キャッツキルの鷲 @Maeklong

列車が右の肩口から市場に入っていた。

数十メートル手前の駅から動き出しているので、
さっきよりも速度が緩い。
市場の人たちは売り物を乗せたカゴや日よけを支える棒を片手に、
ジャマな列車が通り過ぎるのを待っている。

地面から見上げているといつもの列車も巨大に感じる。

列車が去ると線路の上はまた市場の一部になってしまった。
夕食の買出しに忙しいおばさんはもう品定めをしているし、
店の人は野菜が熱い陽気に負けないように水を振っている。

観光客には風変わりな光景も毎日繰り返されていることなのだから。


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タグ：タイ メークロン 電車 列車 鉄道 線路 市場 車両 車体 Maeklong

コメント 5

これ、テレビで見たことあります！
たくましいな～って思って見てました＾＾

by MANGO (2010-05-05 15:05) 

日本では考えられないたくましさというか，強さというか・・・
本当，凄いです。僕も鍛え直さないといけないなぁ。心身ともに。
by 響希 (2010-05-05 18:38) 

＞MANGOさん

タイの人以外は「ナショナル・ジオグラフィック」や紀行番組でみたことがあるらしく、している人が多いですね。
でもタイの人は知らないんですよ＝～これが。
by delfin (2010-05-05 23:56) 

＞響希さん

たくましい、というか、気にしない、というか。。。
なにしろここは笑っちゃいました。
ホント、マンガかコントかって感じでした。
by delfin (2010-05-05 23:57) 

１枚目から４枚目の写真、迫力がありますね。
日本では、「まず安全確保」から。
しかも、日に１，２度だけでなく、何回も繰り返すんでしょ？
by 北海道大好き人間 (2010-06-08 22:08)