Subject of Trip @Vientiane [Laos]
本当に首都なのだろうか。
歩けば歩くほど疑問符が湧き上がってくる。
あきれるほどなにもなくて、
ありとあらゆるビルは低くて古臭い。
あきれるほど人も少なくて、
ほとんどの観光客はただのんびり過ごしているだけだ。
不安になってシティマップを見直すのだが、
そもそも観光向けのまともなシティマップをもらうのも一苦労で、
もらったものには観光スポットも少なく、
地図自体が不安だ。
ガス欠を喰らったナンプ広場。みごとこの広場の前で止まった
ひょっとしたら自分はまだ国境の町に居て、
お門違いのところを巡っているんじゃないか、と思ったりする。
それぐらいこの町はなにもない。
雨季から乾季に移り変わる頃合いなので、観光客が少ないのだろうか。
カンボジアに一歩遅れ、ヴェトナムから二歩遅れ、
タイは遥かに遠い、そんな印象。
カフェでくつろぐ人たちはなにを目的にやってきたのだろうか。
ハッパ? ドラッグ? オンナ?
東南アジアを繰り返し訪れていると端から同じような質問をされる。
たしかにハッパはカンタンに入手できるし、
探せばドラッグも買えるだろう。
タクシードライバーですら気軽にオンナを売り込んでくる。
そんな誘惑よりもカメラ片手に街を歩いているほうが
よっぽど魅力的で刺激があるのだ。
一日街を歩いていると、脳内が快楽物質で充たされてしまう。
好奇心が全面に押し出され、脳内を支配し、
食欲も性欲もどこかに押しやられてしまうのだ。
たぶんこれが繰り返し旅をし、知らない町を彷徨う理由だと思う。
隣でハッパを吸うヤツがいても気にはならないし、
オネエチャンの誘惑にも気がいかない。
たぶん少しヘンなのだろうな。
そんなヘンなヤツには見所も少ない、観光名所もない、こんな街が似合っている。
フォーより少し細めの米麺。薄味で日本人好みのテイスト
宿にバイクを戻し、ランチを取りに歩いた。
宿の近所で気になっていたところで、
生春巻きを店先で作っているのが眼に留まっていた。
生春巻き 10,000K、
米麺のヌードル 8,000K。
地元の人で混んでいたのでハズレないだろう、と目星をつけていた。
女性ばかりで賄っている店で、手作りの味がイケる。
盛りのいい生春巻きとヌードルをしっかり平らげた。
今日はバイクで動いていたので、生憎、食欲は押しやられてない。
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