駅から駅へ @Seoul [South Korea (Seoul)]
6月17日、4日目。
朝から晴れたのはいいが、風がなく、暑さ割り増し。
昨日の午後からすっかり夏全開の陽気だ。
この家の3Fにはエアコンが備わっていないので、
朝の涼しい風が止む時刻になると、
否応ナシに起床を促され、出かけることを強いられる。
いつものホステルはエアコンがガッチリ効いているので、
怠惰な旅行者には蜜の味。
むしろこちらのほうが健全な滞在かもしれない。
ソウルの場合、街なかに出れば、
いくらでもエアコンの風に浸ることができるので、
出かけてしまったほうが快適に過ごせるのだ。
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ナクソンデの駅を目指すのではなく、隣駅歩いてみることにした。
韓国に限らず、旅先ではいつもやることで、
なんとなく方向感覚をつかんだら、ひとつ隣の駅まで歩いてみる。
ガイドブックにはない風景が見られるし、
路地にはその国の普通の生活が転がっていて、
小発見にたくさん出会うことができる。
韓国に限らず、知らない国の知らない通りを歩いてみるというのは、
ちょっとした冒険心と探究心をくすぐられて楽しい。
サダン(舎堂)の駅を目指して、歩いた。
落星岱の周辺は小山や丘が多く、住宅が密集している。
そういえば昨夜、宿主が
「5年ぐらい前はこの辺りも閑静な住宅街だったんですよ」
と語っていたのを思い出した。
「ここ数年でビルがボコボコできて、住民が急に増えたんです。
前は静かな住宅街だったんですけどね」
と周辺の変遷を語ってくれた。
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サダンに続く大通りをひたすら歩いていると辺りにそぐわない洋館に出会った。
辺りの人たちは駅への道を急ぐのか、建物には目もくれない。
気になって入口に近づくと「SeMA別館」との案内板があった。
韓国語と英語、日本語、中国語で記された案内には、
『移築された旧ベルギー領事館云々』との但し書き。
しかしなんでこんな場所に移築した?
『入館無料』の文字にひかれ、小さな佇まいの洋館に歩みを進めると、
建物の中は大通りの騒音や駅前の喧騒から隔離され、
よく効いた空調が心地よかった。
1階に3部屋、2階に4部屋の展示室を有するだけの小さな建物は、
他に見学者もなく、前世紀の静寂をそのまま保っている。
飾られた作品は現代アートなので、心に響くものはなかったが、
時折、止まった時間を動かすかのように響く誰かの足音が妙に印象的だった。
知らない通りにはこんな発見もある。
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