ハントの名を冠した
ラマー・ハント・トロフィー、
NFCチャンピオンには、NFLチャンピオン6回、通算324勝という記録を残した
シカゴ・ベアーズの初代HCジョージ・ハラスの名を刻んだジョージ・ハラス・トロフィーが贈られる。

蛇足だが、「AFCとNFCのチャンピオンが対決するボウルゲーム」として当時流行していた
ゴム製のスーパーボールから「スーパーボウル」という名称をつけたのもラマー・ハントである。


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AFC Conference Championships [Sports]



もうひとつのチャンピオンシップは、雪の舞い散るピッツバーグでキックオフ。

AFC Conference Championships
Baltimore Ravens vs Pittsburgh Steelers @ Heinz Field

No.2シードのピッツバーグ・スティーラーズ、
No.6シードながらNo.1シードのド本命タイタンズを退け、勝ち上がってきたボルティモア・レイヴンズ。
奇しくもAFCノースの同地区対決となった。

シードに差はあるものの、ピッツバーグ12勝、ボルティモア11勝と、
レギュラー・シーズンの勝ち星に大きな差はない。
しかしボルティモアが残した5敗のなかには、
同地区ゆえホーム&アウェイ対戦しているピッツバーグに喫した2敗が刻まれている。

ともにリーグ屈指の守備力を誇る両チーム、
堅牢な「スティール・カーテン」=ピッツバーグと
プレイオフで相手のボールを奪い続けてきたボルティモア守備陣の対峙が見もの。
ピッツバーグのRBパーカーに比べ、やや小ぶりなランナー・マゲイヒー、
レシーバーにタレントが少ない、
そしてスーパー制覇の経験もあるQBロスリスバーガーに比べ、
ルーキーQBのフラッコ・・・

対戦成績以外にもボルティモアに対して、ネガティブな情報が多くを占める。
しかし一発勝負、一戦必勝のプレイオフでは、なにが起こるかわからない。



開始直後のファースト・シリーズは34yのFGで、ピッツバーグが先制。
ボルティモアからすると「3点で食い止めた」のだが、
今年のプレイオフ、先制点が試合を左右するキーにはならない。

両チーム「スリー&アウト」(1stダウンを更新できずにすぐに交代すること)で
動きがなかったが、ボルティモアに先にミスが出る。
3ダウンで8yを残し、フラッコのパスはインターセプト。
ボルティモア35yというかなり危うい地点だったが、持ち前の守備踏ん張り、FGに留めた。

その後、ピッツバーグがファンブル・ロスト。
しかしボルティモアはこれを得点に結びつけることができない。
ノー・ハドル・オフェンスを取り入れてみたりと工夫はしているのだが、
やはりボルティモアの攻撃力に決め手がない。

第2Q開始早々、ボルティモアの守備に綻びが生じ、65yのTDパスを奪われる。
それでもガマンを続けたボルティモア、前半終了3分37秒前にスペシャル・チームが、
ファンブルを誘い、ボールを奪った。

これをTDに結びつけ、13-7。
前半終了間際にボルティモアは4thダウン・ギャンブルに挑むも
ポラマルがフラッコのQBスニークを上からのタックルで食い止めた。
このまま地元ピッツバーグがリードで前半終了。



攻撃力に欠けるボルティモアからすれば上出来の折り返し?
ノー・ハドル・オフェンスやゴール前で2人のエリジブル・プレイヤーを入れるなど、
攻撃にかなりの工夫をしているのだが、確実にボールを進めるプレイが見出せない。

一方のピッツバーグ、負傷上がりのロスリスバーガーが本調子ではないとはいえ、
フィールド・ヴィジョンと冷静な判断力が光る。
ボルティモア守備のプレッシャーのなかでプレイを強いられているが、
強力守備に穴が開くのを狙ち、いつでも返す刀で切り裂きそう。

後半、先に得点を重ねたのはピッツバーグ。
Kリードが寒さと風をものともせず、46yのFGを決めたのはさすが。
このあたりが地元の利か。

依然、両チームともにガマンのフットボールが続く。

第4Q序盤にそのガマンが実を結んだのはボルティモア。
ボルティモア41yからパスを重ね、ゴール前に進むと最後はマゲイヒーが飛び込み、TD。
14-16と1シリーズ差に詰め寄った。

しかしピッツバーグ・ディフェンスがアッサリその流れを止めた。
ボルティモア29yからのフラッコのパスをポラマルがインターセプト。
そのままエンドゾーンに持ち込み、これでジ・エンド。

「#43(ポラマルの背番号)が第43回スーパーボウルへチームを運ぶ」と地元のアナウンサーが叫ぶ。
うまい語呂合わせだ。

この時点でまだ5分弱時間が残っていたが、攻撃に決め手を欠くレイヴンズの希望の灯火は消えた。
いや、その後のマゲイヒーのファンブル、フラッコのインターセプトと自ら消してしまった、
といったほうがいいかもしれない。



このプレイオフでボールを奪いつづけたディフェンスも鳴りを潜めた。
ピッツバーグのラン攻撃のエースRBパーカーを47yに抑え込んだものの、
パスで255yを許し、しかもボールを奪えなかった。
ボールを奪う守備の「ボール・コントロール」ができず、自分たちの試合の流れにはならなかった。
翻してみれば、無理をせず、ボールを奪うスキを作らなかったロスリスバーガーの判断が光る。

ボルティモアがボールを奪ったのはファンブルの1回。
RBマゲイヒーは2TDを刻んだが60yと低迷。
ルーキー・フラッコは141y、3インターセプトと若さが露呈した。
ポスト・シーズンのルーキー勝利記録、チームの快進撃もここで止まった。

23-14。

得点以上に終始、ピッツバーグが試合をリードし、コントロールしていた印象だ。
手に汗握る攻防が続いたNFCと異なり、ピッツバーグの磐石が映し出されたチャンピオンシップだった。
しかし4thダウン・ギャンブルでのQBスニークを、
OL&DLの上からタックルして止める、というのをはじめてみました。
恐るべしトロイ・ポラマル。
観ていて楽しい守備選手って、いいですね~。

ワーナー&フィッツジェラルドの「ハイパー・パス・オフェンス」
vs
ピッツバーグの「スティール・カーテン」


楽しみな対戦となったスーパーボウルは2月1日、
フロリダ州タンパ・レイモンド・ジェイムズ・スタジアムで行われる。

nfl-playoff3.gif

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NFC Conference Championships [Sports]

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NFC Conference Championships
Philadelphia Eagles vs Arizona Cardinals @ University of Phoenix Stadium

TV観戦にも関わらず、久々、大声出しながら観ました。
やっぱり「チャンピオンシップが一番おもしろい試合」というのは鉄板です。

NFCのチャンピオンシップは、皮肉にもレギュラー・シーズン「9勝」しか挙げてないチーム同士の対戦。
奇跡の確率でワイルド・カード最後の枠に滑り込んだフィラデルフィア・イーグルズが9勝6敗1分、
弱体化した地区で優勝を拾ったアリゾナ・カーディナルズが9勝7敗という成績だ。

とはいえ、プレイオフに入り、第1、2シードを退けてここまで到達した両チームだから、
レギュラー・シーズンの戦跡はあまり関係がない、と考えるべきだろう。



プレイオフに入り、「ハイパー化」したオフェンスを引っさげ、ホームに帰ってきたカーディナルズ、
マクナブを守り続けるポフェンス・ラインと波に乗るディフェンスが噛み合い、堅牢なプレイを見せるイーグルズ。
ワーナー&フィッツジェラルドのロングボムをフィラデルフィアがどこまで抑え込むか、というのが焦点のゲーム。

キックオフ直後のアリゾンのファースト・シリーズ。
ランとパスを織り交ぜ、9プレイ、5分40秒を費やし、アッサリTDをゲット。
しかし今年のポスト・シーズン、先制点はまったくあてにならない。

直後のシリーズでフィラデルフィアは、FGで3点を返す。
弱い、といわれたアリゾナの守備が効果的にブリッツを織り交ぜ、3点に抑えた、という印象だ。

その後、フィラデルフィアは47yのFGをミス。
やや気落ちが見えた直後、アリゾナは「フリー・フリッカー」で一撃を喰らわす。
わずかワンプレイで7点を奪った。



フィラデルフィアも食い下がるがまたもFGの3点に留まる。
ここでもプレッシャーをかけられたマクナブの投げ急ぎが成功につながらない。
その直後のアリゾナのシリーズ、ふたたび9プレイ、5分56秒を費やし、フィッツジェラルドへTDパス。
前半終了間際にもFGを重ね、24対6で前半が終了。

まさかの大差である。

QBワーナー&WRフィッツジェラルドのコンビで3TDはデキすぎだろうが、
ワーナーに時間を与えれば、彼の視野はターゲットを探し出す。
フィラデルフィアの好調守備陣に負けないアリゾナ・オフェンス・ラインの踏ん張りによる結果だ。
一方、ジャイアンツ戦であれほど強固だったフィラデルフィア・オフェンス・ラインが、
アリゾナのブリッツの前に水漏れを起こしていたのが皮肉。



「フットボールでは前半と後半で別のチームと見違えるほど変わることがある」という言葉がある。
後半はその言葉のとおりに展開した。

5分が経過したところで、フィラデルフィアは辛抱強く13プレイを重ね、エンドゾーンへ。
このTDでスイッチが入ったか、その後、アリゾナを封じ込めると、2つのTDを重ね、逆転。
3回連続パントのアリゾナ、3回連続TDのフィラデルフィアとみごとな明暗。
前半に比べるとまさかの展開になり、第4Qには地元アリゾナのスタンドが静かになっていた。

25-24。
この試合はじめてフィラデルフィアがリードを奪う。
試合時間は残り10分45秒。

しかしアリゾナの攻撃陣は死んではいなかった。
RBジェイムズの中央、RBハイタワーのオープン展開と巧妙にランを重ねると
効果的にパスを織り交ぜ、攻撃を続ける。

FGでも逆転に充分だったが、コツコツとゴール前に進み、
最後はハイタワーへのパスからエンドゾーンへ潜り込み、TDを奪い去った。
2ポイント・コンバージョンも成功させ、32-25とふたたびのリードとなる。

14プレイ、7分52秒を費やし、フィラデルフィアの息の根を止めたようにみえたが、
実はこの時点では、アリゾナの勝利は確定していなかった。

試合時間はまだ2分53秒残っている。
フィラデルフィアのタイム・アウトはあと2回。
2ミニッツ・ウォーニングもあり、ジョー・モンタナでなくても同点には時間は充分ある。
しかしFGでなく、TDであったことが、フィラデルフィアからすべてを奪い去った。



攻撃を14y重ね、1stダウン。
そのあとも19yのパスを通し、1stダウン。
しかしハーフ・ウェイを越えたアリゾナ47yからたびたびブリッツを受けると、
4度連続でパスを失敗して、デッド・エンド。

