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レキシとの出会い @Seoul [South Korea (Seoul)]

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3月4日、冬晴れが続く。

気温は一桁台で、ソウルはまさに冬の盛り。
街歩きはさすがにしんどくなり、
寒くないカジノへ逃げ込んだ。

4週間分の宿代を稼ぎ、早々に撤収。
それをそのままホステルの支払いに当て、
夏までの宿をおさえることができた。
気温も時間も気候も感じさせないカジノに長居は禁物ですぜ。

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ホステルでスタッフと歴史談義。
日本語勉強中の彼は「大河ドラマ」の大ファンらしく、
毎年、欠かさず見ているらしい。
特に『篤姫』がお気に入りで、
「いつか鹿児島を旅行したい」と口にする。

続く『龍馬伝』も大いに楽しんだらしく、
今年の『江』も楽しみにしていたらしいが、
「コメディですか?あれは?」と、
この3月の時点で観ることをやめたという。

韓国人の彼にして、けっこう正しい判断です。

「龍馬」や「幕末」に関して、アレコレ質問を受けた。
サムライの歴史がニガテなコチラだが「幕末」は得意分野。
委細詳細、詳しく説明して、少しばかり株が上げたかな。

旅先でのこういうハナシは本当にオモシロイ。
異国の人は独特の視点を持っているし、
思わぬ「気づき」をさせられることも多いのだ。

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「侍文化」が好きになれず、
中学時代に読んだ『竜馬がゆく』から司馬遼太郎にハマリ、
彼の著作と並行しながら、幕末モノの本ばかり読み漁った。

どうでもいいことですが、
竜馬が死んでしまう文庫本第8巻は未だ手をつけていない。

その後、「中国史」に転化し、
宮城谷昌光にハマるとこれまたドップリ。
好きな作家を見つけると全巻読み漁るのがマイ読書癖で、
長編モノはバックパック旅、長めの旅のお供です。

モロッコには『重耳』(上・中・下巻)
ベトナムには『晏子』(上・冲・下巻)が旅を助けてくれた。

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ちなみにこの彼、中国語も勉強中の上に、
日常会話ならタイ語も話せるというツワモノ。

やはり言葉を勉強していくと、
だんだんその国の文化や歴史、
風習や習慣などを知りたくなるのですね。

海外では日本にいるときよりも日本に関する知識を必要とされるのです。


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重耳(上) (講談社文庫) 晏子〈第1巻〉 (新潮文庫) 第21巻 随筆 (宮城谷昌光全集) 孟嘗君(1) (講談社文庫) 三国志〈第5巻〉 (文春文庫)

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コメント 2

erije

こんにちは。 お久しぶりです。

私も、宮城谷昌光に嵌ったことあります。
『重耳』、『孟嘗君』『太公望』は一気に読みました。
「春秋の名君」 「孟夏の太陽」は、まだ、本棚にあります。
ゆっくり時間が出来たときに読むのにとってあります(笑)
by erije (2011-07-21 16:34) 

delfin

>erijeさん

ソウルよりコメント返信をば。

おお~同好の士がおりましたか!

さすがに旅に単行本はかさばるので、
もっぱら文庫本で愛用しております。
文庫本は「天空の舟」を残して制覇済み。
(これは上下巻なので、いつかの長旅用にキープしてます)

中国史の小説に関しては、
彼の筆が一番読みやすいかな。

彼の著作は長編に魅力を感じます。
果たして自分は「重耳」たりえるか、
「晏子」のような士になれるかと、
旅先で勝手な思いにふけっております。
by delfin (2011-07-24 03:20) 

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