市場から市場へ @Seoul [South Korea (Seoul)]
6月16日、3日目。
午前中、昨日と同じような薄曇りと蒸し暑さが広がったが、
昼になり、青空と強い日差しが照りつけた。
ナクソンデ(落星岱)の駅前には細長く市場が広がっていた。
「シジャン(市場)」というより「商店街」といったスタイルで、
細い路地の両側を商店やスーパー、
肉屋や魚屋、八百屋や惣菜屋が占めている。
路上で物売りする人もいて、店先も路上も区別がないところを見ると、
やはり「シジャン」なのだろうか。
本家種子島産の訳あり安納芋1箱1.5kgが990円!★本場種子島産!★訳あり安納芋♪
「駅前通り商店街」は活気があって、
思った以上に地元の人でにぎわっていた。
市中よりも少しばかり値段が安いせいか、
あるいはお互いに顔馴染みだからなのか、
活気の理由がなにかはわからなかったが、
日本でも子供の頃に普通にあった「元気な商店街」がここにあった。
すでに夏のスタイルで闊歩する気の早いソウルっ子の合間を縫いながら、
少しばかりのノスタルジーに襲われていた。
安くて便利なスーパーマーケットが「商店街」を殺したのか、
変わってしまった自分たちの生活が「商店街」を避けたのか、
答えはわからないが、日本がなくした風景がここにはあった。
日テレ「ぐるナイ」で放送された「淡路島産玉ねぎ使用の濃厚カレーぶっかけうどん」!
よく耳にしていた八百屋さんのダミ声や、
子供たちでにぎわっていたお菓子屋さん、
肉屋さんからは揚げ物の脂の香りが漂い、
店の前が打ち水で清々しかった魚屋さん。
パックされた食品を手に取るようになり、
それらはどこに去ってしまったのだろう。
なにも買わず、眺めて歩くだったが、やけに気分は高揚していた。
地下鉄で東大門へ北上する。
夏を前にスポーツ・ウェアを探して歩く。
昼間の東大門市場はなんとなくけだるそうで、やる気がない。
地方からの買い付けがドッと押し寄せ、山のような点数を買い上げ、
店頭に戦利品を並べて置く深夜とはまったく別の表情だ。
あるいは昼間は眠りの時なのかもしれない。
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2011-06-24 23:35
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コメント(2)
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靴下売り場がすごい・・・
色とりどりですね。
活気あふれていますね>韓国
by otemoyan (2011-10-11 12:04)
>otemoyanさん
売り場というか、普通の町の洋品店屋さん、って感じのところでした。
あのね~、というようなディスプレイだったので~=
by delfin (2011-10-13 00:29)