フリーマーケット @Seoul [South Korea (Seoul)]
バカデカイ建物の中はゴチャゴチャしていた。
「フリー・マーケット」というより、
雑貨屋と骨董屋と中古屋が軒を連ねている。
ゴチャゴチャながらも、
この通りは古着、こちらは貴金属、こっちは骨董品と、
区分けされているようだ。
古着屋はコートからスーツ、皮のジャケットにデニム、
ブランドモノのレディースやカバンに靴まで置いてあって、
ハダカで来ても上から下まで古着で揃ってしまいそうな品揃え。
隣のブロックに入れば、アクセサリーや時計が並んでいるので、
そのままパーティに行けてしまいますな。
しかし中古の靴とか時計は誰が買うんだ、教えてくれ、店長。
という感じで店先を冷やかしながら、あれこれ歩いてみる。
どうやら2階は自転車用品やスポーツアイテム、
登山用品の新品を売っている店のようだ。
どうやら外国人向けに造られたマーケット・スペースのようだが、
すっかり地元民の日用品探しの場と化している。
古着のコートやデニムの掘り出し物を探し出すため、
コリアンの若者が懸命に品物を探しているのだから、
こちらの人にはポピュラーな場所なのだろうか。
買いたくなるようなものはなかったが、
店先をなめながら歩いているだけでもけっこう楽しい。
外は雨だし、のんきな時間を過ごした。
建物の一部には食堂もあるのですね、さすが韓国。
西欧系の観光客がハシと格闘しながら、韓国料理を楽しんでいた。
雨が上がったのを狙って、フリー・マーケットに別れを告げ、
いつものチムチルバン(汗蒸房)を目指す。
着いた翌日はスーパー銭湯ながらの場所で、
カラダを休めるのがちょっと恒例化しているかな。
旅先なのになんとまあ、バチアタリな時間の使い方。
路地裏を眺めながら、地下鉄ひと駅分を歩き、
「東廟」の駅に近い、いつもの「SPAREX」へ。
入口で6,000wを支払い、鍵をもらい、中へ。
浴場はけっこう混んでいて、そこそこ働き盛りの年代の人が多い。
夕方までの料金が割引になるとはいえ、
平日午後にこれだけ混んでいるのはナゾだ。
出先周りの営業マンがリフレッシュに来ているのか、
あるいはこれから仕事に向かう人たちが来ているのか、
ハダカの人たちに尋ねるすべもないが、
シャカリキになって働かないのも韓国スタイルなのかな。
熱い湯に浸かりながら、無責任な旅行者は考えるのだった。
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