「プレッシャーを受けると自分の足を過信するか、自滅する」という
黒人QBにありがちなパターンに陥り、ボールを進めることなく、なしくずしに終えた。
これはわたしの持論で、いわゆる「運動能力の高いQB」を評価しない。
NFLのQBはパス・シチュエーションなら最後までターゲットを探すべきだし、
その「眼」がなければ、NFLは勝利をつかめず、大成はしない。

フィラデルフィアの希望が潰え、選手はサイドラインのベンチでうなだれていた。

しかしパスをことごとく失敗したため、時計が進んでいない。
アリゾナがボールを持った時点で、時計は1分51秒残っていたのだ。

パス・インコンプリートが続き、使い必要のなかったタイムアウトもあと1回残っている。
自慢の守備が奮闘し、アリゾナの攻撃を「スリー&アウト」で終わらせれば、
もう一度、攻撃するチャンスが残っていた。

コーチはもちろん、リーダーであるマクナブはまだ試合を捨ててはいけなかったのだ。
最後にどんなぷれいができるか、コーチを刺激し、選手を叱咤し、
ディフェンスを激励し、最後のプレイにかけなければいけなかった。
しかし彼が率先してやったことは、ベンチでうなだれることだった。
こういう部分でも「買えない選手」なのだ。

時計を進めるため、アリゾナはラン・プレイしか選択しない。
無難に時計を進め、「スリー&アウト」で攻撃を終えた。



試合時間は残り9秒。
パス失敗で時計が止まれば、残り2プレイはできる計算だ。
フィラデルフィア守備陣は仕事を果たした。
フィールド・ポジションは悪かったが、可能性はゼロではなかった。

しかしフィラデルフィア攻撃陣に勝利をつかもう、という気配はまったくなかった。

35-24。

昨年のスーパーボウルで沸いたフィールドが、今度は地元チームのカンファレンス優勝で沸いた。
カーディナルズはシカゴ、セントルイス、フェニックス、と古豪ながら
客が入らずにフランチャイズを変えてきた。
ベアーズ、ライオンズと並ぶNFL最古参のチームがようやく初のスーパーボウル出場を果たした。
(皮肉にもスパーボウル未経験のライオンズは今年「シーズン全敗」の記録を打ち立てた)

勝手な想像だが、アリゾナの選手には、
「歴史に名を刻もう」というモチベーションがあったのではないだろうか。
初出場のチャンピオンシップはもちろん、スーパーボウル出場も初、
プレイヤーはチーム・ヒストリーに名を残せるのである。
プロとして、コレほど大きなモチベーションはないはずだ。

ワーナーのパス、フィッツジェラルドのキャッチが驚異的であっても、
チーム全体のモチベーションとそれに伴うケミストリーが結晶した結果が、
このプレイオフの強さだったのではないだろうか。

スーパーボウルでの彼らの奮闘がさらに楽しみになった。

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NFL PLAYOFFS Championship [Sports]



各ディヴィジョンのチャンピオンシップ・ゲームに進むチームが確定しました。

ディヴィジョナル・プレイオフの対戦スケジュールに沿って、記していきます。
1/10 16:30ET Baltimore RAVENS@Tennessee TITANS
1/10 20:15ET Arizona CARDINALS@Carlina PANTHERS
1/11 13:00ET Philadelphia EAGLES@NewYork GINATS
1/11 16:45ET San Diego CHARGERS@Pittsburgh STEELERS
               (時刻は現地東海岸時間イースタンタイム)

ボルティモア・レイヴンズ@テネシー・タイタンズ、
ワイルドカード2番目、No.6シードのレイヴンズが、
No.1シード、ホーム・フィールド・アドバンテージを確定したテネシーに乗り込んでの試合。
これが波乱の「ディヴィジョナル・ウィークエンド」の幕開け。

レギュラー・シーズンから今シーズン最高のフットボールを展開していたタイタンズ、
守備、攻撃ともにバランスよいチームが一週間の休息、そしてホームでのゲームと、
好条件に好条件が加わり、「ROAD TO SUPERBOWL」へ万全の体制と思われた。

しかしレイヴンズ・ディフェンスがそれをみごとに打ち砕いた。
タイタンズに攻め込まれながらも、要所でボールを奪い、
得点に結び付けられないオフェンス力ながらも、同時に相手にも得点を許さない、という
ディフェンスによる「ボール・コントロール」というスタイルをみせた。
最後は試合終了1分前にFGをねじ込み、3点差で逃げ切った。

スコアこそ3点差の僅差で終わったが、内容は歴然。
レイヴンズ守備陣が試合をコントロールし、
その守備網を破る手立てを見出せないままタイタンズは敗戦、となった。



試合後のSTATSが特徴的。
ボールをキープした時間はタイタンズが34分7秒、レイヴンズ25分53秒、
ファーストダウンの数も同じく21と9と大きく数字で圧倒しながら、
試合ではレイヴンズ・ディフェンスが圧した。
3つのターンオーバー、4thダウン・ギャンブルやFGの失敗など、
要所でレイヴンズ守備に押し留められたのが敗因だ。

フットボールが数字のゲームでありながら、数字だけでは勝てないことを顕著に見せつけたゲーム。

重ねて、レイヴンズQBフラッコはルーキーQBとしてプレイオフ2連勝。
これはNFL史上初の記録である。


アリゾナ・カーディナルズ@カロライナ・パンサーズは、
今シーズン、アリゾナは東海岸での遠征ゲームは5戦全敗。
迎えるパンサーズはリーグで唯一のホーム全勝(8勝)、という試合前の下馬評。

雨の中、はじまった試合は、パンサーズがお得意のラン・アタックを生かし、先制のTD。
このまま、一方的な展開になる課と思われたが、
QBワーナーとWRフィッツジェラルドのコンビが大爆発、あっという間に逆転。
これに誘発されるかのように、QBデロームが大乱調、
5つのインターセプトと1ファンブルの大暴発でゲームは一方的な展開となった。

下馬評どころか、スタジアムも黙する試合展開に、
RBウィリアムズとスチュワートのコンビも不調。
お得意のランアタックはわずか75yに留まり、ジ・エンド。
プレイオフ出場を遂げるとかならずチャンピオンシップまで駆け上がっていたパンサーズだったが、
まさかの展開で雨の中、涙した。

ワーナー&フィッツジェラルドのパス・アタックは、黄金期のラムズ・オフェンスの再来。
最後までターゲットを探すワーナーに再びの「シンデレラ・ストーリー」を感じた。



アップセットで終わった土曜日に続き、波乱は止まらない。
フィラデルフィア・イーグルズ@ニューヨーク・ジャイアンツは、
強力守備、ラン攻撃、SB経験QBと、似ている部分が多い同地区のライバル対決。
ちなみに今シーズンの2対戦はともにAWAYチームが勝利している。

休養タップリ、磐石のNo.1シードのジャイアンツ相手に
最後にプレイオフに滑り込んだフィラデルフィアが苦戦するであろう、と思いきや、
試合内容は対照的なものになった。

前半は交互に点を重ねあう展開。
ジャイアンツのFGミスなどもあり、ガマンの様相を呈する流れだった。
殊勲は強力なジャイアンツ守備陣にラインを破らせなかったイーグルズ・オフェンス・ライン陣。
QBマクナブを完璧に守り、被QBサックをゼロに抑えた。
RBウェストブルックを筆頭とするラン攻撃がトータル59yと奮わなかったが、
マクナブにパス・ターゲットを探す時間を与え続け、得点を積み重ねた。

一方のジャイアンツは、シーズン終盤から波に乗るイーグルズ・ディフェンスをとめられず、
QBマニングは終始、プレッシャーを受け続けた。
RBジェイコブズは92yこそ稼いだが、ラン攻撃でTDを奪うことが出来なかった。

セイフティを許しはしたが、最後までガマンを重ね続けたイーグルズが、
ジャイアンツにキーとなるプレイを作らせず、勝利を奪った。

タイム・オブ・ポゼッション、トータル・ヤード、ラン獲得ヤードなど、
スタッツの多くの部分でジャイアンツが上回ったが、
イーグルズのミスの少ない堅牢なプレイが、ジャイアンツに流れを与えず仕舞いで
No.1シードを退けた。


ラストの試合は、
サンディエゴ・チャージャーズ@ピッツバーグ・スティーラーズのAFCのプレイオフ常連対決、
雪が舞うなかでのキックオフとなった。

レギュラーシーズン最終週で脳震盪で退いたQBロスリスバーガー、
同様に足の負傷でワイルドカードも前半しか出場できなかったRBトムリンソンと、
両チームともコアの選手のコンディションが気になる対戦。

リーグ1位の守備をあざ笑うかのように、チャージャーズがTDで先制。
スティーラーズ圧倒的有利という下馬評のなかで、驚きの先制点だ。

心配されたロスリスバーガーは、無難なプレイを展開。
RBパーカーを中心にしたラン・アタックで、チャージャーズ守備陣を挫く。
結局、パーカーは146yを走り、2TDを奪う。
この数字がこの試合のすべて、ともいえる出来栄えだ。

一方、エース・トムリンソンを欠いたチャージャーズは、
ワイルドカード・プレイオフでその穴を埋める活躍を見せたスプロールズに託したが、
「スティール・カーテン」にコントロールされ、わずか15yに留まった。

QBリヴァースは308yのパスを投げたが、大事なところでインターセプト、
またスペシャル・チームのミスが出て、シーズン終盤からの「ミラクル」もここで潰えた。



#6 ボルティモア・レイヴンズ  ○ 13-10 #1 テネシー・タイタンズ、
#4 アリゾナ・カーディナルズ  ○ 33-13 #2 カロライナ・パンサーズ
#6 フィラデルフィア・イーグルズ○ 23-11 #1 ニューヨーク・ジャイアンツ
#4 サンディエゴ・チャージャーズ● 24-35 #2 ピッツバーグ・スティーラーズ

またまた予想的中率は5割でした。(笑)

プレイオフ同一週に、アウェイ・チームが3つ勝つというのは、1971年以来の珍事。
(この時代は3つの地区優勝と2つのワールドカード)
シーズン終盤の波乱の展開がそのままプレイオフに影響したようですね。
またNFCにおいて、No.1~3シードがチャンピオンシップに進めないというのは史上初。


1/18 20:30ET Philadelphia EAGLES@Arizona CARDINALS
1/18 15:00ET Baltimore RAVENS@Pittsburgh STEELERS
                      (時刻は現地東海岸時間イースタンタイム)

という対戦。



スーパーボウルは「常連」チームはつまらない、というのが持論。
古豪カーディナルズ、初のスーパーボウル出場をみたい!というのはありますが、
イーグルズの好調守備陣がアリゾナのフィールドを席巻しそう。

アリゾナはホームゲームで強い、というわけでもないし…
ということでNFCはフィラデルフィアでしょうねえ。

強力守備同士の対決、AFCらしくない両チームのチャンピオンシップは、見ものです。
が、ボルティモアは今シーズン、ピッツバーグに2連敗。
「スティール・カーテン」と「ラン・アタック」という堅実な両輪でアッサリ勝利しそうです。
ボルティモアがボールを奪う「守備のボール・コントロール」という展開になれば、
ロースコアのガマン大会で、勝ち目も見えてきますが、まあピッツバーグでしょう。

ということでスーパーは、フィラデルフィアVSピッツバーグの守備対決かな?
これだと、勝つのはピッツバーグでつまらないなあ。

nfl-playoff2.gif

裏予想&希望の対戦はボルティモアvsアリゾナです。
ハイパー・ディフェンスVSハイパー・オフェンスのわかりやすい対決!
あれ?昔から「攻撃のAFC」、「守備のNFC」っていわなかったっけ?

