シゲキとの出会い @Seoul

３月３日、今日も青空が広がり、遮るものがなく寒い。

宿の近所をぶらつく。
店先や屋台からやたらと濃い蒸気が上がっていて、
気持ちをそそられる。

ランチ代わりにマンドゥを買う、１，０００ｗ。
バカでかいそいつを頬張りながら、街を眺め歩く。


“GROUPON(グルーポン)”


風がきつく、寒い。

しかし寒かろうがなんだろうが、
店も屋台も元気に営業している。
春夏秋冬、変わりないスタイルなので、
そのたくましさに驚かされる。

飽きずに繰り返しこの街を訪れているのは、
風景でもなく、街でもなく、
このたくましい人たちの「生活」を眺めていることに、
飽きないからかもしれない。

元気がなく、活力のない都内を歩くより、大きな刺激があることは確かだ。


発毛率９０％の最新発毛『レーザーブラシ』


フリーランスの身としては、
少なくともＰＣ前にへばりついて、ネットに浸っているよりはマシだ。
回転の悪いアタマも、動けば少しは血が巡るし、
旅先ならその度合いはなおさら強くなる。

多少の出費は伴うが、それは国内にいても同じこと。

それなら効率がいい出費をしたほうがいい。
航空券を買い、ホテル代を支払い、
その見返りにナニがくるかわからないが、
家で腐っているよりはマシなはずだ。

知らないものを食べて、
知らない景色を眺めて、
知らない乗り物に乗り、
知らない言葉を聞いて。

それで刺激を受けないなら、きっと心が老いぼれてしまったのだ。



異国で麻薬に溺れるわけでもなく、
現地にオンナがいるわけでもなく、
ブランドを買い漁るわけでもなく、
グルメで腹が膨らむわけでもなく。

ただ歩き、シャッターを切り、本を読むだけ。
なんとまあ、愚かな旅人よ。

それでも旅を続ける、きっと。


↓　クリックしていただけると、励みになります↓
★人気ブログランキングへ★

タグ：韓国 ソウル マンドゥ 屋台 旅 旅行 一人旅

コメント 4

考えてみれば時間がないのでいつもバタバタした旅行をしているような気がします・・・最近は韓国に行ってもコンサートなどが目的なのでゆっくり時間があるのですが・・・もう少し落ち着いた旅行してみたいと思います＾＾
by ちゃっぷりん (2011-07-19 22:24) 

＞ちゃっぷりんさん

コメント返信、遅くなりました。
ソウルから返信を！

忙しくても旅、ゆっくりでも旅、だと思います。
「実」があれば、「名」などどうでも・・・

惜しむらくはニホンジンのホトンドが「旅行」になっていること。
やはりいくつになっても「旅」を重ねたいです。
by delfin (2011-07-24 03:12) 

>ただ歩き、シャッターを切り、本を読むだけ。
それが一番の旅の贅沢ってもんですよ、ダンナ（笑）。
by opas10 (2011-07-24 10:36) 

＞opas10さん

怠惰な旅人はその言葉に救われます。

ありがたい、言葉でさあ、白人のダンナ～
と、ホークを真似てみる。
by delfin (2011-07-27 03:29)