6月の「毎月ソウル」 @Seoul [South Korea (Seoul)]
世間はワールドカップでニギワっている。
6月19日、日本はオランダとの対戦が控えていた。
ソウルでは将忠体育館に於いて、
その試合のパブリック・ビューのイベントが催されるという。
Web上でソウルの観光情報を提供している
「Konest(コネスト)」が主催するイベントで、
ソウル地図の全日本語化を記念しての開催だという。
この情報を得て、閃きが走った。
「このイベントの前後に韓国戦もあるんじゃないか?」
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元々、日本の試合に興味はない。
イングランドの赤い血が流れる身としては、
興味があるのは「今大会の本命」といわれるイングランドの出来だけ。
青いジャージに興味がない。
それに初戦のカメルーン戦に勝利し、
オランダにも勝利できる、と煽るメディアにウンザリもしていた。
それよりもソウルの市庁広場前に集い、
あたりを赤く染め、熱く応援する、
韓国の人たちが作り出す、一種異様な風景を想いだしていた。
「あの風景が見られるかもしれない」
ユナイテッド航空の安いチケットが取れず、
6月の訪韓日程が決まっていなかったのだが、
この閃きで、すべてが動き出した。
市庁広場を染める韓国の赤と体育館を埋める日本の青。
これらを取材し、いずれかの誌面に売り込もう、
そう思うと、ネット上の代理店に片っ端から問い合わせ、
火急の勢いで、チケットをおさえた。
フリーの身なので、こういう場合の渡航経費は持ち出しだ。
きわめて冷静にもっとも安いアシアナの便を探し当て、
いつものゲストハウスに予約のメールを投げた。
仕事の都合もあり、最短で飛べる日は6月17日、
20:30キックオフの韓国vsアルゼンチン戦がある日だ。
18時前のアライバルなら、
20:30のキックオフには充分だろう。
到着後、市庁広場を目指し、
荷物をロッカーに放り込み、
カメラ片手に駆けつければ、
しっかり間に合う計算だ。
通い詰めたソウル、
地理的状況や荷物の扱いなどが見えているのが大きな利点だ。
気分的には都内に取材に出るのと変わりがない。
梅雨の合間で太陽が張り切っているのか、とめどなく照りつけて暑い。
15:15のフライトに合わせて、少し早めの時間、
汗だくになりながら、成田へ向かった。
飛び込んだKALラウンジのエアコンが心地よかった。
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