「NFLでもっともおもしろいゲーム」といわれるAFC、NFCのチャンピオンシップゲーム、
(歴史上「スーパーボウルは凡戦が多い」といわれている)
もっとも質が高いフットボールが見られるこの試合、毎年、一番楽しみなのです。


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ディヴィジョナル・プレイオフに進むチームが出揃いました。

アトランタ・ファルコンズ@アリゾナ・カーディナルズは、
NFL2位という数字を残したファルコンズのラン・アタックに注目が集まったが、
結果は今シーズン・ワーストの出来栄え。
見事に封じ込めたカーディナルズはワーナー&レシーバー陣のロング・ボムが炸裂し、
スコア以上にカーディナルズの一方的ともいえる試合内容で終わった。

マイケル・ヴィックを失い、しばらくは迷走を続けると思われたファルコンズだったが、
ルーキーQBマット・ライアンの活躍で予想外のプレイオフ進出。
その快進撃もベテランQBワーナーの前に屈した。
それでも成長中の若いチームは、プレイオフ経験を積み、来シーズン以降が楽しみだ。


インディアナプリス・コルツ@サンディエゴ・チャージャーズは、
昨シーズンのディヴィジョナル・プレイオフに続いての対戦、近年のプレイオフ常連の対決だ。
負傷気味のRBラディニアン・トムリンソンは奮わず、序盤のみだったが、
代役のRBスプロールズが105yを走る大活躍。
反面、コルツのRBアダイは44yに封じ込まれ、ボール・コントロールができなかった。

試合時間残り31秒でチャージャーズが同点FGを蹴り込み、オーバー・タイムへ。
コイントスでボールを得ると、最後はRBスプロールズがエンド・ゾーンに駆け込んだ。
チャージャーズは対コルツ戦、ここ5試合で4勝目。
相性ばかりでなく、ホーム・フィールドで声援の後押しを受け続けたことも大きく作用した。



ボルティモア・レイヴンズ@マイアミ・ドルフィンズは、
NFL3位のレイヴンズ強力ラン・ディフェンスと
旋風を巻き起こした「ワイルドキャット」とのマッチアップに注目が集まった。
プレッシャーをかけ続けたレイヴンズ・ディフェンスの前にドルフィンズ・オフェンスは崩壊。
自慢の「ワイルドキャット」はわずか2プレイ、7ヤードに終わった。

終始、プレッシャーを受け続けたQBペニントンは4インターセプトとまったくいいところなし。
とはいえ、ペニントンばかりを責めるのは酷だろう。
アグレッシブなレイヴンズ・ディフェンスの前にオフェンス・ラインはコントロールできず仕舞い。
パス・プロテクションはモチロン、ラン獲得ヤードも52yで終わり、
昨シーズン1勝のチームの大躍進もここで終わった。



フィラデルフィア・イーグルズ@ミネソタ・ヴァイキングスは、
シーズン後半から調子を上げてきたイーグルズ守備陣と
NFLリーディング・ラッシャーのRBエンドリアン・ピーターソンの対峙に注目。

ガマン大会ともいえる試合内容はミスもない反面、
両チームともヤードを稼げるキープレイが見出せないまま、終盤へ。
RBウェストブルックがショート・パスをエンドゾーンまで持ち込み、TDを奪った。
悪いボール・ポジションを強いられ続けてきたヴァイキングスはこれで息切れとなった。

RBピーターソンに40yのロングドライブTDランを許しはしたが、
トータル83yに封じ込めたイーグルズ守備陣の奮闘が光る。
このロングランを除けば、完封ともいえるデキだ。



#5 アトランタ・ファルコンズ  ●24vs30○ #4 アリゾナ・カーディナルズ
#5 インディアナポリス・コルツ ●17vs23○ #4 サンディエゴ・チャージャーズ(OT)
#6 ボルティモア・レイヴンズ  ○27vs 9● #3 マイアミ・ドルフィンズ
#6 フィラデルフィア・イーグルズ○26vs14● #3 ミネソタ・ヴァイキングス
                              右がホーム。数字はプレイオフ・シード順。
結果予想は1/4のブログに記載。
予想的中立は5割でした。(笑)

皮肉なことにともにシード順4と6が勝ち上がった。
これによりシード1は下位シードとの対戦権を持つため、

1/10 16:30ET Baltimore RAVENS@Tennessee TITANS
1/10 20:15ET Arizona CARDINALS@Carlina PANTHERS
1/11 13:00ET Philadelphia EAGLES@NewYork GINATS
1/11 16:45ET San Diego CHARGERS@Pittsburgh STEELERS
                   (時刻は現地東海岸時間イースタンタイム)

という対戦。

nfl-playoff.gif

ボルティモア@テネシーは、
タイタンズの攻守ともに揃ったリーグ屈指の総合力を
レイヴンズのハイパー・ディフェンスが打ち砕けるか。

優等生的なタイタンズのフットボールをレイヴンズの守備が粉砕することに期待。
タイタンズは整いすぎていて、おもしろみがない、というのが個人的な感想。
もう希望的観測でレイヴンズ勝利。
アウェイで十中八九、ないだろうなあ。

アリゾナ@カロライナは、
カロライナのリーグ3位のラン・アタックと
アリゾナのパス・アタックというオフェンス・マッチ。

ワーナーとアリゾナにはプレイオフの「台風の目」になってほしいが、
8戦全勝、とホームで圧倒的に強いカロライナの前にはむずかしいかな。
カロライナの圧勝で終わりそうです。



フィラデルフィア@ジャイアンツは、
NFCイーストの同地区対決で、強力守備にランアタック、
というライバルにして似たようなチームでもある。

シーズンの対戦2試合はともにアウェイチームが勝利。
エースレシーバーのWRバレスを欠くジャイアンツは
シーズン後半に調子を落としているのが気がかり。
逆に後半からノリに乗っているイーグルズの可能性に賭け、王者を退けるシナリオを希望。
ジャイアンツのフットボールが地味、というのもあるんですけどね。

サンディエゴ@ピッツバーグは、
トムリンソン&スプロールのラン・アタックと「スティール・カーテン」の対峙に併せて、
QBバン・ロスリスバーガーとフィリップ・リバヴァースという
04年の同期入団QB対決のゲームでもある。

残念ながらトムリンソンの負傷が思わしくない現状では、
強力守備の前にサンディエゴは苦戦しそう。
寒いピッツバーグのゲームと、ということもあり、ホームの勝利で終わりでしょう。

今週末も観戦に忙しい!!

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NFL PLAYOFFS Wildcard Weekend [Sports]



現地時間3日、日本時間だと4日の早朝にはじまるNFLプレイオフ。

1/3 16:30ET Atlanta FALCONS@Arizona CARDINALS
1/3 20:00ET Indianapolice COLTS@San Diego CHARGERS
1/4 13:00ET Baltimore RAVENS@Miami DOLPHINS
1/4 16:30ET Philadelphia EAGLES@Minnesota VIKINGS
(時刻は現地東海岸時間イースタンタイム)
http://www.nfl.com/superbowl/43


試合がはじまる前に慌ててプレビュー、勝手にゲーム予想してみたいと思います。

ブックメーカーはすべて、アウェイのチームが有利、という予想。
ワイルドカード・チームがホーム開催権を持つ地区優勝チームを星勘定で上回っているのでしかたないですね。

皮切りは日本時間の4日朝6:30にはじまるファルコンズ@カーディナルズ。
リーグ2位の「ラン攻撃」成績を残したファルコンズと
同じくリーグ2位の「パス攻撃」を記録したカーディナルズ。
「超」がつくオフェンス力を有する両チーム、というNFCでは珍しいチーム同士の対決となった。



これに対するアリゾナのラン守備は16位、アトランタのパス守備は21位とともに奮わない。
これはもうスタンディングの殴り合いで、点の奪い合いになりそう。
パス攻撃の爆発力は怖いものがあるが、インターセプトのリスクも高い。
反面、ラン・アタックは絵に描いたような堅実性と試合の時計をコントロールする強みを持っている。
この点でもアトランタ有利は否めない。

数字の比較はこんな感じ。
成績に出ない部分ではアリゾナはプレイオフが久々、新しいスタジアムでのポスト・シーズンは当然初。
プレイオフの試合をホームで開催すること自体、シカゴ・カーディナルズだった1947年以来であり、
この喜びに勢いづきたいところだが、シーズン後半のアトランタの好調振りを推しとどめられるか。

希望は「カーディナルズのプレイオフ旋風」だが、アトランタ勝利でしょう。



土曜日のナイトゲームはコルツ@チャージャーズ。
マニングvsリバースというNFL屈指のQB対決でもあり、AFCのポスト・シーズン常連の対決でもある。
昨年のポスト・シーズン、チャージャーズがまさかの勝利をつかみ、本命コルツのスーパーへの道を閉ざした。

お互いがお互いを知る対戦だけに、数字や成績の対戦ではなさそう。
キーになるのはチームのイキオイでしょう。
シーズン後半、連勝を重ね、4勝8敗から地区優勝を遂げてのプレイオフ出場、
というリーグ初の快挙を成し遂げたサンディエゴが地の利を生かして、さらに勢いに乗りそうです。
ドームをホームとするチームはポスト・シーズンは買えません。

サンディエゴが勝利、MVPのマニングはここで終了というシナリオでいきます。
コルツ&マニングがあまり好きじゃないこともあるんですけどね。



日曜日の4日、最初の試合はレイヴンズ@ドルフィンズ。
昨年、両チームとも二桁の敗北を重ね、ヘッドコーチを更迭。
マイアミ・スパラーノ、ボルティモア・ハーボーという新体制で
みごとに一年目でプレイオフ・スポットを手に入れた両者。

リーグ3位の失点、リーグ2位のロスト・ヤードを誇るボルティモア・ディフェンスに
「ワイルドキャット」マイアミ・オフェンスがどこまで抗えるか。
う~ん、ネコはカラスにつつかれてニャアニャアいいそうです。

