familiar paradise @Singapore -完- [Singapore]
MRT駅でピックアップしてもらい、彼の馴染みのホーカーズへ向かった。
「なに食べたい?」
「なんでもOK。ここはシンガポールだからね」
「そういうと思った。
じゃあ、日本で食べられないものを食べようか」
「いいね、それ」
手持ちの駐車チケットを切るとフロント・ウィンドウに挟み込み、
クルマを降りた。
煌々と明るいホーカーズは22時だというのに混んでいる。
シンガポリアンは夕食の時間がまちまちで、
日が落ちてから深夜までホーカーズはニギヤカに営業している。
ちなみにこの国は共働きが多く、
家で作るより便利で安い、という理由で3食外食、なんてのは当たり前だ。
そのため、「おふくろの味」なんて意識も希薄で、
「XX通りの麺屋の△△が懐かしい」なんていうのが当たり前だったりする。
「とりあえず飲み物買いに行こう」
ホーカーズはまさしく日本のフードコートに似ていて、
違うところはといえば、熱い国らしくオープン・エアな点だろうか。
小さな店が軒を連ねる中、飲み物は飲み物屋、麺は麺屋、
おかずはおかず屋、といった感じで、品物によって完全に分かれている。
中には注文すると持ってきてくれる店もあったりするが、
通常は自分で買ってきて、自分で席に着くスタイルだ。
「なに、飲む?」
「テ・ペン、ら~」
「おお~。よく覚えてるね」
「毎日飲んでいたからね、そりゃあ、覚えてるよ。
テ・オ、テ・コソン、コピー・オ、コピー・コソン・・・」
「OKら~。じゃあ、料理注文してくるわ」
「テ」は紅茶、ティ、「コピー」はコーヒーのこと。
マレー訛りだか、シンガ系の中華訛りだかわからないが、
丁寧な英語より一発で通じる。
「テ」や「コピー」をそのまま頼むと東南アジアらしく、
コンデンスミルク入りのどっちゃり甘いやつがやってくる。
日本人には口が曲がるほど甘い例のヤツだ。
一例を書くと、
コピー(kopi)=コンデンス・ミルク入りのコーヒー
コピー・オー(kopi-O)=ミルクなし、砂糖ありのコーヒー
コピー・コソン(kopi-Kosng)=ミルクあり、砂糖なしのコーヒー
コピー・オー・コソン(Kopi-O-kosong)ミルクなし、砂糖なしのコーヒー
これに「ペン」をつけるとアイスになる。
スタバの注文のほうがよっぽどカンタンか。
飲み物を抱え、テーブルに戻ると友人が笑っている。
「カ・エ・ル、頼んできたよ。カエルのお粥、食べたことある?」
「カエルは食べたことあるけど、お粥はないなあ。
いいねえ、日本で食えないねえ」
「あとエビ。好きだったよね?」
「わお!うれしいね。シンガポールといったらエビでしょ」
食の好みが合う友人は気楽でいい。
くわえてかたやシンガポールのガイド、かたや元ツアコン、と性質の悪く、
ホテルの料理から旅先の名物までうまいものには慣れ親しんだ輩なので、
ずっこけたマズイモノを頼まない安心感もある。
「結局どうした? 出発までホテル取ったの?」
「いや、タクシーで空港に戻ってラウンジで寝ることにした」
「安いホテルでムダ金使うよりいいかもね」
「はい。ムダ金より生き金。なので、そのホテル代でこのメシ、おごります」
「いいよ、おごんなくて。ここはわたしの国だよ。
タクシーもいいよ、空港まで乗せていくし、あとは日本帰るだけだろ?
日本じゃ食えないものなんだから食べな、食べな~」
「じゃあ、このドルどうするのさ。
数年ぐらい前から$70ぐらい残ったままだよ」
「いいじゃん、腐るわけじゃないし」
酒も飲まないふたりののんきな夕餉が続く、日付は帰国日に変わっていた。
パラオ~マニラ~シンガポール紀行 ― 完 ―
2012年6月7日11:10ナリタ発~14:30グアム着
18:50グアム発~19:50パラオ着
6月12日20:50パラオ発~22:15マニラ着
6月13日14:30マニラ発~18:10シンガポール着
6月14日 8:10シンガ発~16:00ナリタ着
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disreputable in paradise @Singapore [Singapore]
待ち合わせ場所を目指し、空港からMRTに乗り込む。
目指すはEastWest LIneのAljunied(アルジュニー)駅、
この駅名でピン、と来る人がいるかもしれないが「ゲイラン」にほど近い駅だ。
「ゲイラン」は路地にいかがわしい店が軒を並べる色町、
同時に大きな通り沿いにはうまいものを食わせる店が多い。
舌の肥えた遊び人が集う街なので、
必然、おいしい店が軒を連ねるようになった、というわけ。
通りを一本隔てると、延々と果物店が軒を連ねている。
この時季の「ドリアン・シーズン」となると、
横付けするクルマで渋滞を起こすほどの盛況振りだ。
この辺りはインド人街にほど近く、エコノミー・ホテルも多い。
ガイドの仕事をしている友人は市内観光を終え、
客をホテルに入れ込んで来るそうなので、
ホテルに近いこの駅が待ち合わせ場所になったわけ。
電話口で「ゲイランで待ち合わせかよ!」と毒づいたが、
ここはワルイ遊びをするところでもあり、
うまいものを食べに行くところでもあり、
質のいいドリアンを買い求める場所であるtことはお互い承知の事実なので、
受話器にはただ笑い声だけが響いていた。
というわけでつまらない文章よりも写真でお楽しみを。
若い女性客が多く、味のいいものを求め、店員にアレコレ交渉。モチロン値段も。
食事帰りに路肩にクルマを止め、食べて帰る客が多い。家だとニオイがスゴイからね。
ドリアンはモチロン、マンゴ、マンゴスチンなどもいえばその場で食べやすくカットしてくれる。
アパートやオフィスなどビルの下を陣取るホーカーズ。なのでサンダル姿もいればネクタイ姿も。
カイラン(青菜)の炒め物とお粥。右上のカエルの炒め物を粥にかけて食べる。好吃la~~!
