COME BACK !! [Sports]
Lance Armstrongが現役復帰を発表した、という驚きのニュースが舞い込んだ。
え?誰かって?
世界最高峰の自転車ロードレース『Tour de France』で、脅威の7連覇を果たした選手である。
1993年、史上最年少の21歳で世界選手権を制したが、
1996年に精巣腫瘍(睾丸部のガン)を発病、肺と脳にも転移があり、
選手生命どころか、生存確率が50%とまで宣告された。
(その宣告日=10月2日はNIKEから発売された自身のブランド名「10//2」に残されている)
闘病から3年。
1999年にツール・ド・フランスに登場すると、圧倒的な強さで制覇。
するとそこからライバルを寄せ付けない強さで7連覇を遂げる。
90年代初頭にスペイン人ミゲール・インデュラインが5連覇を成し遂げた際、
「もはやこの記録を塗りかえるものはいない」といわれたが、
病み上がりの男がこの記録をたやすくも塗り替えてしまったのである。
あまりの強さに優勝するたびにドーピング疑惑がささやかれもした。
しかしドーピング廃絶を目指す「ツール・ド・フランス」において、
彼がテストに違反することはなく、自身も「違反薬物を使用したことは一度もない」と明言している。
これはヨーロッパ・スポーツの最高峰をアメリカ人が圧倒的な強さで蹂躙したため、
皮肉、あるいは揶揄したウワサでしょうね。
ちなみに現在、ロードレース界でもドーピング問題は深刻化しており、
2007年のツール・ド・フランスでは、優勝者のフロイド・ランディスから禁止薬物が検出、
優勝は取り消しとなり、失格処分の裁定が下っている。
今年になっても、5選手が検査に違反し、処分されている。
近年はレースそのものよりも「ドーピング問題」の嵐が吹き荒れ、
スターやタレントは不在状態。
「凋落」とまではいかないが、運営サイドも頭を抱えているのだ。
そこでアームストロングの復帰は、大きな話題と後押しにはなるだろう。
なにせ彼の連覇でアメリカには大きな「自転車ブーム」の波が押し寄せた。
健康志向と相まって、草ロードレースやサイクリングに興じる人が増えたのだ。
「復帰はガン対策の戦略の一環でガンへの国際的な理解拡大にある。
今年だけでも世界で800万人のガン患者が命を落とし、更に数百万人が闘病中で、風評による被害も大きい。
今こそ国際レベルでガン対策に取り組むべき時だ」とコメントしている。
彼のコメントはhttp://www.livestrong.com/lance2009/で視聴可能。
ちなみに彼はレースを無償で走るらしい。
覚えてます?右手のバンド↓
どこかの国の白いヤツとは意味が違います(笑
USのプロ・スポーツ界では、
ブレッド・ファーヴの現役復帰に次ぐ、オドロキのニュース。
38歳のファーヴは先週、復帰第一戦を勝利で飾った。
37歳のランスは果たして?!
え?誰かって?
世界最高峰の自転車ロードレース『Tour de France』で、脅威の7連覇を果たした選手である。
1993年、史上最年少の21歳で世界選手権を制したが、
1996年に精巣腫瘍(睾丸部のガン)を発病、肺と脳にも転移があり、
選手生命どころか、生存確率が50%とまで宣告された。
(その宣告日=10月2日はNIKEから発売された自身のブランド名「10//2」に残されている)
闘病から3年。
1999年にツール・ド・フランスに登場すると、圧倒的な強さで制覇。
するとそこからライバルを寄せ付けない強さで7連覇を遂げる。
90年代初頭にスペイン人ミゲール・インデュラインが5連覇を成し遂げた際、
「もはやこの記録を塗りかえるものはいない」といわれたが、
病み上がりの男がこの記録をたやすくも塗り替えてしまったのである。
あまりの強さに優勝するたびにドーピング疑惑がささやかれもした。
しかしドーピング廃絶を目指す「ツール・ド・フランス」において、
彼がテストに違反することはなく、自身も「違反薬物を使用したことは一度もない」と明言している。
これはヨーロッパ・スポーツの最高峰をアメリカ人が圧倒的な強さで蹂躙したため、
皮肉、あるいは揶揄したウワサでしょうね。
ちなみに現在、ロードレース界でもドーピング問題は深刻化しており、
2007年のツール・ド・フランスでは、優勝者のフロイド・ランディスから禁止薬物が検出、
優勝は取り消しとなり、失格処分の裁定が下っている。
今年になっても、5選手が検査に違反し、処分されている。
近年はレースそのものよりも「ドーピング問題」の嵐が吹き荒れ、
スターやタレントは不在状態。
「凋落」とまではいかないが、運営サイドも頭を抱えているのだ。
そこでアームストロングの復帰は、大きな話題と後押しにはなるだろう。
なにせ彼の連覇でアメリカには大きな「自転車ブーム」の波が押し寄せた。
健康志向と相まって、草ロードレースやサイクリングに興じる人が増えたのだ。
「復帰はガン対策の戦略の一環でガンへの国際的な理解拡大にある。
今年だけでも世界で800万人のガン患者が命を落とし、更に数百万人が闘病中で、風評による被害も大きい。
今こそ国際レベルでガン対策に取り組むべき時だ」とコメントしている。
彼のコメントはhttp://www.livestrong.com/lance2009/で視聴可能。
ちなみに彼はレースを無償で走るらしい。
覚えてます?右手のバンド↓
どこかの国の白いヤツとは意味が違います(笑
USのプロ・スポーツ界では、
ブレッド・ファーヴの現役復帰に次ぐ、オドロキのニュース。
38歳のファーヴは先週、復帰第一戦を勝利で飾った。
37歳のランスは果たして?!
おはようございます!
訪問&nice! ありがとうございました。
by たろう (2008-09-14 06:47)
自転車ロードレースのことは殆どsりませんが、
素追い選手なのですね、
それにお話も良い参考になりました。有り難う。
by 吉之輔 (2008-09-14 10:10)
訪問ナイスありがとうございます。
水出しコーヒーのまろやかな味は、やみつきになりますよ。
by tio (2008-09-14 13:46)
はじめまして、
訪問、nice、ありがとうごさいます。
ツール・ド・フランス、過酷さは、TVで見ましたが、
病気を克服し、またレースに戻るだけでも、まさに、鉄人ですね。
by mie (2008-09-15 06:51)