守備に不調はない、ということで、ボルティモア勝利。



最後のゲームはイーグルス@バイキングス。

ミネソタの武器はリーグ5位の成績を刻んだRBピーターソンを中心としたラン・アタックと
ケビン・ウィリアムズとパット・ウィリアムズのDTコンビが成す
「ウィリアムズのカベ」と呼ばれるリーグ1位のラン守備。
一方のイーグルスはQBマクナブを中心としたパス・アタックと
リーグ4位の失点、3位のロスト・ヤードを記録した堅実守備だ。

意外にも似たような両チーム、
カギはシーズン後半にケガを負ったピーターソンと
シーズン終盤に上昇気流にあるフィラデルフィア守備陣の対峙だろう。
ホームのミネソタが一歩リードと思うのだが、プレイオフで勝てないチームがそれを払拭できるか。

マクナブをあまり勝ってないこととプレイオフで躍動するピーターソンを見てみたいということで、
ミネソタ勝利。



ということで、ワイルドカードプレイオフは、
○Atlanta FALCONS@Arizona CARDINALS●
●Indianapolice COLTS@San Diego CHARGERS○
○Baltimore RAVENS@Miami DOLPHINS●
●Philadelphia EAGLES@Minnesota VIKINGS○

で、ディヴィジョナル・プレイオフは、
●Atlanta FALCONS@New York GIANTS○
●San Diego CHARGERS@Pittsburgh STEELERS○
○Baltimore RAVENS@Tennessee TITANS●
●Minnesota VIKINGS@Carolina PANTHERS○

チャンピオンシップは、
○Carolina PANTHERS@New York GIANTS●
○Baltimore RAVENS@Pittsburgh STEELERS●

SUPERBOWLは
Carolina PANTHERSvsBaltimore RAVENS

で、ボルティモア勝利、と。
予想、というより、好みと希望的観測が強いな。
「こうなるとおもしろい」と「この対戦がみたい」って予想です。

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NFL WEEK 17 [Sports]



今年最後の週末はNFLレギュラーシーズンの最終週でもある。

プレイオフのシートはAFCが地区優勝2つ、ワイルドカード1つ。
NFCは地区優勝1つとワイルドカード1つ、と最後の試合まで奪い合いが続くわけです。

アメリカ本土に限らず、世界各地でNFLの人気が高い秘訣は、
アメリカンフットボールのプレイそのものに大きな魅力があるのはモチロンですが、
シーズンの最後まで結末がわからないスケジューリングとリーグ運営にもあることは否めません。


プレイオフ争いをするチームのファンでなくても、最終週にプレイオフが架かるチームとの対戦となれば、
必然、熱くなるわけで、強いチームだけじゃなく、
負け越しシーズンで終わるにも関わらず、最後の最後で「強いチームを挫く」なんてところにも快感が残されてます。

リーグはシーズン後半となるWeek11から「フレキシブル・スケジュール」を導入。
注目のカードの試合時間を夕方やナイトゲームに変更する措置を執っています。
このあたりは「ファン優先」の巧みな措置です。



そして最終週。
翌週の土曜日からプレイオフ・ファースト・ラウンドが始まるこの週はマンデーナイト・ゲームがありません。
AFCウェストの優勝がかかった大一番のデンバー・ブロンコズ@サンディエゴ・チャージャーズが
サンデー・ナイト・ゲームに移行されました。

AFCイーストの地区優勝がかかるマイアミ・ドルフィンズ@ニューヨーク・ジェッツ、
AFCワイルドカードの残り1つを狙うボルティモア・レイブンズのゲーム、
NFCワイルドカードの残り1つを奪い合うダラス・カウボーイズ@フィラデルフィア・イーグルスの試合が、
東海岸時間の午後1時から4時15分キックオフに変更です。

28日の日曜日、現地にいれば、東海岸時間で1時のキックオフ、4時のキックオフ、
これにアメリカ国内の時差が4時間が作用して、西海岸の1時(東海岸の5時)、4時(東海岸の7時)、
そして西海岸で行われるサンデーナイトと続き、ほぼ一日、計算上では約20時間ぐらいNFL漬けになれるのです。
ファンにとっては垂涎、どころか、一試合は3時間チョットなので鼻血出そうですけどね。



プレイオフの可能性が残るチーム、耳目が集まる試合を上げてみます。
かなりヤヤコシイことになってます。
引き分けの可能性もありますが、可能性が薄いので引き分け条件は除き、シンプルにします。


NFC地区優勝争い(残り1つ)

★NFCノースの地区優勝争い
ミネソタ・バイキングス優勝の可能性
#1 勝利で確定
#2 負けてもベアーズが負ければ確定
シカゴ・ベアーズ優勝の可能性
#1 勝利し、さらにバイキングスが負ける

★NFCサウスの地区優勝争い(シード順決定)
カロライナ・パンサーズ
#1 勝利で確定
#2 負けてもファルコンズが負ければ確定
アトランタ・ファルコンズ
#1 勝利し、さらにパンサーズが負ける
(パンサーズ、ファルコンズともにプレイオフ出場は決定済み)

★ワイルドカード争い(残り1チーム)
ダラス・カウボーイズ
#1 勝利で確定
フィラデルフィア・イーグルス
#1 勝利し、バッカニアーズ敗戦とバイキングス敗戦
#2 勝利し、バッカニアーズ敗戦とベアーズ敗戦
タンパベイ・バッカニアーズ
#1 勝利し、カウボーイズ敗戦
シカゴ・ベアーズ
#1 勝利し、カウボーイズ敗戦とバッカニアーズ敗戦
   (※ノース優勝を逃した場合)

バイキングスは勝利すると地区優勝、勝ちを逃すとワイルドカードもない。
ワイルドカード争いはいずれのチームも敗戦=権利消滅。
カウボーイズとイーグルスは直接対決。



AFC地区優勝争い(残り2つ)

★AFCノースの地区優勝争い
マイアミ・ドルフィンズ
#1 勝利で確定(ジェッツと直接対決のため)
ニューイングランド・ペイトリオッツ
#1 勝利し、ドルフィンズ敗戦
ニューヨーク・ジェッツ
#1 勝利(ドルフィンズと直接対決のため)し、ペイトリオッツ敗戦

★AFCウェストの地区優勝争い
デンバー・ブロンコス@サンディエゴ・チャージャースの直接対決のため、勝ったほうが地区優勝。
(ともにワイルドカードの可能性はない)

★ワイルドカード争い(残り1つ)

ボルティモア・レイブンズ
#1 勝利で確定
#2 ペイトリオッツ敗戦で確定
ニューイングランド・ペイトリオッツ、ニューヨーク・ジェッツともに
#1 勝利し、レイブンズが敗戦することが条件。

イーストの各チームが地区優勝を逃した場合、敗戦しているとワイルドカードの可能性はない。
ドルフィンズはジェッツと直接対決で勝利すれば地区優勝なので、ワイルドカード出場がない。

と、もつれにもつれています。
シンプルに記してこれですから。。。
なお、勝利数で並んだ場合、タイブレーク・システムが導入され、地区内の対戦成績や直接対決など、
たしか13の条件で照らし合わせていきます。
最後まで同じだった場合、「コイントスで決定する」ということになってます。



1月のポスト・シーズンを迎えるか否かのゲームですが、
ベアーズは上り調子のテキサンズに敗れ、ヒューストンの地でジ・エンド、敗戦でワイルドカードの目も消えました。
バイキングスは王者ジャイアンツを下し、地区優勝を自らの手で決めました。
カウボーイズ@イーグルスの直接対決は、フィラデルフィアのホームでイーグルスが凱歌。
先週の「テキサススタジアム・ラストゲーム」からカウボーイズはなにかが狂ったままでした。
バッカニアーズも格下レイダースに敗れ、カウボーイズが破れる条件を得たにも関わらず、地元で終焉。
これで「スーパーボウル開催都市のフランチャイズチームは出場できない」というNFLジンクスも生き残りました。
ベアーズもバッカニアーズもポスト・シーズンのチャンスの光が指したんですけどね。
パンサーズ、ファルコンズはともに勝利し、好調ぶりを堅持しました。

ドルフィンズ@ジェッツは、アウェイでドルフィンズが勝利、NYを放り出されたペニントンの意地かな。
これでジェッツはジ・エンド。
ファーブにはじまり話題をさらったジェッツでしたが、
「ワイルドキャット」旋風のドルフィンズに最後に煮え湯を飲まされた形。
レイヴンズは格下ジャガーズをホームで下し、ワイルドカードのチケットを手にしました。
常勝ペイトリオッツがプレイオフに出ない、なんて、シーズン開始前に誰が予想したか。

そして今年最後のレギュラー・シーズン・ゲーム、ブロンコズ@チャージャーズ。
シーズン終盤のイキオイがそのままゲームに表れました。
チャージャーズが大爆発、大量52点を奪い、最後のシートに滑り込みです。

-WIN OR GO HOME-
土曜日には一戦必勝のポスト・シーズン、ROAD TO SUPERBOWLがはじまります。


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NFL WEEK 16 [Sports]

NFLレポート、ようやくキャッチアップしました。
先週末に行われた試合の結果です。

Thanksgiving Dayからの恒例[Thusrday GAME]に加え、「Saturday Night GAME]も開催。
日曜には通常の各試合が行われ、月曜には恒例の[Monday Night Football」とこの時期、
フットボール・ファンにはたまらない週末が続く。



まずは木曜日、コルツが勝利を重ね、ワイルドカードでのプレイオフ出場をつかんだ。
コルツはこれで7年連続のプレイオフ出場。
同時にHCトニー・ダンジーは、
バッカニアーズ時代から続いて10年連続プレイオフ出場というNFL記録を刻んだ。
それまでの記録はトム・ランドリーの9年、ダラス・カウボーイズを率い、
黄金期を築き上げた名将の記録でもある。

土曜日はそのカウボーイズの本拠「テキサススタジアム」での最終戦。
今シーズン最後のホームゲームは同時にこのスタジアム最後の試合。
来シーズンから新スタジアムの使用が決定しており、試合前には殿堂選手などが招かれ、記念式典などが行われた。
しかしそんな記念すべきゲームをレイヴンズが打ち砕いた。
プレイオフへの生き残りがかかるだけに勝利は必須の彼らは、
「名物スタジアム最後の試合」と感傷に浸るカウボーイズとファンをさらなる悲しみに落とし込んだ。

新スタジアムにはテキサススタジアム名物でもある「ハーフ・ドーム」が継承される。



好調のタイタンズとジャイアンツはともに勝利をつかみ、プレイオフ第1シードをモノにした。
NFLのプレイオフ・システムでは、勝率上位のチームが常にホーム開催権を有する。
圧倒的に有利なホームフィールド・アドバンテージが「一戦必勝」のプレイオフでは勝利への大きな要因。
第1、2シードはプレイオフ一回戦が免除され、レギュラー・シーズンで疲れたチームを癒せると同時に、
相手チームを研究する時間も充分、と利点が大きく、スーパーボウル出場の近道、ともいえる。

