湯気の時間 @Seoul

昨夜、冷たい風が吹いたせいか、朝から寒い。

１０月２６日、
いい天気だが、すっかり冬の気配。
外を歩くと引き締まる感じで気分がいい。

語学学校へ通っているスタッフと待ち合わせ、
すっかり気にいった「ヘムル・カルグクス」を食べに再訪。



鍾路３街（チョンノ・サンガ）の５号線側の駅に程近い、
古い路地を「カルグクス」の店が埋めている。

繰り返し記しておりますが、
「カル」は包丁、「ククス」は麺類をあらわしています。
同系統の料理に豆乳を汁にした冷製の麺料理「コングクス」、
「モミル・ククス」は韓国式の蕎麦でございます。
料理の名前はこういう感じで似ているものを覚えてしまうとラクですねえ。

がっつりランチタイムなので、路地は人で混んでいた。

店内も例外でなく混んでいたが、
狭い店内から人を縫うように二人が出てきたので、
図ったようにその二人席に潜り込み、座った。


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無言で麺をすすり込む人がほとんどで、
時折、貝の殻を器に放り込む音だけがカシャ、カシャと響く。
ランチタイムだけにオトコメシ、という感じが色濃い。
もちろん店内には女性客も混じっているのだが、
同じようにオトコメシ状態で食べている。

あいかわらず、ヘムル（海鮮）がたくさん入っていて、
麺をすすっては貝をほじくり、
キムチを味わっては麺をすする。

日本のウドンとの一番の違いは麺の茹で汁をスープに活かしているところだ。

蕎麦通が蕎麦湯を好んで飲むように、
カルグクスは濃い茹で汁を好んで味わう。
淡白な味に飽きたら、コチュジャンやキムチを放り込んで食べる。
もちろん最初から真っ赤にして食べるコリアンも多い。



「オカワリ、もらいますか？」

「いっちゃいますか！」

声をかけると湯気を上げた替え玉がドンブリに盛られてやって来た。


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タグ：ソウル 韓国料理 ランチ 鍾路 ３街 チョンノ 仁寺洞 ヘムル カルグクス ククス うどん ウドン 麺 麺類

コメント 2

本当においしそうですねぇ～。
写真がいいね、いつも食べたくなるぅ。
私もカルグクスだーい好きです。
by なちこ (2011-05-18 19:35) 

＞なちこさん

ここのはおいしいですよ～
もうリピーター化してます。

食事の雰囲気が興ざめするので、
食べ物の写真はあまり撮らないんですけどね～
さすがにこいつは画がないと伝わらない～～
by delfin (2011-05-19 17:34)