エビの煮込み。友人まかせなので、料理名もわからず食べている。スキキライなしの強み。
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strategy in paradise @Singapore [Singapore]
到着直後、トランジット・カウンターに出向いた。
通常のチェックインだと受付カウンターは3時間ほど前でないと開かない。
そうなると早朝便の場合、一旦、入国しても、
深夜に空港に戻り、カウンターが開く朝方まで出発ホールで待つか、
あるいはホテルで仮眠して、暗いうちにタクシーを飛ばし空港へ戻るか、を強いられる。
ボーディング・パス(搭乗券)がなければ、
出国手続きを済ませ、出発ゲートに至ることはできない。
よく見る海外空港のロビーで横になっている人たちは、
それがイヤで入国せずに空港内に留まっているトランジット客、というわけ。
作戦実行の一段階は「あらかじめボーディング・パスを得ること」だ。
現状、マニラからはSQ(シンガポール航空)~NH(全日空)という他社乗り継ぎなので、
日本までの「通し」で搭乗券を出してもらえていない。
ここチャンギで改めてボーディング・パスを得なくてはならないのだ。
国内ホテル 1円セール! 4月9~29日!
「日本へのボーディング・パス、でますか?」
「フライトは?」
「朝8時のオール・ニッポン。NH112便」
「あら、随分早いわね」
カウンターにいたインド系の女性は戸惑ったように返してきた。
それはそうだ、18時に到着して、翌朝8時の搭乗券を出せ、という客も少なかろう。
「ちょっと待ってね。NHに出せるか、電話してみるわ」
「お願いします。ないと入国しないでずっとここにいることになるんだ」
「あはは、それは残念なことね」
彼女は事情を汲み取ってくれたのか、笑いながら電話を手にした。
耳馴染んだシンガポール訛りの英語が続く。
シンガポリアンらしく、本題に入る前にひとしきりムダ話。
手持ち無沙汰なカウンターでシングリッシュで交わされるムダ話を聞いていると、
吹き出してしまいそうになった。
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そんな感じで待たされ、そのノンキで気楽な感じに、
ああ、ここはシンガなのだなあ、などと改めて感じていた。
その彼女が会話の途中でスマイルしてよこすと、受話器を置いた。
たぶんいい合図なのだろう。
「出していいみたい。いま、打ち出すわね」
「よかった、これで市内でメシが食えるよ」
「空港よりおいしいものが食べられるわね」
少しばかり手間取りはしたが、無事に東京行きの搭乗券が手元にやって来た。
これで入国しても好きな時間に出発ロビーに戻ってこられる。
数時間のために市内にホテルを取る必要がなくなり、作戦は実を結びそうだ。
これで気だるい朝、チェックインの行列に並ばなくて済む、ということと、
時間の制限がない、という大きなアドバンテージを得た。
搭乗開始時間までに戻ればいい、というトランジットの寿命を得たのだ。
深夜まで飲み食いして、タクシーで空港に戻り、出してもらった搭乗券と共に出国したら、
あとはプライオリティ・パスでビジネスクラス・ラウンジへ行けばいい。
チャンギでは4箇所のラウンジを使うことができるので、
仮眠室を持つラウンジで横になってもいいし、ネット環境も万全なので朝は遠くない。
街歩きの汗もラウンジのシャワーで洗い流せるし、
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搭乗券をしまい、キャスターバッグを預け、入国を済ませると、
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http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-03-13 NY (EWR)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-03-14 LA (LAX)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-05-07 ソウル (ICN)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-05-11 ソウル (ICN)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-08-27 ロンドン(LHR)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2009-11-04 ダラス (DFW)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-01-28 バンコク(BKK)
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-03-17 成田 (NRT)
homecoming to paradise @Singapore [Singapore]
30分遅れで出発したSQ917便はそのままの遅れでチャンギ国際空港に到着した。
久々のSQフライト、機内食前にメニューが配られ、
カトラリーが金属で出てくることに感動を覚えてしまった。
ヨーロッパ系航空会社やアジア系では当たり前なのだが、
ここ数年、ソウル行きを除いて、UAやAA、DLとアメリカ系ばかり乗っていたので、
そのことをすっかり忘れていた。
ハイジャック防止、などという理由でアメリカ系はナイフやフォークのカトラリーを、
プラスティックにしてしまったが、実態は「燃費向上」というウラの顔がある。
200人分の食器を金属からプラスティックに変えるだけで、
相当量の重量が削られ、すなわち燃料費の節約につながる、というわけ。
そのうち「乗る前にトイレに行く」ことを義務付けする航空会社が現れるかもしれない。
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機内食の味に関しては世界屈指、アメリカ系と比べること自体がおこがましくもある。
ちなみにツアコン時代から、数々のフライトを経験してきましたが、
機内食BEST3はヴァージン・エア、スイス・インター、スカンジナビアで揺るがない。
SQはその次かな。
意外にもマズイのはアリタリア、美食の国イタリアの航空会社とは思えないマズさです。
到着時間はシンガポール時間で18:10、3時間半のフライト。