ファルコンズはバイキングスを退け、プレイオフを掴み取った。
地区首位のパンサーズがジャイアンツに破れ、地区優勝の目も出てきた。
一方、バッカニアーズはわずかながら地区優勝の可能性が残るチャージャーズに敗戦、一歩後退。
地区首位のブロンコスが格下ビルズに破れ、まさかの連敗を喫したため、
チャージャーズは最終週に地区優勝の可能性が残った。

混沌のNFCイーストはドルフィンズ、ペイトリオッツが勝利、ジェッツが敗れて一歩後退。
地区優勝とワイルドカードがからんだ勝負は最終週にもつれこんだ。

マンデーナイトはベアーズが2週連続のオーバータイムでの勝利。
ベアーズ薄氷の勝利はライバル・バイキングスの地区優勝を阻んだ。
こういう勝利を重ねるチームは、時折、オオバケする可能性を秘めているので、注目株だ。



プレイオフへの展望は以下のとおり。(数字はシード順)
AFC
EAST     マイアミ・ドルフィンズ       (10-5)
         ニューイングランド・ペイトリオッツ (10-5)
         ニューヨーク・ジェッツ        (9-5)
NORTH    ピッツバーグ・スティーラーズ    (11-4)z
         ボルチモア・レイヴンズ       (10-5)
SOUTH    テネシー・タイタンズ        (13-2)z*
         インディアナポリス・コルツ     (11-4)y
WEST     デンバー・ブロンコズ         (8-7)
         サンディエゴ・チャージャーズ     (7-8)
NFC
EAST     ニューヨーク・ジャイアンツ     (12-3)z*
         ダラス・カウボーイズ         (9-6)
NORTH    ミネソタ・バイキングス        (9-6)
         シカゴ・ベアーズ           (9-6)
SOUTH    カロライナ・パンサーズ       (11-5)y
         アトランタ・ファルコンズ      (10-5)y
WEST     アリゾナ・カーディナルズ       (8-7)z

y- ワイルドカード出場
z- ディヴィジョン優勝
*- ホームフィールド・アドバンテージ



残るシートはAFCが地区優勝x2とワイルドカード1つ。
NFCが地区優勝1つとワイルドカード1つ。

NFLはシーズン最後まで目が離せない。


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NFL WEEK 15 [Sports]



プレイオフへの生き残り戦線、負ければすなわちシーズン・エンド、という過酷な12月。

11日木曜日のゲーム、NFCノースの優勝争いがかかるベアーズはオーバータイムでセインツを下し、かろうじて生き残った。
バイキングスも地区優勝を決めた好調カーディナルズを下し、この地区は予断を許さない状態が続く。
同地区のパッカーズはジャガーズ相手に取りこぼし、プレイオフ進出の可能性が消滅、シーズン・エンドとなった。



NFCサウスはファルコンズがバッカニアーズをオーバータイムで下し、9勝5敗で並び、
バッカニアーズとしては痛い敗戦となった。
首位パンサーズはブロンコズを下し、11勝目、アタマひとつリード。
とはいえ、まだ安心圏内ではない。

今週のアップセット(番狂わせ)は、1点差でタイタンズを下したテキサンズの勝利と、
1勝のベンガルズに敗れたレッドスキンズの敗戦だろう。

タイタンズは1点差の状況、試合時間残り約2分で40ヤード近くまで攻め込みながら、
FG(フィールド・ゴール=3点)を蹴りこまず、4thダウン・ギャンブルを選択、これが失敗に終わり、敗戦となった。
HCジェフ・フィッシャーは「失敗だった」とコメントしているが、
AFCの1位シードをほぼ手中にしている状況では、プレイオフを絡めた実験的なプレイとも受け取れる。
極端にいえば、痛くない敗戦なのである。

一方のレッドスキンズは7点差での敗戦。
1勝しか上げていない「ダメトラ」にプレイオフの望みを絶たれ、シーズン終了である。
タレント豊富なオフェンスと堅実な守備力でNFCイースト、王者ジャイアンツの対抗馬最有力でもあったが、
RBポーティスの起用による内紛などで結局、凋落した。



AFCウェストはチャージャーズが不調のチーフス相手に1点差の薄氷勝利。
しかしブロンコスが敗戦したため、6勝8敗と負け越している状態だが、地区優勝の可能性が生まれた。

AFCノースは「ディフェンス・マッチ」の首位攻防戦。
スティーラーズがレイヴンズを下し、首位を磐石のものにした。
一方、レイヴンズはワイルド・カードの可能性に賭けることになった。

AFCイーストはジェッツ、ペイトリオッツ、ドルフィンズがともに勝利。
地区優勝はモチロン、AFCのワイルド・カード争いも握る緊迫戦が続く。



プレイオフへの鍔迫り合いが続く中、プロボウルの出場メンバーが決定した。
ファン投票の1位に輝いたのは、951,246票のセインツQBドリュー・ブリーズ、
2位は880,833票のジェッツQBブレット・ファーブ、
3位は821,582票のジャイアンツQBイーライ・マニング、
4位は767,817票のレッドスキンズRBクリントン・ポーティス、
5位は673,710票のカーディナルスQBカート・ワーナーとなった。

NFLのオールスター戦である「プロボウル」は「スーパーボウル」の翌週、ハワイ・ホノルル・アロハスタジアムで行われる。
シーズン終了後に行われるので、「慰労会」的な意義が強いが
かつては選手互換の投票のみだったため、選出されること自体がかなりの名誉であった。
近年、ネットなどの普及により、ファン投票も反映されることになっている。



数年前まで現地取材レポートを担当していて、現地でかなりの時間を費やしたが、
プロボウルはシーズン終了後、ということもあり、選手はかなりリラックス・ムード。
「サインがほしい」「選手に会いたい」というファンにはうってつけのイベントです。
選手は宿泊するホテルのロビーに出没しますし、練習フィールドでもレギュラー・シーズンのようなピリピリした感じがありません。

ちなみにロビーにいたところ、殿堂入りOBとして招待されたロジャー・クレイグ(元49ersRB)に、
イベント・スケジュールを尋ねられた、なんてこともありました。

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NFL WEEK 14 [Sports]

12月のNFL、となるとプレイオフへの名乗り上げがはじまる時期でもある。

まずはタイタンズ。
ブラウンズを下し、12勝目を上げ、地区優勝が確定し、プレイオフ一番乗りとなった。
長い間、コルツに屈していたが、6年ぶりの地区優勝を飾った。
攻撃力、守備力ともに万全で磐石、プレイオフの1stスポットも手にする勢いで、
目下、スーパーボウルから最短の位置にいるといってもいいだろう。



カーディナルズがホームでラムズを破り、地区優勝を決めた。
1975年以来の優勝で、プレイオフは1998年以来。
同地区内のチームがメタメタだっただけに「タナボタ」感はあるが、
アリゾナへの移転後、初の地区優勝にフェニックスの街は大いに沸いたようです。

ジャイアンツは同地区のライバル・イーグルスに痛い敗戦。
後がないイーグルスの猛攻に連勝がストップ、地区優勝はお預けに。
また地区首位だったジェッツは49ersにまさかの敗戦、単独首位から転げ落ちた。

ファルコンズは地区最下位のセインツに敗退、
マンデーナイト・ゲームでパンサーズがバッカニアーズを退けたことで、この地区の混沌はさらに深まった。



NFL史上4度目のアメリカ国外での公式戦がカナダで開催された。
トロントの試合はメキシコシティ、ロンドン、今シーズンで2度目となったロンドンに続いての開催。
トロント・ブルージェイズが本拠としている
『ロジャー・センター』(旧称スカイドーム・開閉式ドームで福岡ドームのお手本ともなった)で、
バッファロー・ビルズ主催のゲームとしてマイアミ・ドルフィンズとの対戦が行われた。
試合は最初のロンドンについで2度目の国際試合の経験となったドルフィンズが勝利、地区優勝の可能性を残した。

ナイヤガラに近いバッファローの街に本拠を据えるビルズは、NFL人気の高いカナダでの試合を恒久的に存続していく模様。
トロントを「準本拠」として今後も試合を組んでいく予定だ。
カナダにはもともとCFLとリーグがあるが、TV中継も入るNFLの人気が強い。
メキシコ同様、アメリカのスポ^ツ文化圏に近いエリアだけに、マーケット拡大を狙うのはそれほど難しいことではなさそうだ。



ちなみにバッファロー・ビルズはNFL唯一、NY州にフランチャイズを置くチーム。
ジャイアンツ、ジェッツは「NY」を名乗っているが、スタジアムがあるのはニュージャージー州なのです。
(タッチダウンPROマガジン#149号にニュージャージー取材レポートあり)
そのため、ジャイアンツはニューヨーク・ブロードウェイでの優勝パレードをさせてもらえなかった、なんて逸話もあります。



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NFL WEEK 13 [Sports]

Expedia Japan【海外旅行のエクスペディア】 価格.com 自動車保険


PCのトラブルでこちらも「お休み状態」になっていたNFLのレポート。
11月下旬に遡り、記します。

国民的休日でもあるサンクス・ギヴィング・デイにゲームが行われるWEEK13。

デトロイト・ライオンズはテネシー・タイタンズ、
ダラス・カウボーイズはシアトル・シーホークスをホームに迎える。
定番2試合に加え、人気の祝日にもう1試合が設定される。
今年はアリゾナ・カーディナルズ@フィラデルフィア・イーグルスの
マッチアップがチョイスされた。



前週に開幕からの連勝が「10」でストップしたタイタンズだったが、
慌てず騒がず、ライオンズ相手に勝ち星を拾い、地区優勝に王手をかけた。
連勝ストップの翌週に1勝も上げてないチームとの対戦はラッキー、としかいいようがない。
一方、株を上げるチャンスだったライオンズは、下馬評どおりの醜態。

カウボーイズは地区首位を走るジャイアンツの独走を追随する勝利。
迷走しているシーホークスを退け、プレイオフへの貴重な勝ち星を積み上げた。

カーディナルズは勝てば「移転後初の地区優勝」という試合だったが、
混沌のNFCイーストで生き残りがかかっているイーグルスに退けられた。
AWAY対戦だからしかたなし、アリゾナ・ファンのお楽しみは持ち越しとなった。



残り4試合となり、生き残りにラインが見えはじめる。
ボーダーラインは「5割」。
一応、5割のラインを維持していれば、
プレイオフを目指す12月の残り試合に可能性が残る。

