オマネキの前に @Seoul [South Korea (Seoul)]
5月25日、6日目。
五月晴れとは言いがたい薄曇り。
そのためか蒸し暑く、上着がジャマに感じる陽気だ。
今回、部屋の引越しを強いられた。
予約を入れたのが遅かったせいで、
いつものシングルに空き部屋がなく、
シャワー付シングル → トリプル → シングルと転々とすることに。
この日、ようやくいつものシングルに落ち着いた。
日本経済の元気のなさとは別に、
アジアの人たちは元気で「ソウル熱」は収まるところを知らない。
このホステルは明洞から遠く、東大門からも少し外れていて、
ロケーション的には芳しくないのだが、
2本のラインが通る地下鉄駅から近く、空港リムジンも目の前という、
動き回るには便利極まりない条件が整っているせいか、
いつも予約客で混んでいて、にぎわっている。
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繰り返し顔を合わせる常連客も多い。
明洞しか行かない日本人が泊まることは少なくて、
台湾やタイの客が多くを占めているのだが、
ここのところは中国本土の客が増えつつある。
時折、欧米系が合間を埋める、という感じの宿なのだ。
東大門市場まで地下鉄で2駅、市バスも目の前から拾えるので、
終電時刻に東大門に向かい、
深夜2~3時に大漁旗を上げんばかりの笑顔で、
バカデカイ袋を抱え、歩いて帰ってくるオンナのコも多い。
24時前にいそいそと出かける準備をしているカノジョたちに、
「アンニョンガセヨ~」などと気軽に声をかけている。
あるいは向こうからタクシーの相場を尋ねられたり、
近所のスーパーの場所を聞かれたり、
宿泊客同士で情報交換しあうのがホステルの楽しさだ。
ちなみに深夜の東大門、ソウルっ子でもタクシーを捕まえるのが難しいスポット。
黒いバンやら怪しい客引き、ボッタクリ・タクシーには、
日本人ばかりでなく、他の国の観光客もやられてます。
宿までは3~4,000wもあれば十分の距離ですが、
なかには知らずに数万ウォンを払っちゃった、なんて人も。
やはり旅に不慣れな若いオンナのコは甘く見られて、ヤラれるみたいです。
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日が暮れて街歩きから戻ると、キッチンからニギヤカな声が上がっていた。
宿泊客の有志でパーティを開いていたらしく、
バカでかいメクチュ(ビール)のペットボトルが数本転がっている。
テーブルの上をデリバリーのチキンやらトッポギやらスナック菓子が埋めていた。
「オカエリ~。飲みましょうよ~」
顔馴染みの宿泊客が陽気に誘いをかけてきた。
「おお~、楽しそうですね。
おれが同席してもダイジョウブ?」
「歓迎ですよ、ドウゾドウゾ」
「ドコの国の人ですか?」
すでに赤ら顔の若者が聞いてくる。
「ニホンですよ」
「オオ~、コンニチワ~。ヨロシケオネガリシマス」
どうにもアヤシイ日本語が酔った彼の口から発せられた。
「はい、『よろしく』お願いします~。
まあ、『コンニチハ』はデイタイムのアイサツだけどね」
ジョークめかしていうと、キッチンにドッと笑いが起こった。
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お部屋のチェンジって
頻繁にお願いされることがあるんですね・・・。
これも例の安いホテルの醍醐味でしょうか?!
by otemoyan (2011-10-04 07:01)
>otemoyanさん
今回、たまたまです。
予約入れたのが、直前だったので、
空き部屋を転々。
醍醐味ではないですね~。
by delfin (2011-10-04 23:23)