マニラとシンガポールの間には時差がなく、共に日本からは一時間遅れの国だ。
翌朝8時までがこの国で許された時間、トランジットで許された寿命。
パラオから直で日本に戻ればいいものをマニラで14時間、
シンガポールで15時間という時間単位の寿命を経て、日本に戻る。
パラオだけでなく、帰国便までアイランド・ホッピング。
繰り返し記しているが、未踏のパラオに続いて、フィリピンも踏破できること。
合間の移動でシンガポール航空を利用でき、シンガポールからの帰国便は全日空、
というのがこの変な行程を選んだ理由なのだが、そう悪くはないはずだ。
ただし掛け値なしにバカげている、いや、割り増しのバカであることは、
承諾のクリックをしたところから、認知はしているのだが。
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赤道直下のこの国はホテル代が高く、いわゆる安宿が少ない。
したがって来星するにあたり、宿代はかなりのネックで長期滞在者には悩みのタネでもある。
以前は「高いホテル代払うならうちに来なよ」ということで、
シンガポール時代の仕事仲間の家に泊めてもらっていた。
空き部屋がひとつあり、その彼も仕事で日本に来た際はうちの空き部屋を使ったりして、
お互いに便利に行き来していた。
要は航空券だけあればお互い滞在先を融通できたわけ。
さらにこの頃、ユナイテッドが「オール・コミコミ」というチケットを販売しており、
シンガ、バンコクが39,800円、ソウルは19,800円というシロモノで、
こいつを使って、年2~3回、気軽な「里帰り」をしておりました。
現地では1週間で1万円も使わないので、5万あれば楽勝という、
サーチャージがバカ高い今となってはうらやましい限りのチケットでした。
頃合い的には2008~9年かな。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2008-10-27 (Vacation @ Singapore)
4/9~ 国内ホテル1円セール開始!
ところがその彼が家を手放したのですね。
チケットは継続して売られていたけど、目当ての部屋が無くなってしまったので、
長期の滞在費を考えると、赤道直下の国が縁遠くなってしまったわけ。
そして同じチケットのソウル行きが「毎月ソウル」のトリガーになった。
航空券2万円+安宿1万円なら、シンガに飛ぶより安く、
国内旅行より滞在費がかからない、ということで、動き出したのですな。
宿代がバカ高いそのシンガになんで立ち寄ったかというと、ちょっとばかり作戦が。
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コロール、マニラ、シンガポール、そして・・・ from Singapore [Singapore]
帰国日です。
12日21時前にユナイテッドでパラオ・コロールを発ち、
22時過ぎにフィリピン・マニラに。(-1時間の時差あり)
13日14時にシンガポール・エア(SQ)でマニラを発ち、
17時過ぎにシンガポール到着。
そして14日8時過ぎに全日空(NH)でシンガを発ち、成田へ。
「毎月ソウル」「毎週ナリタ」を超え、
いよいよ「毎日フライト」というアホみたいな状況になってきました。
まあ、自ら組んだ行程だけど。
さて未踏のパラオに続いての未踏の国フィリピン。
「朝イチから教会巡り」と深夜の到着から気合いを入れておりましたが、
目覚めると激しい雨。
朝食がはじまる7時(!)前に起きたのはナニ?
朝食食べて、スコールを待ちましたが、コーヒー飲んでいても止む気配なし。
なにせ22時に着いて、14時出発というスケジュール、
12時前には空港に向かわないと、ということで、
与えられたマニラ滞在時間は午前中のみ。
トランジットのお遊び滞在だからわかってたんですけどね、
まさか雨で歓迎とは。
Wi-Fiで小一時間ツブしていたらようやく雨勢が弱まったので、
止みそうな気配を狙ってホテルから一番近い教会へ向かった。
聖堂に入るとふたたびスイッチ・オン。
マニラ、雨季全開。
そこからは一度たりとも雨脚は止まらず、出しっぱなしの激しいシャワー。
ポロシャツ、短パン、デッキ・シューズもグッチョグチョ。
なるほど、雨季のパラオで晴れまくったツケをここで払うシステムか。
ということでパンツまで濡らしながら、シャワーのなかを歩き通し、
11時にはあきらめて、部屋で暖かいシャワー。
重たい服を詰め込んで、空港へ。
スコールでタクシー拾えないのはシンガポール生活で学習済み。
それを見越して、少し早めのC/OでA/Pへ。
案の定、ナガシのタクシーは少なくて、
たまに止まってくれたヤツは400とか、300ペソとか、平気でいいやがる。
到着時は220ペソでたどり着いたのだぜ。
強欲なタクシーを蹴り飛ばし、
なんとか3台目に「メーターOK」という誠実なドライバーをゲット。
こういう国でも折り目正しいドライバーはいるのです。
渋滞あったけど、チップコミで190ペソで空港到着。
ボーディングもらって、プライオリティ・パスの使えるラウンジへ。
ラウンジでランチしてたら雨はスッカリ上がってました。
フィリピン・マニラのみごとな歓迎っぷり。
快適なSQのフライトを楽しみながら、シンガポールへ。
出発が遅れたフライトは18時前にチャンギに到着。
ここも「トランジット」滞在、リミットは翌朝8時の日本帰国便。
ちょっとばかりナイス・アイデアが浮かび、
荷物は空港に預けて、身軽に市内へ。
ここでも大いにプライオリティ・パスが役に立った。
(そのアイデアは後日、ブログ内で紹介しますね)
友人に電話を入れ、MRT(地下鉄)で夕食へ。
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やっぱりこの国はメシがうまい。
最後は空港まで送ってもらって、ラウンジにいます。
「プライオリティ・パス」を持っていると、
ここチャンギ空港だと3つのターミナルに5つあるラウンジがチョイス可能。
まあ、チャンギの場合、ラウンジ使わなくても、
映画館も植物園もプールもゲームコーナーも無料PCもなんでもあるんですけどね。
今回はパブリック・ビューで「EURO2012」放映して人を集めてました。
無料で滞在していても苦にならない空港としては世界一ですよ、チャンギは。
やることがなくて困るほどのんびりのパラオ、
「アイランド・ホッピング」は充実の一日でしたが、
コロール、マニラ、シンガとこちらも激しい「アイランド・ホッピング」の3日間。
マニラなんかスノーケルが必要だったし。
あ、そういえばチキンライス、食べるの忘れた!