NFCイーストは11勝1敗のニューヨーク・ジャイアンツを
8勝4敗のダラス・カウボーイズ、
7勝5敗のワシントン・レッドスキンズ、
6勝5敗1分けのフィラデルフィア・イーグルスが追う。
地区優勝はジャイアンツで決まりだろうが、
4つの地区優勝のほかにワイルドカード2枠にここから2チームが滑り込むかもしれない。
地区内すべてが勝ち越しており、ライバル心剥き出しの地区だけになにが起こるかわからない。

NFCノーストは抜きん出るチームがいない。
今週の直接対決でアタマ一つ出て、7勝5敗となったミネソタ・バイキングスが地区首位だが、
まだまだわからない。
6勝6敗で追随するのがシカゴ・ベアーズ、
5勝7敗となったグリーンベイ・パッカーズも残り全部勝利すれば、可能性はある。



NFCサウスは中盤を過ぎて混沌となりだした。
独走と思われたカロライナ・パンサーズは9勝3敗。
タンパベイ・バッカニアーズが同じく9勝3敗、
アトランタ・ファルコンズが8勝4敗で食い下がっている。
ニューオリンズ・セインツも6勝6敗で可能性はゼロではない。

NFCウェストはアリゾナ・カーディナルズが漁夫の利。
地区内に好調チームがおらず、勝ち星を荒稼ぎし、7勝5敗。
サンフランシスコ49ersは4勝8敗でわずかだが地区優勝の可能性を残した。
シアトル・シーホークス2勝10敗、
セントルイス・ラムズ2勝10敗の両チームは
NFCノースで0勝12敗のデトロイト・ライオンズともどもシーズン・エンドだ。

続いてAFCイーストはニューヨーク・ジェッツが8勝4敗で目下、首位。
マイアミ・ドルフィンズが7勝5敗、
ニューイングランド・ペイトリアッツが7勝5敗であとを追う。
バッファロー・ビルズは6勝6敗で可能性はあるが息切れ状態か。
この地区は地区優勝をしつつ、ワイルド・カードに2つ滑り込む可能性も秘める。

AFCノースは9勝3敗のピッツバーグ・スティーラーズを
8勝4敗のボルチモア・レイヴンズが追う。
AFCらしくない「守備のチーム」がしのぎを削る。
4勝8敗のクリーブランド・ブラウンズ、
1勝10敗のシンシナティ・ベンガルズは可能性が消えた。



AFCサウスは11勝1敗と万全のテネシー・タイタンズがほぼ地区優勝。
8勝4敗のインディアナポリス・コルツはなんとしてもワイルド・カード出場を手に入れたい。
5勝7敗のヒューストン・テキサンズは健闘といえる。
4勝8敗のジャクソン・ビルジャガーズはまさかの低迷だ。

AFCウェストは本命サンディエゴ・チャージャーズが4勝8敗と低迷し、
デンバー・ブロンコズが7勝5敗で地区優勝を狙っている。
3勝9敗のオークランド・レイダーズ、
2勝10敗のカンザスシティ・チーフスは【ドラフト・ボウル】行き。




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NFL Week 12 [Sports]

IMG_7205.jpg

先週と打って変わって、やたらとハイスコアリング・ゲームが連なった今週です。

バッファロー・ビルズの54得点を筆頭に、
ニューイングランド・ペイトリオッツ48点、
アトランタ・ファルコンズ45点、
マンデーナイトでニューオリンズ・セインツが51得点を挙げて、とどめ。
両チーム合計の総得点は80得点以上の試合が2つ、70得点台が2つ、60得点台が1つと、荒れに荒れた週です。
1シリーズ差(1TD=7点)以内の試合は、わずか2つ・・・。
もつれた前週の鬱憤でしょうか。

一番のビッグ・ニュースはテネシー・タイタンズの連勝が止まったことでしょう。
バランスのいい攻撃力にリーグ最小失点の守備力が噛み合い、
磐石のチーム力で「パーフェクト・シーズン」への期待も高まっていましたが、
それをくじいたのは急進のニューヨーク・ジェッツでした。
タイタンズのラン・ディフェンス崩壊が敗因。
トータル192yをランで奪われ、試合時間60:00のうち40:30を支配されて、成す術なし。
これだけランが出てしまうと、必然、パスも通りやすくなり、すべてのクォーターで点を奪われる結果に。
これまで最多で21失点しかしていなかった守備が完全に崩壊です。



この敗戦の翌週が重要ですね。
「勝つ」だけのチームでなく、プレイオフを凌げる強いチームになりえるか、その岐路です。
ちなみにタイタンズを破ったジェッツは、創設時「タイタンズ・オブ・ニューヨーク」というチーム名で発足。
ヒューストンから移転したオイラーズがこのニックネームに改称するため、
テネシーはジェッツに許可を求めた、という経緯があります。
タイタンズは「旧」タイタンズに敗れたわけですね。

この試合とデンバー・ブロンコズを破ったオークランド・レイダーズ戦を除いて、すべて上位チームが勝利、という週でした。
点の取り合い、となると、やはり好調チームに分があるようです。

アメリカは今週木曜日が「サンクス・ギヴィング・デイ」(感謝祭)。
毎年11月の第4木曜日がこの休日にあたりますが、NFLもこの日にあわせて、試合を行います。
そもそもはデトロイトに移転後、集客の悪かったライオンズが、この日に試合を行ったことがはじまりで、
経営陣のこの作戦は見事に当たり、スタジアムはにぎわったとか。
とはいえ、成績が悪すぎるので、客が入るのはこの日だけ、なんて皮肉もいわれてます。
これに続いたのがダラス・カウボーイズで、NFLはこの2チームだけにこの日の開催権を与えていました。
2006年からは第3の都市でも試合を開催するようになり、まさにこの日のフットボール熱と人気を裏付けています。



今年の「サンクス・ギヴィング・デイ・ゲーム」は27日の木曜に
テネシー・タイタンズ@デトロイト・ライオンズ、
シアトル・シーホークス@ダラス・カウボーイズ、
アリゾナ・カーディナルズ@フィラデルフィア・イーグルスの3試合が行われます。

サンクス・ギヴィングの試合ではありませんが、
以前、取材したパブリック・ビュー・イベントの「クアーズライト・NFLライブ」の関連イベントとして、
「クアーズライト・NFLナイト」というイベントが西麻布<BlondysCafe>で3日連続で行われます。
http://www.nfljapan.com/feature/coors/#

家でジックリ観戦も楽しいですが、NFLファンで同じ画面で盛り上がるのも楽しいですよ!

IMG_7138.jpg

『感謝祭』には七面鳥を食べながら、TV観戦、というのがアメリカの家庭では通例ですが、
「七面鳥(ターキー)」を食べるという習慣は狩猟民族が獲物(ターキー)を頂くにあたり、
家長である父親が獲物を家族に取り分け、それを食べる、ということに意味合いがあるそうです。
この「ターキー」を食べる習慣が日本に渡り、なぜかクリスマスに「チキン」を食べる習慣になったようです。

農耕民族にはぜーんぜん、関係ないことなのですね。

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NFL Week 11 [Sports]

遅ればせながら、先週の結果を振り返ります。

NFL史上初の出来事や6年ぶりのドロー、首位決戦など、オドロキネタの多い週でした。
まずは週末の試合に先駆け、13日木曜に行われたAFCイーストの首位決戦。
ニューヨーク・ジェッツ@ニューイングランド・ペイトリオッツは、
ボストン近郊フォックスボロにあるジレット・スタジアムでの対戦。
ライバル対決だけあり、試合はもつれにもつれ、終了8秒前、WRモスへのTDパスが決まり、オーバータイムへ。
しかしジェッツはこれに気落ちせず、コイントスでボールを得ると8分近くを使い、64y進み、最後はFGで勝利をつかんだ。
14プレイを重ねたのはサスガ、QBファーヴがすべて、とはいいませんが、
今シーズン、彼の加入でチームは確実に変貌しましたね。
ジェッツが地区首位に踊り出ましたが、誰も予想しえないですよね。



「史上初のスコア」を記録したのは、サンディエゴ・チャージャーズ@ピッツバーグ・スティーラーズ。
11対10という僅差のゲームはNFLの歴史の中でも初のスコアだそうです。
RBトムリンソンのランを57yに押さえ込んだ「スティール・カーテン」、
RBパーカーを中心とした堅実なラン・アタックが効を奏したようですが、
意外にも勝利を支えたのは極寒の気候だったようです。
この日のハインツ・フィールドには雪が舞い、体感温度は氷点下、カリフォルニアのチームにはツライですよねえ。
NFLには「南のチームはプレイオフで生き残れない」なんて言葉もあります。
そういうフットボールの季節になってきました。



6年ぶりの引き分け、となったのは、フィラデルフィア・イーグルス@シンシナティ・ベンガルズ。
第4Q、残り5:22にイーグルスがFGを決め、同点。
その後、5シリーズでパント、6シリーズ目に時間切れでオーバー・タイムへ。
延長戦でも5シリーズに渡って、パント、6シリーズ目にベンガルズがようやく47yのFGを蹴るがミス、
最後の1プレイをイーグルスがパス・インコンプリートで試合終了。
「引き分けなんてルールがあることを知らなかった」とはQBマクナブのコメント。
「決着がつくまで試合が続くと思っていた」そうです。
そのうち点が入るだろう、とでも思ってたのかい? なんともダラダラと決め手に欠いた試合ですなあ。
ジャイアンツ、カウボーイズ、レッドスキンズとライバルが好調なNFCイーストのイーグルスは、
1勝しかしていないベンガルズ相手に手痛い引き分けです。



スポーツに「引き分け」という概念がないアメリカならではのコメントかもしれないですね。
NFLがサドン・デスのオーバー・タイム(1Q分=15分)のみで引き分け、としているのは、
疲労によるケガや磨耗による翌週の試合への影響を懸念してのこと。
ちなみにNFLでは、引き分けは「0,5勝」と計算します。

なんとこの週は16試合のうち、10試合が1TD(7点)差以内という切迫ぶり。(引き分け1試合を含む)
「Parity」(等価、同等の意)と評されるリーグの意向がそのままフィールドに現れています。



「優勝のチャンスは、資本、チーム規模などに偏らず、均等にあるべきであり、それこそがリーグの発展につながる」
というリーグの考えに基づき、1936年、他のプロ・スポーツに先駆けて、NFLに「ドラフト」が導入されました。
前年度成績が下位のチームから指名権を得る「ウェーバー方式」が採用され、
弱いチームや資金のないチームでもいい選手を獲得することが可能になったわけです。
リーグに指名されることに「意義」があり、早い順位であることは「名誉」とされています。
が、歴史に名を残すスター選手がかならずしも高順位でないことろがおもしろいですねえ。
その成功を経て、MLBやNBAがこの方式を踏襲しております。

