Freshness Dessert @Bangkok [Thailand (Bangkok)]
エビのうまさに悶絶しながら、エアポート・リンクに向かった。
エビ自体、生臭さがない上に、
ライムやハーブのさっぱりさに押され、
エビご飯とともにカンタンに平らげてしまった。
腹痛で悶絶する気配はなさそうだ。
MRTで15バーツ払い、隣駅のマッカサンへ。
できたばかりの駅構内を歩き、エアポート・リンクのチケットを購入。
今のところ、開業プロモーションで空港までの各駅列車は15バーツ。
マッカサンの駅はカートかスケボーで移動したくなるぐらい広い。
BTSやMRTなどバンコクの公共交通施設が、
ひたすらムダに広いワケはナゼなのだろう。
空港では到着ロビーでホテルのバナーを持つスタッフを探した。
たいして到着客もいない閑散としたロビーだったので、
スタッフはアッサリ見つかったが、
他の到着客をまだ待つようで、
ホテルへのシャトルバスが出るまで、
ロビーのイスに15分ほど据え置かれた。
ようやく集った5名ほどの客に自分を加え、シャトルのバンへ乗り込む。
空港から程ないところ、と思っていたら、
バンは15分ほど走り続け、空港を遥かに離れていった。
ホテルは空港周辺エリアではなく、地代の安い隣町に作られたものなのだろう。
アソークのホテルからMRTに乗り、エアポート・リンクを使い、
空港で待たされ、バンで走り、ホテルでチェックインするまで、
トータル1時間の旅路だ。
それにしてもホテルの周辺はなにもなく、暗い。
ホテルのすぐ正面に「TESCOエクスプレス」というコンビニがあり、
その周りにチラホラ地元の人が集っていた。
バンコク市内に比べると同じ国か、というぐらい景色は異なり、
カンバンやネオンサインはモチロン、街灯すらない闇が広がっている。
21時を過ぎたばかりというのに辺りは眠りについているような静かさだった。
部屋は値段なりで、広さだけが救いだ。
いやいや、1500円程度でこれなら上出来の判を押さないといけないかもしれない。
部屋にも増して、スタッフは全身でやる気のなさを表現していて、
部屋に篭っている義理もないので、通りを歩いてみた。
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ホテル到着の直前、バンから市場のような風景が見えていた。
それを頼りに2ブロックほど歩くと、
地元の市場であろうその一角はそそくさと店じまいに忙しかった。
見るものも冷やかすものもすでになくて、空振りでオシマイ。
スナックとコーヒーでも買って戻るかと、
このエリアで唯一、煌々と光を放つコンビニに向かうと、店前に屋台が出ている。
どうやらクレープの亜流のようなお菓子を売る店で、
次々に地元の人が注文しては、それを手に去っていく。
袋詰めのスナックよりも、コチラが面白そうで、
手際よく調理するアンチャンの手元を見ていると、
「なににしますか、ダンナ」とSirをつけたバカ丁寧な英語で問いかけられた。
「なににしますか」といわれても料理の名前を知るわけでない。
タイミングよく、横付けされたバイクのオッサンが3~4人分だろうか、
アレヤコレヤとオーダーしてきた。
「コチラの注文を先に作りますので」という彼の言葉を受け、
調理の手順を眺めていた。
厚ぼったい生地に砂糖を振り、コンデンス・ミルクを和え、
いろいろあるジャムを挟んでいる。
野暮ったいクレープ状のお菓子が手際よく作られていく。
「なににしますか? バナナでも入れます?」
「ああ、じゃあ、バナナにします。いくらです?
「バナナ入りは25Bです」
彼の言葉にうなずき、タイのお別れの味を作ってもらった。
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