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End of Vacation at Changi Airport [Singapore]
夕刻、帰国いたしました!
シンガポール発、いつものユナイテッド早朝便だったので、
5時にタクシー拾って、寝不足状態なら、いっそ!
ということで、MRT(地下鉄)や市バスが動いている12時前に友人宅を発ち、
空港ラウンジで過ごすハラを決めました。
実は空港に直結したMRTを空港往復ではまだ使ったことがない。
安いチケットのフライトはMRTが休止している24時過ぎに到着し、
運転前の時間に飛び立つので、そのチャンスがなかったのです。
友人に聞いたところ、
Bishan(ビシャン)駅からだとMRT・North South Lineで南に下り、City Hal(シティホール)lへ。
East West Lineに乗り換え、イーストコースト目指し、途中駅TnahMerah(タナメラ)駅で乗り換え、
その後、Changi Airport(チャンギ・エアポート)駅となるため、「めんどくさいよ」とのこと。
確かにホーム向いに乗り換え線があったりするが、空港への荷物を持って、ホーム移動や車内を動くのはめんどくさい。
しかもMRTは各駅停車しかないため、乗り換えの時間などを含めると一時間は食ってしまう。
しかも車内のイスはプラスティック製(笑
友人いわく
「ビシャン始発のバスがあるから、それのほうが楽じゃない?」
確かにバスは遅いが、エアコンの効いた車内、座りっぱなしで始発~終点で気楽だ。
在住時にバスは使ったことがあったが、ラクな手段として、コレを選択。
まあ、タクシー飛ばしても深夜の50%チャージがかからない24時前なら
$20($1=¥70弱)&30分もかからないんですけどね。
のんきにビンボーくさく、行ってみました。
23:15、MRTビシャン出発。
最終のバス、4~5名しかいない車内は、いつものようにキンキンにエアコンが効いている。
東南アジアを旅行することになると、短パン&Tシャツでこられる方が多いですが、
最近はドコの国も乗り物や公共スペースはエアコンがキンキンですから、要注意ですよ。
通常1時間半近くかかる路線バスですが、
深夜に近い時間、ということもあり、なんと45分でついちゃいました。
たぶん$3かかってません、ICカードで自動支払いなので、詳細不明。
あとの朝までの時間は・・・
のちのち、ブログに記してまいります。
まずはヴェトナム紀行を上げなくては!
日本発上陸のミネラル・ウォーターが安い!-ドリンク屋-
Vacation from Changi Airport [Singapore]
フライトは予定通り、2時間遅れの午前2時に到着。
シアトルから東京を経由してシンガポールに飛ぶ機材で、
どうやらシアトルの天候が悪く、出発が遅れたらしい。
「フライト運」というのがあるかは知らないが、
添乗員時代、フライトが遅れたというのが、数えるほどしかない。
エジプトで国内線が遅れたこと、ギリシャでユーロ内乗り継ぎが遅れたこと、ぐらいしか記憶にない。
お客さんのロスバゲ(ロスト・バッゲージ=荷物が行方不明)はゼロだったし、
毎月数本、乗っていたことを考えると、かなり「運」がいいほうだと思うのだが・・・
ここ数回、やたら遅れるな。
というかUNITEDに問題ありかな?
前述しましたが、この「1時間45分遅れ」というのが、微妙、というか巧妙で、
フライトは2時間以上遅れた場合、食べ物のサーヴが必要になってくるわけです。
通常は空港内のレストランで使えるクーポンか、
あるいは指定のレストランで搭乗券を見せるとフリーパスで食事ができるようになっている。
で、1:45。
この時間なら食事を提供しなくてもいいわけですね。
確か2年前に乗ったシカゴ便の出発も1:45遅れだったような。。。
巧妙なり、UA。
ということで、2年ぶり、チャンギ・エアポート。
前回はターミナル3がオープン直前、残念ながら使うことなく、出発でした。
そのターミナル3に到着。
うおおお、すんごい広くて、すんごいきれい。
到着ロビーはクルマが行き交えるぐらいの広さです。
おまけにフリーのPCが据え付けられている。
無料で15分の制限はあるけど、20台ほどあるので、渡り歩けば、ずっと使えますな。
出発前のヒマツブシにはなります。
だだ広いロビーからエスカレーターで降りると、入国審査。
深夜着なのでガラガラ、あっという間に終わり、荷物を受け取るターンテーブルです。
ターンテーブル横には免税店。
シンガポールでは到着時に免税店を利用することが可能なのです。
これはチョットしたウラワザかな?
