Fast Gate @成田 [国内]
フライトが夜の便だったので、パスポートを受け取ってから、成田に向かった。
新しいパスポートのウリは「IC旅券」、
なにやらページの中ほどにプラスティックの厚ぼったいものが入っている。
う~ん、これじゃあ、うかつにケツポケットいれられない…
手ぶらで歩く身としては、ポケットに入れたいんだけどなあ。
夏はどうすんだよ、持ち歩けないぜ、コレ。
むかーしのパスポートに比べれば、小さくなったけど、
相変わらず、耐久性とか携行性とか考えてないよなあ。
前回のパスポートはツアー・コンダクターしていたので、
出し入れの頻度が高く、表紙の金色プリントがハゲて無地化してました(笑
ユナイテッドもノースウェストに追いつけとばかりに、
オンラインで事前チェックインができるようになりましたね。
24時間前から自宅でできるので、これはかなりベンリ。
e-チケットどころか、預けるバゲージがなければ、
空港カウンターでボーディング・パスをもらうだけです。
このボーディング・パスもなくならないかな。
「超」ペーパーレスにしてほしいが、
セキュリティ・チェックや出国手続きでチェックの必要があるからムリか。
いつものように出国手続きへ。
すると右のほうに、ガラスのゲートのようなものがあります。
「これは、ひょっとすると?」と思い、隣にいた係員に尋ねました。
「これって、普通の人も利用できますか?」
シンガポールではすでに「FAST GATE」という無人の出入国ゲートがあります。
チャンギ空港はモチロン、ジョホール・バルに向かうウッドランドのイミグレーションにも、
ICタグで自動処理できるゲートがあるんですね。
通称「ファスト・ゲート」。
これを持っているシンガポリアンは、スルスル通って行くわけです。
スイカやパスモで改札を通過する感じで、出入国を済ませちゃう訳です。
日本のパスポートのわたしはEDカード(出入国カード)を書いて、
出入国のハンコもらって・・・と時間食うわけですね。
シンガポリアンの友達と行くと、ゲートのアッチでオマタセ状態・・・。
*右奥が「Fast Gate」。下は撮影禁止なので、携帯の遠影画像です。
見慣れないガラスのゲートで、それを思い出し、質問。
とはいえ、航空職員や空港係員の専用ゲートかもしれないので、低姿勢の質問。
「できますよ、申請すれば使えるようになります」
「え!じゃあ、申請したいです」
「ああ、申請は5時までなんですよ」
時計の針は5時半を指していた。
「じゃあ、次回出国のときですね。都内とかで申請できないんですか」
「できますけど、ここでやるのがカンタンですよ」
「帰国したらネットで調べてみますよ、ありがとう」
そういって、出発前のラウンジに向かいます。
PCで早速、検索してみました。
このあたりは気が早い。
検索してでたのが、これ↓です。
http://www.moj.go.jp/NYUKAN/nyukan63.html
・平成19年11月20日から、出入国の手続を簡素化・迅速化して利便性を高めるために、
自動化ゲートを成田空港に設置します。
・自動化ゲートを利用できるのは、日本人で有効な旅券をお持ちの方、
外国人で有効な旅券(旅券,難民旅行証明書又は再入国許可書)と再入国許可をお持ちの方です。
と説明があるが、まったく喧伝してないですねよ。
なにやってんの? 法務省&入国管理局。
20007年11月からですよ。
誰か知ってます?
周りで利用した人います?
どうやら普及させる気はゼロなようです。
利用時は指紋のスキャニングが必要ですが、
出国のあの行列に並ばなくて済むわけですから、使わない手はないですよね。
しかしアンタ、「5時までしか申請できない」って、お役所だよなあ。
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