ランチの作法 @Seoul [South Korea (Seoul)]
5月9日、4日目もカラリといい天気だ。
新羅ホテルから引っ越してきた昨日は、
ゲストハウスのスタッフと話しをしたり、
スーパーに買い物に出向いたり、と、
他愛もないことで時間は過ぎていた。
キッチンでコーヒーを淹れ、
のんきな午前を過ごしていると、
スタッフに声をかけられた。
「みんなでランチに行くんですけど、
合流しませんか?」
「ありがとう、いいねえ、一緒に行くよ」
「よかった。すぐじゃないですから、
ゆっくりコーヒー飲んでいてください」
「さんきゅ。声かけてくれたら、すぐに用意するから」
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しばらくしてお呼びがかかり、出動準備。
どうやらスタッフと長期滞在のメンバーとその友達、
という陣容だ。
「悪いね、誘ってもらっちゃって」
「いえ、食事は大勢が楽しいですから」
とりとめのない話しをしながら、食堂が並ぶ大通りへ。
「フライドチキン、食べたーい」
と誰かがいい出し、6人が目指す先はチキン屋に決まった。
「いつも出前で頼んでいる、おいしいチキン、ってここです」
「オイシイならなんでもいいぜ」
出前に力を入れているせいか、
店はガランとしていて、小さなテーブルが3つほどしかない。
そのかわり、店の前には、
ピザ屋に似た出前用のバイクがたくさん並んでいる。
「じゃあ、ノーマルと辛いのを頼んで、みなでつつきましょう」
出てきた「辛いヤツ」は衣が赤く、
水飴で照りが出され、チリがまぶされている。
こいつが猛烈に辛いらしい。
女性陣は一口食べて、すぐに白旗だ。
「またあ、そんなに辛くないでしょう」
スタッフ陣はおいしそうに頬張っているので、
彼女たちが大げさに思えた。
「食べてみてくださいよ。耐えられませんよ」
促されて噛り付くと、確かに辛い。
ベタつく衣にまとわりついたチリが辛さを割り増している。
シンガポールで鍛えた舌も衰えたか、
かなり辛く感じた。
「おお~、こいつはくるね~」
「でしょ~。ムリ~」
「でもノーマル・チキンよりおいしいよ。
それに辛いチキンなんか日本にないからね」
「え~、なんでないんですか?」
「KFCにはちょっとあるけど、
あんまりポピュラーじゃないね」
「誰か、日本で『辛いフライドチキン屋』やりなよ。
日本人もチキン好きだから、ウケるぜ、きっと」
辛さに火照るみんなの口が、いつもより軽くなっていた。
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久しぶりにコメントさせていただきま~す。
私は先週、滞在した水原のホテルで出前のチキンをいただきました。
生ビール3リットルも一緒に頼み、チングのお勧めの手羽を
辛いのとノーマル半々で1箱を、2人で平らげました。。。
夕飯抜きだった日で23時過ぎ・・・身体に悪いねぇ~と言いながら。
あの辛さ、ビールには最高ですね!
甘酢漬け大根で口の中を和らげながら、美味しかったです!
まだ行ってないですが、新大久保には韓国式チキンのお店ありますね。
by ひまわり (2010-09-01 10:18)
>ひまわりさん
お久しぶりのカキコミありがとうございます!
おお~、リアルに体験しましたね。
辛いのにもいろいろあるんですが、
今回のは強烈でした。
そう!甘酢漬け大根!!
あれ、大好物で、持って帰りたいぐらい!
でも汁っ気あるから機内持ち込みできない(T_T)
自作かな?
by delfin (2010-09-01 18:05)