ターンテーブル近くにある公衆電話は市内通話が無料。
携帯電話も市内通話扱いなので、友達や知り合いに到着連絡を入れるには便利です。
飛行機が到着して、30分もせずにタクシーが拾える。
深夜でなければMRT(地下鉄「)やバスも乗り入れているので、安く市内に出たいならこちらもOK。
といっても、市内までタクシー飛ばしても約20分かかるか、かからないか。
料金にして$15~20ほど。(シンガポールドルはこのところの円高で$1≒¥65ほど。¥70計算が楽です)
空港から乗ると$5のチャージと深夜は50%割り増しですが、それでも$30はかからない。
成田からスカイライナーで都心に向かうのと料金はかわりませんな。
タクシースタンドには空港から市内への料金が明示されている。
「アヤシイタクシー」の廃絶のためでしょうね、旅行者は安心。
順番待ちもなく、指示されたタクシーはベンツ!
お出迎えありがとう。
荷物をトランクに放り込み、革張りのシートに身を委ねた。
12:50@Bishan, Singapore
中古コピー機と中古FAXのことならOA市場
アジア・アフリカの貧しい国の子供たちへの寄付、募金をお願いします
紀州南高梅、梅干、高級梅干、梅干し、通販
まちこのヘナは天然ヘアカラーヘナとロイヤルカラーを販売
同じ女性が羨ましがる!キレイになりたい女性を応援します
Vacation to Singapore [Singapore]
NY訪問の仕事も何とか上がったので、今度は自分の休暇で逃げ出します。
と、成田にやってきたら、飛行機は1:45遅れるって・・・
ラウンジでのんびりネットサーフしてます。
時間もあるので、シャワーも借りてリフレッシュしてみたり。
さすがに夜になると、ラウンジの客も一通り飛び立ち、閑散としてます。
窓の向こうでは激しい雨も降り出しました。
そろそろ出発です。
シンガポールに飛び、その後どこかの島に行くかな。
旅先からがんばってブログ更新します!
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旬のモノ [Singapore]
夏のクソ暑い時季、赤道直下のシンガポールを訪れるモノ好きは少ないかもしれないが、
実は楽しみが多い季節。
7月下旬からは『GSS』(グレート・シンガポール・セール)が行われ、
街なかでは、70%OFFや80%OFFなんて、広告が目立つ。
ここで暮らしていたとき、
この時季になるとシンガポリアンはここぞ、とばかりに買い物をしまくっていた。
観光客ばかりでなく、地元の人もやっぱり安いのは歓迎らしい。
この時季の彼らの購買意欲はなにしろスゴイ。
自分はいえば、買い物にはまったくといっていいぐらい興味がないので、
在住でも訪問客でも、とんと関係ないのだが・・・
楽天トラベル 海外航空券予約
もうひとつの楽しみは『フルーツ』。
赤道にほど違い南国にもやはりシーズンがある。
なかでも『旬』のフルーツは『ドリアン』、この時季に訪れたら食べない手はない。
元来、ニオイが強い食べ物(セロリとかミョウガとか)がニガテ。
こちらの職場に赴いたとき、ガイドやドライバーに誘われ、ドリアンを口にした。
卒倒しそうなニオイにたまらず、口の中に入れた直後に吐き出し、
テーブルを囲み、おいしそうに頬張る彼らにゲラゲラと笑われた。
たぶん、日本人にはムリ、とわかっていて、職場のみんなにからかわれたのだろう。
現地の人々は、季節になるとコイツを一度に2~3個を食べる。
(「2~3ツブ」ではない。ラグビーボール・サイズのアレを2~3個平らげるのだ)
日本人が夏にスイカを食べるのに似ているが、量が違いすぎる。
露店で売られているドリアンは$1~$50ぐらいまで開きがある。
店先で中身を確かめることが出来るが、割ってもらうと買い取らなければならない。
高いものは確実に甘く、安いものはアタリハズレが大きい。
ちなみに食べた後は、かならず水を多めに飲むようにいわれる。
強いフルーツなので、ノドや胃を焼いてしまうそうだ。
元来、好き嫌いがない性質としては、くやしくて、再度トライしてみた。
なんでそう思ったのだろう、かなり物好きだ。
仕事仲間も面白がって、店先のテーブルに質のいいドリアンを買い求め、並べてくれた。
顔がゆがみそうなニオイに、眉をしかめながら頬張ってみると・・・
ウマイ!
