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Gigant @Cascais -Day12- [Portugal]

giga1.jpg

カスカイスの駅で帰りの時刻表をチェックし、その足で大型スーパーに向かった。

平日の夜だが、駐車場はモチロン、店内も混んでいる。
夫婦や家族連れがホトンド。
残業がないこの国では、仕事が終わったあとでもゆっくりと家族で買物を楽しむ時間がある。

電化製品の売り場を探して、店内を歩く。
店内一面の蛍光灯が眩しい。
淡い色の街灯しかない外と比べるとまるで昼間。

それにしてもデカイ。
広い、というより、デカイのだ。
店の名前 『GIGANT』 がそのままを表現している。
食料品から家具、CD、衣料品まですべてがワンフロアに置かれた
アメリカン・スタイルのスーパー・マーケット。

品物を探すだけでもかなり歩く、できることなら原付で回りたいぐらいの広さ。
この規模なら捜し求めているアイテムも掘り当てることができるかもしれない。

あまりの広さに遭難しかけながら、電化製品コーナーへ。
延長コード、工具、電球・・・

あった!

電源プラグ!

いろいろそろってますなあ!

これなら・・・

希望の灯が輝いたように思えたが、数十秒後にその灯は消えていた。
店内に風は吹いていないのに。

やはりない。
あるわけがないのだ。

ポルトガルの人々がA型をC型に変える必然性がないのだから。
C型をA型に変えるものすらない。
これも通常の電気店では必要とされていないのだろう。
もっともそれがあってもこちらには何の役にも立たないのだが。

山のように売られている2マタや3マタのプラグを恨めしそうに眺める。
100円もしない金額で売られているのがさらに恨めしい。

giga2.jpg
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あ!

いっそ、コイツをバラして、差し込みを作るか?
延長コードと噛ませればなんとかなるんじゃないか?
あるいは直結して・・・

plug3.jpg

売ってないものを買おうとしてもムリなオハナシ。
自作して充電器壊すか、充電切れて撮影できなくなるか、
ドッチ?

動いていると考えが巡る。
旅は終わりだって?
ロカ岬でセンチメンタルな風に吹かれたか。
夕陽を見て、感傷に浸りすぎたかな。
まだまだ旅は続くじゃないか。

旅をやめたくても帰りのチケットは変更できない。
残り4日はポルトガルにいなければならないのだ。
電源プラグを握るとレジに向かっていた。

明日からも写真が撮れることを祈りつつ・・・。


写真1;リスボンの南側バイシャ地区にあるコメルシオ広場の「勝利のアーチ (Arco da Victoria)」。
     夜ライトアップされるが、この3分後にみごと消灯された(笑
写真2;バッテリーが残り少なかったため、夕方到着したカスカイスの写真がない。
     雨に濡れた「アウグスト通り (Rua Augsta)」、12時過ぎなので人はホトンドいない。


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