「同一指名を抽選」にしたり、「逆指名」を導入したり、どこかの国の「ドラフト制度」はすでに崩壊してます。
「好きなチームに入れない」ことに対して「職業選択の自由」で対抗することは論理のすり替えでしょう。
そのリーグ自体が一個の「企業」であり、その「リーグ」に加入することに意義がなくてはならないでしょう。
個別のチームの「自我」を認めていては、リーグ運営は成り立ちません。

そういう意味では全然、健全じゃないのですね、NPBは。

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NFL Week 10 [Sports]

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ようやく追いついてWeek10です。

静寂の週、といってもいい今シーズンはじめてアップセットなしの週でした。
すべての試合で勝ち星で上回っているチームが勝利する安定ぶり。(同じ勝ち星同士の対戦はあり)

希望があるチームと、望みを失いつつあるチームの明暗クッキリ。
まだ先の見えないポスト・シーズンに向けて、中だるみ、といっては失礼か。

象徴するような試合がマンデーナイト・ゲーム。
サンフランシスコ・49ers@アリゾナ・カーディナルスって組み合わせもすごいです。
ミスマッチ?といわれてもしょうがないが、意外にも地区首位を走るカーディナルズがおもしろい。
QBカート・ワーナーにベテランRBエジェリン・ジェイムズの移籍ベテラン組に
WBラリー・フィッツジェラルド、ルーキーRBティム・ハイタワーが組み合わさり、脅威の攻撃力を見せている。

かつてワーナーが「シンデレラ」となったラムズ黄金期の再現を見るようなハイパー・オフェンスぶり。
このMNFのカーディナルズはラン・ゲインわずか46yでも勝利を掴んでしまった。
守備陣が貧弱なところも、ラムズに似ているかな?
ライバル不在の地区、このまま優勝を飾り、プレイオフのダークホースになることに期待です。



無敗タイタンズを牽引するのもベテランQBケリー・コリンズ。
ラムズを頂点に導いたのはワーナー、ジャイアンツで頂点に達したのがコリンズだ。
頂点を掴んだ者は「勝利の味」を知る者なのでしょうか?

一方、不調ライオンズは今シーズンを前に引退を発表したQBカルペッパーを呼び戻し、
チームの活性化に期待したが、ジャガーズ戦の結果はグダグダ。
パス10回中5回成功、104ヤード獲得という成績で、途中交代。
途中で代えるぐらいなら呼び戻すなって…

退いたものがやすやす活躍できるほどNFLは甘くない。
ライオンズはチームどうこうよりも経営陣が完全に迷走しています。

エースQBロモを欠いたカウボーイズ(今週はBYE)の後を受けたのはベテランQBブラッド・ジョンソン。
これまた目を覆いたくなるようなプレイぶりで、穴を埋められたとは言い難い。



はっきり書いてしまうと、NFLには「勝てるQB」と根本的に「勝てないQB」が存在する。
「勝てるQB」は成績、数字が悪くてもしっかり勝利を手中に収める、一方、「勝てないQB」に委ねてしまうとチームは沈没だ。
もちろん32チームの先発の座をすべて埋めるだけの「勝てるQB」はいない。

レイブンズのフラッコ、ファルコンズのライアンあたりは今シーズン登場の「勝てるQB」の新星かな?
ファーヴ現象の影響で、ドルフィンズへ行ったペニントン、チャンス到来となったパッカーズのロジャーズあたりは、
「勝てるQB」へと覚醒するのか、はたまた・・・である。



プレイオフがかかる12月になるとあらためて目を覚ますチームも増える。
希望を失ったチームの選手はアップセットを狙い、名を挙げようじゃないか、と虎視眈々。

季節の冷え込みとは反対にNFLはますます熱い。

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NFL Week 9 [Sports]



慌てて追いかけておりますWeek9のレポート。

話題はやはり無敗のタイタンズ。
グリーンベイ・パッカーズ@テネシー・タイタンズは、
サンダー&ライトニング、あるいはDASH&MASHとアダナされる
テネシーのRBコンビ=新人ジョンソンとホワイトが相変わらずの好調ぶり。
新生パッカーズも負けずに食い下がり、試合終了直前まで16対16の同点。
タイタンズは終了4秒前に47yのフィールド・ゴール(FG)を蹴るが失敗、勝利をつかめず。
オーバータイムにもつれこみ、コイントスで攻撃権を得ると、55y進み、41yのFGチャンス。
今度はこれをキッチリ決めて、8連勝を手にした。

さすがにプロのキッカー、同じミスは二度しない、というか二度のチャンスを不意にすればクビが飛ぶ。

もっとも注目が集まった試合は、ニューイングランド・ペイトリオッツ@インディアナポリス・コルツ。
AFCのプレイオフ常連、というかここ数年は勝利したほうがスーパー出場のチケットを得ている。
内容はやや精彩を欠いた試合で両チームともに守備が課題。
機能していない守備に対して、オフェンス力も爆発的、とはいえず、両チームともに「?」の一戦でした。
18対15でホームのコルツが勝利したが、課題盛りだくさんで終わった試合だ。



別の意味で注視されたのはジンクスがらみのピッツバーグ・スティーラーズ@ワシントン・レッドスキンズ@MNF。

大統領選の行われる年、首都ワシントンDCをホームにするレッドスキンズには変なジンクスがある。
「大統領選の前に行われる最後のホームゲームに勝つと現政権が勝利し、敗れると現政権が敗れる」というもの。
今年は?というと、23対6でスティーラーズが勝利、
翌日のスーパー・チューズデイで、やはり現政権の共和党・マケイン氏は敗れ、このジンクスは健在となった。

過去の記録を調べてみた。

2000 ●テネシー・タイタンズ    =現政権● 共和党(ブッシュ)   ○vs●民主党(ゴア)
1996 ○インディアナポリス・コルツ =現政権○ 民主党(クリントン)  ○vs●共和党(ドール)
1992 ●ニューヨーク・ジャイアンツ =現政権● 共和党(ブッシュ父)  ●vs○民主党(クリントン)
1988 ○ニューオリンズ・セインツ  =現政権○ 共和党(ブッシュ父)  ○vs●民主党(デュカキス)
1984 ○アトランタ・ファルコンズ  =現政権○ 共和党(レーガン)   ○vs●民主党(モンデール)
1980 ●ミネソタ・バイキングズ   =現政権● 共和党(レーガン)   ○vs●民主党(カーター)
1976 ●ダラス・カウボーイズ    =現政権● 民主党(カーター)   ○vs●共和党(フォード)
1972 ○ダラス・カウボーイズ    =現政権○ 共和党(ニクソン)   ○vs●民主党(マクガバン)
1968 ●ニューヨーク・ジャイアンツ =現政権● 共和党(ニクソン)   ○vs●民主党(ハンフリー)
1964 ●シカゴ・ベアーズ      =現政権● 民主党(ジョンソン)  ○vs●共和党(ゴールドウォーター)
1960 ●クリーブランド・ブラウンズ =現政権● 民主党(ケネディ)   ○vs●共和党(ニクソン)
1956 ○クリーブランド・ブラウンズ =現政権○ 共和党(アイゼンハワー)○vs●民主党(スティーブンソン)
1952 ●ピッツバーグ・スティーラーズ=現政権● 共和党(アイゼンハワー)○vs●民主党(スティーブンソン)
1948 ○ボストン・ヤンクス     =現政権○ 民主党(トゥルーマン) ○vs●共和党(デュウェイ)
1944 ○クリーブランド・ラムズ   =現政権○ 民主党(ルーズベルト) ○vs●共和党(デュウェイ)
1940 ○ピッツバーグ・パイレーツ  =現政権○ 民主党(ルーズベルト) ○vs●共和党(ウィルキー)
1936 ○シカゴ・カディナルズ    =現政権○ 民主党(ルーズベルト) ○vs●共和党(ランドン)
     (36年はボストンを本拠とするボストン・レッドスキンズという名称)

なお、1932年は「ボストン・ブレーブス」と名乗っており「ジンクスに該当しない」といわれている。
1932 ○スタテンアイランド・ステイプルトンズ=現政権○ 共和党(フーバー)●vs○民主党(ルーズベルト)
結果もそのジンクスにはずれており、「レッドスキンズ」を名乗った1936年からがジンクスのはじまりとされている。



ちなみに前回、2004年の選挙時はグリーンベイ・パッカーズに負けた。
2004 ●グリーンベイ・パッカーズ  =現政権● 共和党(ブッシュ)   ○vs●民主党(ケリー)
本来なら現政権の共和党・ブッシュ大統領の負けとなるはずだったが、ジンクスが崩れた。
これは2000年大統領選、ブッシュ候補は選挙人の数で民主党ゴア候補に勝ったが一般投票数では負けていたため、
なんて解釈もされている。
まあ、この辺りは「遊び」の要素が大きいですね。



この週ですべてのチームが8試合以上を消化、シーズンの折り返し地点となり、ポスト・シーズン当落も見えてくる。

AFCは無敗タイタンズが鉄板。僅差のゲームも凌ぎ切り、このまま突っ走りそう。
「パーフェクト・シーズン」が話題になり、萎縮しないとよいが。
これを追うのは2敗のスティーラーズ、エースRBパーカーの復帰が朗報。
ジェッツ、ビルズ、パッツ、そしてまさかのドルフィンズとAFCイーストに元気なチームが揃う。

NFCはチャンピオンチーム・ジャイアンツが不動。
バッカニアーズが後を追い、伏兵カーディナルスが波乱を巻き起こすか。
エースQBロモを欠き、失速のカウボーイズ、レッドスキンズ、イーグルスと
やはりNFCもイーストにバランスいいチームが虎視眈々。

もう一度チームをリチェック、ここから再構築できたチームがプレイオフへのチケットを掴む。

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NFL Week 8 [Sports]

wembley.jpg

不在が重なって、レポートが遅れました.
遡って、NFLレポートです。

3回目のインターナショナル・ゲームとなったサンディエゴ・チャージャーズ@ニューオリンズ・セインツ。
メキシコシティを皮切りに、ロンドンは昨年に続いての開催。
昨年の大好評に気をよくして、2年連続でフットボール(ここではサッカーの意味です)の聖地
ウェンブリー・スタジアムで開催。
チケットは60分とも90分ともいわれていますが、発売早々に完売だそうで。



試合内容は昨年の13対10という玄人好みの内容と打って変わって、37対32と見ていても楽しい乱戦。
フットボールらしいゲームに大いに盛り上がったようです。
昨年は雨ということもあり、点の入らないゲームにフィールドもスタンドもやや冷え気味でしたねえ。