矢継ぎ早に二個、三個と食べる。
周りにいたドライバーやガイドがあきれるテンポで、頬張った。
「アンタ、日本人じゃナイネ」
吐き出すのを期待していたのか、ポツリとガイドがつぶやいた・・・。
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旅と本 [Singapore]
例によって旅先、特に一人の旅先では、読書が進む。
機内、バス、列車のシート沈み込んで、
退屈な移動時間を、本の上に視線を落とすことで紛らす。
車窓からの風景は文字に疲れた目を憩わせてくれる。
一番集中して読めるのは、機内。
お気に入りのチャンネルを探して、ヘッドフォンのヴォリュームをあげれば、
エンジン・ノイズも気にならない。
それに機内ならボタンひとつで、コーヒーも運ばれる。
読書をするのに、こんな好ましい空間はない。
乗り物で文庫本を読んでいると、声をかけられることがある。
フシギな文字に目を落としている異国人が珍しいのだろう。
「どっちから読むの?」と聞かれたり、
「それが【漢字キャラクター】なのか?」といわれる。
(英語では『漢字』のことをこう呼ぶ)
欧米は左から横に読み進む文体。
右から縦に読み進むのは、かなり奇異に写るのだろう。
近年の「漢字ブーム」の前から、「漢字」に興味を示す欧米人は多かった。
彼らにとっては、日本も中国も、区別がつかない。
日本には3つの文字体があるんだ、と説明しても、なかなかわかってもらえない。
そんな説明はどうでもいいことで、たいてい、
「ぼくの名前を漢字で書いてくれないか?」なんていわれる。
ラ行の当て字に苦心するが、
名前を書いて、漢字の意味を説明すると、すごく喜ばれたりする。
最近はアヤシイ漢字が入ったシャツやタトゥも人気。
「一番」なんてカワイイもので、
「台所」と二の腕に刺青してた人を見たときはさすがに二度見した。
日本人の女の子が「FuXX ME」なんてTシャツ着ちゃうのと、レベルは一緒だ。
宿に帰ると、一人旅の身はかなり退屈。
ロビーやリビングがあるようなクダけた宿なら、
宿泊者同士、飲みながら語らえば、時間がつぶれるのも早い。
しかし個別に隔たれたホテルとなると、話は別だ。
ベッドに埋まり、本を読むぐらいしかすることがない。
ジムがついているような高級ホテルに泊まれば、そこで暇つぶしができるが、
それでも結局、寝る前に読書読書。
ということで、旅先では、読書量がすごいことになる。
文庫本を一日あたり一冊、持っていきたいところだが、それでは荷物がえらいことになる。
添乗員時代、10日ほどのトルコ・ツアーのときに
椎名誠だけを5冊ぐらい持参して、死にそうになったことがある。
3日目ぐらいで全部読み終わってしまったのだ。
軽めの文体が仇。
考え抜いたあげく、バスの中で、ツアーのお客さんに泣きついて
読み終わった本を借りた…
その後はなるべく長編を持参し、文字の詰まったところでカバーし、冊数を減らすようにした。
数あればいい、ってモノじゃないのですね。
読書の相手は。
困ったことに最近の文庫本は、文字体が大きくなり、ページ数が増えている。
あるいは薄い内容を補うため、ページ数を増やしている本もある。。。
これが重さを増す…
今回のメインは宮城谷昌光「香乱記」全4巻。
それにほかの作家のエッセイ数冊・・・。
旅のために本を読んでいるのか、
本のために旅をしているのか…
そんな旅先。
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ローカル・リゾート @Singapore [Singapore]
今回渡航したもうイッコのテーマ=「ローカル・リゾート」、これがけっこう厄介。
というのも、小さなシンガポール国内には「リゾート」っぽい場所がない。
シンガポリアンが遊びにいく場合、
インドネシアのビンタン島やバタム島、マレーシアの各地へ足を伸ばす。
そのほうが物価的にもお得だし、
日常生活を離れた週末を過ごすこともできるのだ。
なにせビンタン島やバタム島なら、
フェリーで30~40分もあればついてしまう。
高い国内で過ごすよりも、
高級リゾート・ホテルに泊まって、エステ、ゴルフを楽しむほうが、
よっぽど優雅で安上がりだったりする。
長期で休みを取るなら、オーストラリアに飛んで人も多い。
ということで、この地での「リゾート」は相変わらず、隣接したセントーサ島が精一杯。
とはいえ、この島、日本でいうところの「海水浴場」に近く、
家族連れで訪れる、というよりも、学生たちが暇つぶしに来る場所、という感じ。
リゾートからは程遠いかな…
それにシンガポーリアンはあんまり泳がない。
正確にいうと「泳げない」人が実に多い。
「日本じゃ、授業で水泳があるぜ」なんていうと、ウンザリした顔をする向きも多い。
もはや「先進国」に近いこの国、
リゾートも物価の安いアジアの隣の国々を訪れたほうがお得、というわけ。
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ローカル・フード @Singapore [Singapore]
今回の目的はローカルフードとローカル・リゾート。
ということで、カメラ担いでいつものように歩き回る。
まずはローカル・フード。
地元テレビ局で[Our Makan Places-Lost&Found-]という人気番組がある、と聞きつけた。
「Makan」はマレー語で「食べる」を意味し、
あのお店よ、もう一度! という番組らしい。
シンガポールの屋台は、Hawker Center(ホーカー・センター)と呼ばれ、
さまざまな中華、マレー、インドなどの各種料理店、
それにデザート類、飲み物などの屋台が集まって営業しているのが特徴。
住宅地のど真ん中にあったり、オフィスビルの地下を占めていたり、
地下鉄出口のエリアに陣取っていたり・・・
一品が$2~5ぐらい。($1≒約¥80)
共働きの多いシンガポーリアンの生活にはなくてはならない。
朝食からランチ、夕食まで済ませてしまう人も多い。
なにせ、作るのと片付ける労力を考えると、ホーカーズで食べるほうが手軽なのである。
そのせいか、まったく料理をしない主婦、なんていうのもシンガポールにはいるらしい。
ところがこれら屋台は都市振興や開発の都合で、
移転させられたり、ツブれたり、と、
常連やお気に入りの客に行方を知らせないまま、あっという間に姿をくらましてしまう。
先月まで営業していた店に、久々食べに行こうかな、なんて足を向けたら、
影も形もない、なんてことが実によくあるのだ。
この人気があった屋台を探し出そう!というのがこの番組の趣旨。
「あの店の麺がもう一度食べたい」とか「あの肉が食べたい」という視聴者の声を元に、
行方がわからなくなってしまった店を探し当てる番組なのだ。
番組から発行されている冊子を買い求め、
ローカル・フードを捜し求める。
移転した店のホトンドはローカル・エリアの住宅街にあった。
豚肉を煮込んだもの、
大きなエビが入ったヌードル、
トリの丸揚げ、
手の込んだデザート・・・
店を訪ね歩くだけでも楽しい。
地元の人が好んで食べて、地元の人が愛している味。
ローカル・フードからは人々の性格の香りが漂ってくる。
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機内と空港 @Singapore [Singapore]
機内は混んでいた。
どういうわけか、日本人観光客でなく、欧米系、というかアメリカ人でほぼ満席。
この時期、バケーション?ビジネス客?
