国境 @Singapore [Singapore]
到着してから、まったくなにもしてない日々。
まあ、休暇なのだから、理想的といえば理想的。
スーパーで買い込んだグアバ・ジュースと多めに持ってきた本のページだけが消化されていく。
土曜日、「マラッカのガールフレンドに会いに行く」といっていたシンガポリアンの友達に便乗して、
マラッカに行くことを決めた。
行ったことがある場所なので、特に観光でもないが、
「ブラリと『オリジナル・チキンライス』を食べに行くのもいいかな」という軽い思いつきだった。
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ちょっとした長距離バスの旅が始まる。
週末の国境は混雑するので、朝7時にシンガポール出発することに。
MRTラベンダー駅のそばにあるバスターミナルから、JBエクスプレスを利用。
シンガポールからマレーシア国境の町=ジョホール・バルを結ぶシャトルバスだ。
朝早く出たにもかかわらず、国境ゲート手前のウッドランドからすでに大渋滞が始まっていた。
自家用車、トラック、バス・・・
一方通行の道路は車両でギッシリ詰まった状態で、しばらくするとピクリとも動かなくなった。
固まったクルマを尻目にバイクがクルマの間を縫うように続いていく・・・。
バスの乗客はシビレを切らし、微動だにしないバスを見捨て、国境ゲート目指して、歩き始めた。
わたしたちも誘われるように、渋滞の車で埋め尽くされた車道を歩き始めた。
身動きしないクルマの間を気が短い歩行者とバイクが埋め尽くしている。
「いつもこんなに混んだっけ?」
「今週は祝日と重なるからね、帰省する人が多いんだよ」
「だから7時発?」
「そう。8時や9時じゃ、何時につくか想像できないよ」
水を飲みつつ、話をしつつ、国境ゲートを目指す。
圧着した車を縫って15分ほど歩くと、シンガポールの出国ゲートに到着。
朝といえど、シャツが汗ばんでいる。
外国人専用のパスポート・コントロールはガラガラ。
国境越えのホトンドは週末、家に帰るマレーシアンと買い物や行楽に出かけるシンガポリアン。
こんな朝から国境を通る外国人はホトンドいない。
シンガポールを出国した後、マレーシア国境目指し、橋を渡る。
国境の橋もシンガポールから吐き出されたクルマで大渋滞していた。
濃い排気ガスに浸されながら、15分ほど歩くとマレーシアの入国管理のゲートがある。
入国手続きを済ませると、
その先にたまっていた長距離バス・ターミナルがあるランキン行きのバスに飛び乗った。
車内のエアコンが心地いい。
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BS blog Ranking
2008-06-22 20:37
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コメント(2)
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そういえば、テキサス在住時代、歩いてメキシコへの国境を渡った想い出が・・・
島国日本に暮らしていると、国境を歩いて渡るって感覚が新鮮でした。
それにしても相当な混雑のようですね。戻りは大丈夫なんでしょうか?
by echo (2008-06-23 20:32)
陸路で国境越え、はやはり日本人には特別な感じですよね。
わたしも初めて越えたのが、サンディエゴ~ティファナでした。
国境越えたいがために、サンディエゴ訪問したようなものでした…
by delfin (2008-06-26 02:02)