white paradise @Palau [Palau]
「ミルキーウェイ」と呼ばれるスポットにはすでに3~4艘の先客がいた。
入り江、という言葉が正しいのかわからない。
袋小路のように入り組んだ小島の合間の海面がそこだけ白っぽく浮かび上がっていた。
辺りは鬱蒼とした木々が水面に覆いかぶさっている。
岩場や砂浜はなく、島側からアプローチできるような場所はない。
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ボートはエンジンを切ると、惰性で先客たちのボートに沿い、舳先を連ねた。
エンジン音が収まると辺りが静かだったことを思い出させてくれる。
白い海面には他の船の客たちの奇声が響くだけだ。
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韓国人のガイドはカンタンに説明をすると、
反応の悪い客を船上に残し、白い海面に飛び込んでいった。
すでに潜っていたローカル・ガイドの女のコと共に海中に消える。
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すぐに浮かんできた二人は両手に真っ白な砂を掬い、
船内のバケツにそれを入れた。
船内から「わあっ」と声が上がりはしたものの、
みな、どう振舞っていいのかわからず、躊躇しているようだった。
傍から見ていると「採ってきた白砂を見守る観光客」の図である。
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指をくわえて見守っているのもアホらしく、
シビレを切らし、再び潜って浮かんできたガイドに声をかけた。
「ねえ! 海、飛び込んでいいかな?」
「え? 問題ないですよ、OK、オケ~」
答えは判りきっていたので、間髪入れずに飛び込んだ。
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今の会話を聞いてか、おかまいなしに飛び込んだバカなコチラを見てか、
他のツアー客もそそくさと荷物をシートの下にしまったり、
ライフ・ジャケットを着込んだりと、おもむろに海に入る準備をはじめた。
ガイドくん、君の説明は悪くないんだけど、日本の人には言葉足らずなのよん。
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ミルキーウェイの海底を覆い尽くす砂は、
砂というよりは「泥」という感じで、感触は「粗めの片栗粉」というような感じだ。
水着や肌につくとベットリとまとわりついて、
しっかり洗い流さないとカンタンには落ちてくれない質感だ。
潜っては掴み、潜っては掴み、繰り返し不思議な感触を楽しんでいると、
ガイドのふたりに即席の「泥パック」をプレゼントされた。
髪も顔もドロドロで見分けがつかない白海坊主、見参。
手馴れたふたりは潜って姿をくらまし、
泳いでいる客の後ろに回りこんでは「泥パック」の攻撃を繰り返している。
気づくと自分たちのボートの周りも他の船と同じように奇声に包まれていた。
Milky Way
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すごーい。
本当に真っ白な海泥なのねー。
なんでここだけぽっかり白いのかしら?
by なちこ (2012-08-24 06:01)
>なちこさん
笑っちゃうぐらい真っ白です。
乳白色の温泉みたい(笑
入り江みたいになっているので、
珊瑚が堆積したんじゃないでしょうか、
と、想像で書いてみる。
by delfin (2012-08-28 00:29)