そういえばビジネス・クラスも満席だった。
幸いなことに、マイレッジのプレミア・メンバーなので、
数センチ席幅の広いプレミアム・エコノミーが割り当てられる。
180cmの身としては、前の座席にヒザが当たらない、この数センチが大きい。
普通の姿勢で、読書に浸りながらコーヒーがぶ飲み。
ヘッドフォンからはJAZZ満載。
一般的には嫌われている機内の時間だが、実は大好き。
こんなに読書に浸れる時間と空間はない。
座ったままで、お茶まで持ってきてくれるしね。
到着したチャンギ国際空港、
いつもの風景だが、ちょっとだけ変わっていたことに気がついた。
タクシー乗り場へ向かう自動ドアのガラスに、
街までの移動手段の金額が表示されたステッカーが張られている。
タクシー=$15、市バス=$2、MRT(地下鉄)=$3、シャトルバス=$7、
といった金額が、乗り物の絵入りで紹介されている。
ボッタクリ・タクシーやインチキ・シャトルバスの廃絶か。
MRTや市バスの料金まで記したら、営業妨害にもなりかねないが、
明確な金額を記すことが逆に誘導になるのだろうか。
世界中の空港を見てきたが、
市内までの移動料金をこんな目立つステッカーで貼り付けている国はない。
クリーンな観光立国への徹底ぶり。
シンガポール恐るべし、である。
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読書 @Singapore [Singapore]
シンガポールへは、KLのバス・ターミナルから直行便のバスのチケットを買った。
混みあう窓口で、バスの時間を尋ねると返ってきた言葉は、
「今、出発したばかり」というつれないものだった。
「アラマ~」
とつぶやき、がっかりした表情を見せると、
「アンタ、マレー語話せるの?」
と窓口のおばちゃんにツッコまれた。
「いや、『テレマカシ』と『アラマ~』だけだよ」
というと、おばちゃんは窓口の向こうでゲラゲラと笑った。
「なんで日本人のクセに『アラマ~』なんていうかねえ」
「日本でも同じ意味なんだよ」
「へええ、そんなことがあるかね」と笑い顔。
この『アラマ~』、実に街角でよく聞く言葉。
つまいたおじさんや、荷物を落っことしそうになった人など、
とっさのときに「アラマ~」と口を突いて出る。
マレーシア人に使うとウケがいい、ということは、
シンガポールで暮らしているうちに覚えていた。
待たずに済むバスを探し、別の窓口でシンガポール行きのチケットを買う。
飲み物と軽食を買い、長距離バスに乗り込んだ・・・。
JTBの海外現地ツアー
シンガポールに戻ってからも、残りの日々もなにもせず、リラックス&読書。
この旅でしたことといえば、ひたすら本を読んだだけ。
まあ、忙しい暮れの時季に仕事をあげて、飛んできたのだから、こんなものだろう。
休みのために来たのだし。
8日間の行程で読んだ本は、
ジュール・ヴェルヌ 『八十日間世界一周』
椎名 誠 『トロッコ海岸』
椎名 誠 『草の海』
高島 俊男 『キライなことば勢揃い』
開高 健 『もっと遠くへ!』
景山 民夫 『ホワイトハウス』
そして、ロバート・B・パーカー 『冷たい銃声』
(パーカーだけ新刊、あとは古本=文庫本)
パーカーはご存知、スペンサー・シリーズ。
毎年、冬の訪れとともに、単行本が発売され、
いつもは1p、1p惜しむように少しづつ読むのだが、
今回は行きの機内から、怒涛のように読んでしまった。
惜しみながらも3日目には、読み終えてしまったのだ。
スペンサー・シリーズを手にして、初の出来事。
なんでかって?