CS放送やケーブルテレビの普及で、スポーツはもはやボーダレス。
ロンドンのファンだけでなく、ヨーロッパ中からファンを集めておりました。
実際の取材時もNFLヨーロッパのユニフォームを着たファンがたくさんいたことを思い出します。
特にドイツでは人気が熱く、開催の可能性もあるとか。
今後もヨーロッパでの公式戦展開は継続されることでしょう。

london.jpg

振り返って日本。

フライト時間的には東海岸のチームがロンドンに飛ぶのと、西海岸のチームが日本に飛ぶのとあまり差異はありません。
翌週がBYE WEEKに当てられるのなら、あまり距離は問題ではありません。
マーケットとして発売数十分で売り切れるパワーを秘めているかなのですが・・・。
「アメリカン・ボウル」でも3万人・・・。
果たして・・・飛び越えて中国などで公式戦開催、とならなければ良いのですが…

北京オリンピック前に開催予定だったプレ・シーズン・ゲーム「チャイナ・ボウル」は、
イベンターと揉めた末にポシャリましたが、日本サイドとしてはホッとしたところです。
(公式にはセキュリティの問題云々・・・)
飛び越えて、巨大なマーケットに持っていかれてしまうと、筋金入りの日本のファンとしては悲しいですよね。

ちなみにメキシコシティ、ロンドンの試合のレポートはタッチダウンPRO掲載済みでございます。
よかったら、バックナンバーをご覧ください。



今シーズン、好調のバッファローを生まれ変わったマイアミが蹴散らした。
バッファーロ・ビルズ@マイアミ・ドルフィンズは25対16とまさかの結果。
ドルフィンズのホームゲームとはいえ、5勝1敗のビルズに土をつけたのはさすが。

同地区の両チームはWeek14で再戦。(NFLは同地区のチームがHOME&AWAYで対戦します)
このゲームはカナダ・トロントのロジャー・センター(旧スカイドーム)で行われる、
今シーズン2度目のインターナショナル・ゲーム。
ひょっとするとプレイオフ進出のカギを握る試合になるかも?!

冷静なQB、堅実なランプレイ、強力な守備陣・・・チーム概要が似通った
ニューヨーク・ジャイアンツ@ピッツバーグ・スティーラーズは1敗同士の対戦。
AFCとNFCの違いだけ?というような陣容の両チーム、大きな差が現れたのはオフェンス・ラインでした。
ジャイアンツは5サック、4INTを挙げ、圧倒。
21対14という点差以上に試合をコントロールし、1敗を守った。



マンデーナイト・フットボール、無敗のタイタンズに5割と低迷するコルツが激突。
インディアナポリス・コルツ@テネシー・タイタンズの同地区対決は、万全ともいえる状態でタイタンズが圧勝。
2RBのランアタック、堅牢なオフェンス・ライン、落ち着いたベテランQB、このチームを破るのはかなり難しい。
しかし流行りのサードジャージなのだろうか、上下水色のジャージって、どうなの?
ジャガーズも上下真っ黒、ってのがありましたが、上下同色はどうも・・・

シンシナティ8敗、デトロイト7敗、ドチラが先にトンネルを抜けるのか。


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NFL Week 7 [Sports]

ヴェトナム紀行を記さねば、と思いつつ、NY訪問も重なり、更新が進まないダメ・ブロガーです。

仕事に追われながらのTV観戦の今週は小康状態、といっていいのかな?
といいつつも、波乱はやはりありました。



NYJ@OAKはまさかのオーバータイムで、ジェッツがコケました。
第4Q、残り8秒で何とか同点に追いつき、延長繊維持ち込んだジェッツでしたが、奮わないオフェンスはOTでも同様。
決め手を欠き、3度のオフェンスシリーズが実らず、レイダーズが3度目にようやくFGを決めました。
OT残り2:35って、なんかズルズルなゲームですなあ。

DAL@STLはエースQBロモを失ったカウボーイズがやはり精彩を欠いた。
ラムズは2週連続でNFC東の強豪チームを挫き、連続金星。
このあともこの好調ぶりが続くかは定かじゃありませぬが。



無敗のタイタンズはチーフス相手に、1敗のビルズはチャージャーズ相手にともに磐石。
AFCは勢力図がスッカリ変わってしまいました。

ベンガルズ、ライオンズはいまだトンネルの中、NFLでは獅子も虎も吼えないみたいですよ。

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MLB LEAGUE CHAMPIONSHIP SERIES [Sports]

現地時間20日、日本時間だと21日の午前中に今年の野球シーズンが終了。
なぜなら愛しのレッドソックスが負けてしまったわけで・・・。

各リーグのチャンピオンの代表を決めるLEAGUE CHAMPIONSHIP SERIES、
National League Champiuonship Series(NLCS)は、
フィリーズがドジャーズのホーム=ドジャー・スタジアムで連勝、4勝1敗であっさりとWorld Series出場権を手にした。
シーズン92勝のフィリーズが84勝のドジャーズを相手にしなかったのは数字どおりか。
これにてマニー・ラミレスvsレッドソックスという話題性タップリのワールドシリーズの目はなくなりました。
現地時間15日のことです。



一方、American League Champiuonship Series(ALCS)は、
初戦を飾ったレッドソックスが、本拠フェンウェイパークで1つしか勝てなかったのが痛かった。
ホームで圧倒的に強いはずなのだが、3戦目を延長でもぎ取るのがやっと。
1勝3敗で敵地トロピカーナ・フィールドに乗り込み、2勝目を上げはしたが、
2アウトからでも得点する昨年の破壊力がイマイチ垣間見えない。
案の定、最終戦はガーザの好投の前にペドロイヤの一発だけでヒットを重ねることもなく、沈黙。
ボストンのシーズンは終了した。

97勝でナショナル・リーグトップのカブス、
100勝でアメリカン・リーグトップのエンジェルズが早々に姿を消しているのが、ポスト・シーズンのおもしろさですね。



同リーグでわけのわからないプレイオフを戦うドコカの国の野球リーグはどうにかならないですかねえ。
繰り返し書くけど、両リーグ2地区にして、
セントラル東地区1位と西地区2位、西の1位と東の2位、
パシフィックの北地区1位と南地区2位、南の1位と北の2位でやれば、もっと盛り上がるのは自明の理でしょ?

どうにも発展しない国の野球はさておき、
ワイルドカード(地区優勝チーム以外に最高勝率チーム1チームが出場)から
奇跡の勝ち上がりをみせ、「ルースの呪い」を振り切った2004年の再来を願ったのですが、それも霧消です。



あとはやっとワールドシリーズに駆け上がったレイズの奮起に期待かな?
1993年、ナショナルリーグに加盟したフロリダ・マーリンズとコロラド・ロッキーズ、
1998年、ナショナルリーグ加盟のアリゾナ・ダイヤモンドバックス、アメリカンリーグに加盟したタンパベイ・デビルレイズ(現レイズ)
と強豪が揃う新興チームの中で、10年間、底を這い続けたエイ(レイのこと)がようやく陽の目ですね。

マーリンズは加盟5年目、ダイヤモンドバックスは4年目でチャンピオンに輝いたのは出来過ぎとしても、
昨年にはロッキーズが念願のワールドシリーズ初出場を果たしており、レイズもこれで面目。
そのまま栄冠を掴み取れるかは、現地時間22日からの試合次第です。



MLB優勝回数とチーム名を記します。
26回 ニューヨーク・ヤンキース
10回 セントルイス・カージナルス
9回 オークランド・アスレチックス
7回 ボストン・レッドソックス
6回 ロサンゼルス・ドジャース
5回 サンフランシスコ・ジャイアンツ、ピッツバーグ・パイレーツ、シンシナティ・レッズ
4回 デトロイト・タイガース
3回 ボルチモア・オリオールズ、ミネソタ・ツインズ、アトランタ・ブレーブス、シカゴ・ホワイトソックス
2回 シカゴ・カブス、クリーブランド・インディアンス、ニューヨーク・メッツ、
   トロント・ブルージェイズ、フロリダ・マーリンズ
1回  フィラデルフィア・フィリーズ、カンザスシティ・ロイヤルズ、
    アリゾナ・ダイヤモンドバックス、ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム



ちなみにワールド・チャンピオンに輝いていないチームは8チームあります。
記さないので思い描いてください。
ワールドシリーズの経験がないのは、シアトル・マリナーズ、テキサス・レンジャーズ、ワシントン・ナショナルズの3つだけ。
ちなみにナショナルズは同様に出場経験のないモントリオール・エキスポズが前身。
2005年移転し、名称変更したので、これからですね。
マリナーズは77年、レンジャーズは72年に発足。
レッドソックスやカブスの呪縛に比べれば、たいしたことないかな?

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NFL Week 6 [Sports]

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今週はNYで観戦してました。↑奥が建設中の新スタジアムです。

相変わらず「UPSET」が続きます、今シーズン、平穏な週はないのかもしれないですね。
NFC東地区がこの波に呑まれました。

一番のオドロキはDAL@ARI。
「あの」カーディナルズがカウボーイズをオーバータイムで粉砕。
ゴール前のパントキックをみごとにブロック、拾い上げタッチダウンに結び付けました。
さらにカウボーイズは、QBトニ・ロモが小指を骨折、数週間はOUTとダブルのダメージです。
元NFC東地区の意地か、星勘定ではカウボーイズに並んだカーディナルズです。

未勝利のラムズが好調レッドスキンズを退けたSTL@WAS。
試合終了残り2秒でFGを決め、2点差の逆転勝利、みごとAWAYでの勝利を上げました。
RBクリントン・ポーティスが128yを走り、QBマーク・バルジャーのパスを136yに抑え込んだにも関わらず、この内容。
やはり3つのターンノーバーを喫したのが敗因でしょうか。
そのレッドスキンズですが、シアトルを去ったRBショーン・アレキサンダーを獲得、という朗報が入りました。
敗戦よりもさらなる躍進を感じさせます。



マンデーナイト・ゲームは、NYG@CLE。
わずか1勝のブラウンズがチャンピオン・ジャイアンツを大差で撃破。
ブラウンズのホームゲームとはいえ、誰がこの内容を予想したでしょう。
スローバックのユニフォームが効いたわけでもないだろうし…

NFC東地区でコケなかったのはイーグルスのみで、難なく49ersを退け、星を五分に戻しました。



さて、足を向けたCIN@NYJ。
プレイオフ候補ベンガルズに、ファーブ加入で生まれ変わったジェッツが対峙する、ってシナリオは希望的推測でした。
シーズンのフタを開けてみれば、ジェッツが好調なのは予定通りでしたがベンガルズはまさかの未勝利。

この日、公式発表は満員ながらスタンドは1割程度の空席が目立つます。
いくら好きなチームでも対戦相手が弱すぎては、わざわざ見る気もしない、という意識表示でしょう。
いつもは混んでいる記者席もスカスカであったような・・・。



この週末のNYは異常に暖かく、華氏70度(摂氏≒21C)ながら、体感温度は25ぐらいにも感じました。
「ニューヨーク・タイタンズ」時代のスローバック・ジャージがフィールドに映えてましたよ。


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