ワスレモノとの出会い @Seoul [South Korea (Seoul)]
3月1日、雨は上がったが曇り空で寒い。
昼になり、晴れてきたが、
気温は上がらず、寒い一日が続いた。
今朝になって、手痛い忘れ物をしたことに気づいた。
ケイタイの充電器を忘れてしまったのだ。
普段使っているやつは変圧器ナシで海外でもそのまま使えるタイプ(下部写真1)か、
ソウルのようにPC持参ならUSBで充電できるタイプ(下部写真2)を使っている。
その「USBタイプ」を忘れたのだ。
旅に出るにあたって「忘れ物をあまりしたことがない」のが、
特技の一つ、履歴書にもそう書くことにしている。
モチロン歯ブラシを忘れたり、という些細なものはあるが、
東南アジアならホトンドのものは現地で手に入れることができるので、
忘れ物の範疇には入れていない。
ちなみに海外旅行に際し、
「迷ったものは持っていかない」のが正解。
「現地で購入できないもの」だけに気を配ると荷物はグッと減らせます。
“GROUPON(グルーポン)”
さて、反対に旅先に忘れてきたものは史上2つ。
添乗員時代、オーストラリア・シドニーのパン・パシフィック・ホテル、
帰国にあたり、昼前にチェックアウト、
その際、TVの上に家の鍵を忘れてきたのだ。
スーツケースの鍵もついたキー・ホルダーだったので、
成田に到着し、荷物を詰め直そうと思った際、そいつがないことに気がついた。
慌ててその場でホテルに電話し、鮮明な記憶のまま、説明すると、
そのままの状態で部屋に置かれて、
電話の向こうのスタッフは笑っていた。
送料をコチラで負担することを告げ、電話を切ったのだが、
スタッフの方の配慮で無償で送っていただくことができた。
お礼になるかわからなかったが、
感謝の意を記し、手紙を送ったことを覚えている。
もうひとつは取材で訪れたLA。
某旅行雑誌の特集企画で、
NY~ボストン~ナイヤガラ~サンディエゴ~LAと回り、
USAの国境の街を北と南に至って訪れ、取材するというやつだった。
最後にLAから日本に帰る際、(ああ、これも帰国日だ)
LAのモーテルからレンタカーで空港へ向かった。
晩夏のLAはバカみたいに熱くて、
レンタカーの車内もサウナのように熱く、
空港への短い道のりもエアコンをフルで回しながら向かった。
クルマを戻し、シャトルバスで空港に向かおうとした際、
自分がTシャツ一枚でいることに気づいた。
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夏であってもフライトの際は半そでシャツを羽織ることにしていた。
胸ポケットにパスポートや出入国カードを入れられることと、
機内は時折、凍りつくほど寒いことがあるので、そのためだ。
最後に羽織ろうとハンガーにかけて置いたのを思い出した。
しかしクルマは返してしまっている。
ああ、あのシャツともお別れか、と思った際、
レンタカー・パークのそばをタクシーが通った。
タクシーを停めて、乗り込んだが、
今度はUSドルの持ち合わせがないことに気づいた。
ポケットには$20チョットしか入ってない。
なにせ後は帰国するだけなのだ。
片道10分ほどの距離なのだが、往復となると到底足りる金額ではない。
アメリカのタクシーは意外と高いのだ。
後部座席から事情を説明、
モーテルの場所、フライトの時間、金がないことを告げると、
「$20で行ってやるよ」とコワモテのドライバーは返事してくれた。
部屋に飛び込むとシャツはのんきにハンガーにぶら下がっていた。
シャツを羽織ながら、涼しいタクシーの車内で冷静に考えたら、
インドネシアで購入したこいつは$20よりも安いことに気がついた。
出発前の時間がない状態、LAの熱気に当てられていたに違いない。
ケイタイのバッテリー残量が少ない中、
ネットでソウルにあるドコモ・ショップを検索することを思い立った。
ドコモは海外にサービス・カウンターを置いている国があるのだ。
まったく忘れ物というヤツは。
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