オモワヌ出会い @Seoul -完- [South Korea (Seoul)]
11時台のOZ104便にあわせ、朝のホステルを出た。
3月5日、6日間の滞在はあっという間、
いや、きっと一ヶ月滞在しても旅先の時間は常にあっという間だ。
地下鉄からAREXへ。
朝のラッシュ時間を過ぎてもソウル駅には人が多い。
歩いている人たちはおしなべて黒い服装で、
しかも無言なので、どこか異様でもある。
日本人も冬には黒い服装が目立つが、
韓国の人たちの黒好きには遠くかなわない。
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昨夜は結局、タクシーで彼を病院に送り、
そのあと買い出しをして、
ホステルのリビングでちょっとした酒盛りとなった。
長期滞在で顔馴染みのタイ人男性や顔を出した宿泊客も交え、
7~8人で飲み交わした。
飲みも盛んな日付が変わる時間帯、
台湾人の家族がチェックインに訪れ、
スタッフからキッチンやバスルームの使いかたの説明を受けていた。
いつも見るスタッフの説明姿を眺めるでもなく、グラスを傾けていると、
台湾人の男性と目が合った。
すると彼は驚きの声を上げた。
「アナタは~!!」
一瞬、戸惑ったが、見覚えのある顔だった。
「覚えてますか~?」
間髪入れず、握手を求められる。
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彼は数ヶ月前にこの場所で会話を交わした男性だった。
その時、スーパーを探し、地図を眺めている彼に、
一番近いE-martへの道順や営業時間などを事細かに教えたのだ。
そのあともキッチンで繰り返し顔を合わせることがあり、
朝食を食べながら、話しをしたりし、
コーヒーを飲みながらこのブログを開いたりしたのだ。
そのことを覚えていてくれ、偶然の再会に興奮気味の声を上げたのだ。
「今回は家族4人で来たんですよ、母親も連れて!」
奥さんと息子、それに母親を連れ、ソウル観光に再訪したらしい。
ホステルといえど、アジア人系の人たちは家族連れで利用することも多い。
欧米系に至っては夫婦やカップルでの利用が多く、
合理的に旅することに関しては洋の東西に関係はない。
「いつまでいるんですか?
またキッチンで飲みましょうよ。
今日は私が疲れているし、割って入るのも悪いし」
「それが明日帰るんですよ。非常に悲しいことですが」
「え~、そうなんですか。みごとに入れ違いですね。
いや、でもそれならよけい今日に会えてうれしかった」
「きっとまた来るので、ここで会えると思います」
「きっとそうでしょう」
そういうとまた握手を交わした。
昨夜のその握手を思い出しながら、チェックイン・カウンターへ向かった。
2月の「毎月ソウル」
―完―
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