肉まんとチャプチェ @Seoul

降っては止み、降っては止みを繰り返し、朝を迎えた。

６月１９日、今日は別の決戦だ。
雨がすっかり熱を冷ましたせいか、風が涼しい。

試合時間より少し早めに、
市バスで東大入口（トンデイック）へ向かう。

そう、ここは一ヶ月前１００ｗで泊まらせてもらった、
新羅ホテルの目の前なのだ。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2010-07-26
事情詳細は↑こちら。





先月、宿泊した際、
ホテルへの入口になっている大きな門の真横にある、
巨大な「肉まん」が気になっていた。

正確には「肉まんのような形をしたアリーナ」だが。
こいつが「奨忠（チャンチュン）体育館」だったとは。

ワールドカップの日本ｖｓオランダ戦の
「パブリック・ビュー・イベント」は、
観光サイト「コネスト」主催で行われる。
http://www.konest.com/event/worldcup/worldcup_event01.html

その場所が、ココだったのだ。
取材許可を取り、開催場所を調べてみてビックリ、というやつである。

ちなみにここは「韓国最初の大型体育館」で、
ソウル・オリンピックの際には、柔道とテコンドー競技が開催された。

「肉まん」はすっかり「青」に染められていた。

それもこれも参加者には、
日本応援の「青いＴシャツ」が無料で配られ、
みなで青くなって応援しましょう、という、
主催のコネストが太っ腹ぶりをみせていたためだ。

試合結果も青ざめないとよいのだが、と、
イングランドの赤い血が流れる身としては、
カメラ片手にヒネたことを考えていた。


Ｂｅｓｔ　３に届いた？

「Ｗｅｂ初のソウル地図の全日本語化」を記念して、
コネストが催したイベントは、無料とは思えない熱の入りようだ。

外のスペースには出店や観光局のテントが建てられ、
記念撮影やフェイス・ペイントでイベントを楽しめるようになっている。
ビールやスナック片手に、
みんなが学園祭のようなイベントを楽しんでいた。

在住、在学の日本人に向けてのイベントなので、
客層は学生が多く、若かったが、
日本人に限らず、日本好きなソウルの学生や会社員、
あるいは欧米の駐在者も参加していた。



異国の地で知らない同士だが、
同じ国民が集うイベントというのはなかなか興味深い。
「スポーツ」という強烈な磁力を持った媒体が、
その仲介役を果たしていることもすばらしいことだ。

屋台で売られていたチャプチェを頬張りながら、自分も雰囲気を楽しんでいた。


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タグ：ソウル 奨忠体育館 韓国初 東大入口 トンデイック 新羅ホテル パブリック・ビュー ワールドカップ オランダ戦 コネスト

コメント 4

あの建物は体育館だったのですね！！あまり「らしくない」ロケーションですよね。
by opas10 (2010-09-23 14:12) 

ううっ・・・・・美味しそう☆
こんな場所でみんなと食べたい(>_<)
by ばうわう (2010-09-24 00:24) 

＞opas10さん

そうなんですよ、あの「饅頭」（写真３・右側）は、
体育館でした。
しかも有名な・・・

わたしもこのイベントまで全然しらんかったんです。
by delfin (2010-09-24 21:38) 

＞ばうわうさん

試合前は学祭ムードで楽しげでしたよ。

わたしは一眼持ってうろうろしていたので、
あきらかに浮いてましたけど（笑
by delfin (2010-09-24 21:39)