それはホークが撃たれたからだよ、ベイブ。
ということで、休日と読書の日々、終了。
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国境 @Singapore [Singapore]
到着してから、まったくなにもしてない日々。
まあ、休暇なのだから、理想的といえば理想的。
スーパーで買い込んだグアバ・ジュースと多めに持ってきた本のページだけが消化されていく。
土曜日、「マラッカのガールフレンドに会いに行く」といっていたシンガポリアンの友達に便乗して、
マラッカに行くことを決めた。
行ったことがある場所なので、特に観光でもないが、
「ブラリと『オリジナル・チキンライス』を食べに行くのもいいかな」という軽い思いつきだった。
アジアの格安航空券
ちょっとした長距離バスの旅が始まる。
週末の国境は混雑するので、朝7時にシンガポール出発することに。
MRTラベンダー駅のそばにあるバスターミナルから、JBエクスプレスを利用。
シンガポールからマレーシア国境の町=ジョホール・バルを結ぶシャトルバスだ。
朝早く出たにもかかわらず、国境ゲート手前のウッドランドからすでに大渋滞が始まっていた。
自家用車、トラック、バス・・・
一方通行の道路は車両でギッシリ詰まった状態で、しばらくするとピクリとも動かなくなった。
固まったクルマを尻目にバイクがクルマの間を縫うように続いていく・・・。
バスの乗客はシビレを切らし、微動だにしないバスを見捨て、国境ゲート目指して、歩き始めた。
わたしたちも誘われるように、渋滞の車で埋め尽くされた車道を歩き始めた。
身動きしないクルマの間を気が短い歩行者とバイクが埋め尽くしている。
「いつもこんなに混んだっけ?」
「今週は祝日と重なるからね、帰省する人が多いんだよ」
「だから7時発?」
「そう。8時や9時じゃ、何時につくか想像できないよ」
水を飲みつつ、話をしつつ、国境ゲートを目指す。
圧着した車を縫って15分ほど歩くと、シンガポールの出国ゲートに到着。
朝といえど、シャツが汗ばんでいる。
外国人専用のパスポート・コントロールはガラガラ。
国境越えのホトンドは週末、家に帰るマレーシアンと買い物や行楽に出かけるシンガポリアン。
こんな朝から国境を通る外国人はホトンドいない。
シンガポールを出国した後、マレーシア国境目指し、橋を渡る。
国境の橋もシンガポールから吐き出されたクルマで大渋滞していた。
濃い排気ガスに浸されながら、15分ほど歩くとマレーシアの入国管理のゲートがある。
入国手続きを済ませると、
その先にたまっていた長距離バス・ターミナルがあるランキン行きのバスに飛び乗った。
車内のエアコンが心地いい。
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船釣 @Singapore [Singapore]
ゴロゴロと休日の読書を貪っていたら、友人から電話が入った。
「明日、釣りに行かないか?」という誘い。
シンガポールの釣りは、大体、船を借りての沖釣り。
一日、船を借り切って、$200ぐらい。(¥15,000ほど)
友達数名で集まって、シェアすれば、一人$30ぐらいで、一日遊べる。
在住中にも誘われて、行ったことがあるが、
現地では誰も釣りをしないのか、シロウトのわたしでも釣れる釣れる。
20cmサイズのシーバスを中心に、
アイナメっぽいのやカワハギやベラの親戚など、
全然釣りをしないわたしでも一日10匹ぐらい釣れちゃうので、
これがけっこう楽しい。
それを思い出し、この誘いに乗った。
文庫本持って、竿を垂らすダラけた一日もいいなあ、と思いつつ…
地図から探せる!ホテル予約
朝7時、チャンギ(空港の東側の港)集合、ってのが少し引っかかったが…
まあ、船での釣りだから朝早く出かけなければ、意味がない。
ここでの釣りのスタイルの通常は、
昼の食事を屋台でパッキングしてもらって、船は出発、
エサにする生きた小エビを沖の漁師から買い込み、沖のスポットへ。
その後は船頭さんに任せて、釣れる場所を求め、移動しつつ・・・の一日。
で、吊り上げた獲物は、船頭さんにおすそ分けし、
あとは帰宅して軒先でバーベキュー・・・
出港する場所もおぼろげのまま、早朝ということもあり、
タクシーをシェアしていこう、ということで、
6:30にダウンタウンを出ることで話はまとまった。
翌朝。
6時に起きると、激しいスコール。
シンガポールはこの時季、雨季。
しかたあるまい。
雨じゃ、船釣りはできませぬ。
キャンセル確定。
ふたたびベッドに沈み込んだ。
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休日 @Singapore [Singapore]
2005年12月、世間が師走の風に忙殺されているなか、
年内の仕事をあげて、徹夜でそのまま夕方のフライトに飛び乗った。
クリスマス・シーズンや年末年始の繁忙期直前の閑散期だったので、
空いている機内を期待していたのだが、アメリカからの経由便だからか、残念ながら機内は満席。
座ると同時にシートに沈み込むようにして眠りについた。
いつものように深夜にシンガポール・チャンギ空港に到着。
タクシーを飛ばして、宿泊先の友人宅へ。
エアコンがよく効いたタクシーに乗っている時間は30分程度、金額にして、$15+深夜割増の50%。
(シンガポール・ドルはこの時期、$1≒¥70ほど)
距離的にも金額的にも、これが国際空港のあり方。
どうにかしてくれ、ニッポン。
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仕事の疲れとフライトの疲れもあり、翌日は爆睡。
気づけば午後・・・。
ネボケた頭で、近所のホーカーズ(屋台・フードコートみたいな感じ)へ足を向ける。
頼むのはいつものブッカケご飯。
10~15種類からあるオカズを選び、白いご飯にかけてもらう。
店によるが通常、3種ぐらいのオカズを選んで、$3ほど。
(2種なら安くなるし、オカズ大盛ならチョット上がるがご飯ぐらいは気さくに盛ってくれる)
好きなオカズ、好きな味が選べるのが、気楽。
いうなれば、オリジン弁当の屋台版。
シンガポール在住時代もランチはいつもコレだった。
適当な席につくと、ドコからともなくオジサン(オバサンのこともある(笑)が
飲み物のオーダーを取りに来てくる。
コーヒー、紅茶、中国茶、オレンジジュースにスイカジュース・・・
冷たかろうが暖かろうが、頼めばなんとかあつらえてくれる。
注文したダイエット・コークが疲れた身体に染み入る。
帰り際のスーパーマーケット、
旅先でかならず買うパックのグアバ・ジュースをぶら下げ、
部屋に帰り、読書にふけった。
休日、怠惰な一日。
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