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仕事の合間に @Seoul [South Korea (Seoul)]

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今日もズブズブ裏通りや路地裏へ。

通りごとに並ぶ品物や表情を変える問屋街を眺めながら、
知らない路地を彷徨い歩く。

普通の人がいて、普通に仕事をしていて、普通の生活が営まれている。

どうやらこの辺りはキッチン用品関連の問屋街か。
屋台で見かける道具や調理器具が目白押し。
完全に買って帰ることはできないが、
衝動的に値段を聞きたくなるシロモノが並んでいる。

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客待ちなのか、のんきにカードに興じるオヤジサンたち、
忙しく働き続ける老夫婦、
ひと仕事終えて、近所の屋台でマッコリを傾けるオッチャン、
普段の生活の中に豊かな表情がたくさんある。

生活の時計からはみ出した旅行者は、
静かに眺め、笑顔で写真を撮らせてもらうぐらいしか踏み込めない。

そういや日本じゃ、表で将棋を指している風景も見かけなくなった。

ヨーロッパでもアジアでもアメリカでも縁台将棋じゃないけれど、
オヤジサン連中が集まって、テーブル囲んでいる姿を
当たり前のように見かけますなあ。

ニューオリンズではバックギャモンをやったことがあるし、
リスボンでは公園のテーブルがチェス・ボードになっていたし、
ハノイでは中国将棋に熱が入っていた。
ブリッジやポーカーなんか当たり前のようによく見かけ、
大概はテーブルのアッチコッチに小銭が行き来している。

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韓国では李朝末期に日本から「花札」が伝来し、
「花闘(ファトゥ)」と名前を変え、今も楽しまれているようで。
話によると正月や結婚式で親戚が集まるとかならずご開帳、らしい。

ちなみに中華系、特に香港や客家など南方系の人たちの
結婚式の前に行われることって、ご存知ですか。

披露宴の前に「麻雀」打つんです。
しかも披露宴会場で!
これがまあ、老若男女入り乱れて、囲む囲む。
みんな、大好きみたいで、熱くなると披露宴の時間が後回しになっちゃうほどで。

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そういえばウチの父方の親戚も正月に集うと麻雀打ってたなあ。

中華系じゃないんですけどね、
6人兄弟で男が5人という構成でしたから、集まると必然、卓を囲み、と。
なにが必然、かわかりませんが正月はかならずこれでした。

子供の頃から傍らでそれを眺めていたので、
小学生にして麻雀打てるようになってしまったのは血でしょうか。
そうえいば、韓国では軍政下の統制があったせいか、
麻雀はあまりポピュラーなゲームじゃないようです。

やっぱり地元の、普通の、普段着の生活を眺めて歩くのは楽しい。




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コメント 1

北海道大好き人間

1~2枚目の写真、東京で言えば「かっぱ橋」ですね。あそこに行く外国人観光客はロウで出来たウインドーサンプルを買っていくことが多いそうです(外国ではああいうモノは見かけないですから)。
中華圏においては麻雀は一種のお遊びみたいな感じみたいですね。逆に言えば花札もそうですが、賭け事にしているのは日本だけかも知れません。ところで、この花札の図柄は日本と同じなのでしょうか?
by 北海道大好き人間 (2009-12-18 17:29) 

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