病床の不思議 @Seoul [South Korea (Seoul)]
12月19日。
風邪がひどい。
扁桃腺の腫れを抱え、熱にうなされ、
外の天気もわからないまま、寝続けた。
スタッフが心配して声をかけてくれる。
「風邪薬飲みますか?
ホステルの常備薬あるし、必要なら買ってきますよ」
「アリガト。他の薬飲めないんだよ」
「あ、そっか。なんか手伝うことあったらいってください」
「ちんちゃ・かむさはむにだ(本当にありがとう)」
化膿止めやらなんやら術後の薬を飲んでいるので、風邪薬は飲めない。
こうなるとただ寝ているしか手がない。
販売本数累計2000万本突破!!ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース
人工骨埋設の手術の痛みより、
あきらかにこの風邪のほうが酷いのはどういうわけだろう。
ホステルの玄関から吹き込んでくる風が猛烈に冷たい。
どうやら外は冬本番、本格的に冷え込んでいる様子だ。
それでもあいかわらず熱には強い耐性で、食欲が落ちることがない。
キッチンに残っていたご飯で雑炊を作り、
ランチ代わりに流し込むとまた寝た。
日が落ちた時間にムックリと起き出した。
「ちょっとキムパプ、買ってくる」
韓国で約1,000年続く韓国の伝統的な自然健康食品
「オナカへっているなら代わりに買いに行きますよ。
ダイジョウブですか?」
「アリガト。ダイジョブ。
今日出かけてないから少し動きたいんだ。
カラダがベッドにめり込みそうだからね」
「寒いので気をつけてくださいね」
「アリガト。
あらためて『チャムチ・キムパプ』を買えるかどうか、挑戦してくるよ」
一日、宿に篭っているのも癪なので少し出歩きたかった。
日が落ちて、冷え込みはさらにきつくなっている。
それでも外の新鮮な空気が心地よい。
まったく異国の地で風邪引き込んでナニやっているんだか。
ブラ下げた袋の中のキムパプ、今度は「チャムチ」のはずだ。
↓ ワンクリックでランキングチェック!! ↓
にほんブログ村「海外一人旅」ランキング
2012-03-18 23:51
nice!(15)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0