戸惑うショクタク @Seoul [South Korea (Seoul)]
9月18日。
昨夜遅くに降り出した雨のせいで、
この日曜は暑さがスッカリ鳴りを潜めた。
気温が上がる昼頃に暑さの残党が悪あがきをしている。
昨日の飲み会、
スイス人女性がポソっとつぶやいた一言が印象深かった。
「こうして大皿で食べる料理は興味深いわ」
ヨーロッパの食卓では一人1プレートが基本。
たとえ家庭料理でも料理は個別に取り分けられていて、
大皿をつつくような食べ方はしない、と彼女はいう。
韓国のお箸&スプーン(スッカラ)セット
アルコールがダメなのは彼女と自分だけという上に、
なにせ周りの会話は韓国語か中国語でなされていて、
英語のみで徒手空拳の「スイス・日本連合」は、
遠巻きにされている感があった。
中華系の面々に至っては英会話を恥ずかしがっているようで、
2、3言交わすと英語での会話は霧散していた。
必然、ふたりの間だけで英語での話しが盛り上がった。
「こういう食べ方は違和感というか、嫌悪感とかがある?」
「いえ、みんなで大皿から好き勝手に食べるのは楽しいし、
なんとなく仲間っぽいというか、家族っぽいというか、
見知らぬ同士なのに親密な感じがするわ」
「日本でもこういう食べ方が多いかな。
肉料理とかなら家でも個別に取り分けられたりするけど。
『肉』は取り合いでケンカになるしね~」
「うちのほうじゃ、大皿料理はパスタとかサラダぐらいかしら。
こういうの、楽しいわ」
ローカルのキレイとはいい難い居酒屋、
ヨーロピアンの変わった視点を教えてもらった。
買ってきてもらったキムパプで軽めのランチを取る。
「出かける予定アリマスカ?
食べたらバドミントンやりましょうよ。
新しいアイテム買ったんですヨ」
以前、近所の体育館に連れていってくれた彼がいう。
彼は大学時代、バドミントンをプレイしていたので、うまい。
こちらもテニスをやっているのと、
学生時代にトレーニング代わりにバドミントンをやっていたことがあるので、
折を見て、地元の活動に連れて行ってもらい、
そこそこハードなプレイを数回、繰り返していた。
「日曜は混むから出かける予定も考えてないけどさ」
「ネットで発見して、買ったんですよ~。
『スピードミントン』っていうらしいです」
スピードミントン 2本セット
「へえ、シャトルもラケットも違うんだ」
「他の人じゃ『羽根つき』にしかならないんで、
来るの待ってたんですよ、一緒にやろうと思って」
そんなわけで、汗を流しに公園に出向く日曜の午後であった。
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我が家では、取り分けて食事がふつうなのです。
一人ずつとなると、やっぱり肉系ですねえ。
なにしろ息子は高3で、放っておけばどこまででも食べますので。
by ナツパパ (2011-12-09 20:31)
幸いながら我が家は夕食を皆で食べる機会が多いので
大皿料理はしょっちゅうです(^w^)
by rtfk (2011-12-09 22:01)
>ナツパパさん
日本では大皿、大鉢でオカズ盛られるのが普通ですよね~
考えてみると、ナベ料理っていうのもとってもアジア的ですねえ。
男のコはあれば無限に喰いますよ、
自分もそうでしたもん。
「年取ったら喰えなくなる」という言葉をよく耳にしましたが、
そのときが未だこないのはどうして?!?!
by delfin (2011-12-10 18:56)
>rtfkさん
食事は大勢がいいですよね~。
一人暮らしの身としては、
ソウルにいるほうが健全な食卓かもしれません(T_T)
by delfin (2011-12-10 18:58)