Conference Championships 2013 [Sports]
顧みて1月20日に行われたConference Championships。
勝ったチームがSUPERBOWLへ駒を進めるCONFERENCE CHAMPIONSHIPS、
フットボール通の間では「一年間でもっともおもしろいフットボールが見られる」といわれている。
「スーパーボウルは凡戦が多い」といわれていて、
トーナメントを勝ち上がってきたチーム同士のこの一戦こそ、
NFL史上に残るベストのゲームが多いのだ。
近年、サラリー・キャップとフリー・エージェントの効用で、
スーパーボウルも質の高い、僅差の試合が増えてきているが、
カンファレンス・チャンピオンシップのおもしろさは別格といってもいい。
対戦前、これだけ話題豊富なチャンピオンシップもめずらしい。
80年代の「王朝」49ers、2000年代の「王朝」ペイトリッツの復興となるのか。
レイヴンズQBフラッコ、ファルコンズQBライアンがひと皮向け、スーパーQBへと覚醒できるか、
あるいは彗星のごとく現れた49ersQBキャパニックがそれをさらうのか。
ラストシーズンと宣言したレイヴンズLBレイ・ルイス、
引退の可能性を示唆しているファルコンズTEゴンザレスに「もう一試合」がもたらされるのか。
ファルコンズHCジョン・ハーボウ、49ersHCジム・ハーボウのスーパーボウル兄弟対決はなるのか。
どこを切っても話題には事欠かない。
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まず、東海岸時間15:00、NFC CONFERENCE CHAMPIONSHIPSがKICKOFF。
サンフランシスコ・49ers(#2)@アトランタ・フェルコンズ(#1)。
開始の3シリーズで得点を重ね、17-0と一方的なリードを奪い、
前半を24対14で折り返した地元アトランタの攻撃が磐石に思えた。
しかし「後半こそがフットボールである」という格言のとおり、
ハーフタイムのスカウティングでみごとに調整してきたサンフランシスコがジワジワと攻撃を重ねる。
先週、181yとQBとして新記録のランを重ねたQBキャパニックの足は封印。
その足を囮として使うことで、
アトランタ守備陣は彼の足に怯えたまま、失点を重ねた。
反面、アトランタのラン攻撃はサンフランシスコ守備に徹底的に封じ込められ、
パスを余儀なくされたQBマット・ライアンは、
24対21と追い上げられた大事な局面、インターセプトでボールを奪われた。
28対24と逆転を許した後も8:23と時間は残っていたが、
ヤードを稼げる攻撃テーマがなく、
SF10y、タッチダウン目前まで進むも単調なパスを重ね、自壊した。
先週のシアトル戦、残り31秒から逆転のFGを奪った彼とは別人だった。
フットボールの妙で、ここではFGの3点では足りず、
タッチダウンを奪うエンドゾーンへのボールを投げ込む力量はなく、
後半、無得点で終わった。
「プレイオフで勝てないQB」のレッテルは先週で別れを告げたのかと思ったのだが、
彼はふたたびそのレッテル下に置かれることになった。
殿堂入り確実のTEトニー・ゴンザレス、
勝てないカンザスシティ・チーフスから勝てるアトランタにやって来て、
先週のプレイオフ初勝利に涙したが、スーパーボウルは遠かった。
28対24、サンフランシスコ・49ersが6度目のスーパーボウルを勝ち取った。
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余韻も残るまま、東海岸時間18:30、AFC CONFERENCE CHAMPIONSHIPSがKICKOFF。
中継前、「ジム、おめでとう」と兄のボルティモアHCジョン・ハーボウがコメント。
彼も勝利すれば、スーパーボウル初の兄弟HC対決が実現する。
ボルティモア・レイヴンズ(#4)@ニューイングランド・ペイトリオッツ(#2)。
奇しくも昨年のチャンピオンシップと同じ顔合わせとなった。
ちなみに昨年の試合、
ボルティモアが同点オーバータイムを狙った32y(!)のFGを外し、涙を呑んでいる。
10月に上腕筋断裂のケガから復帰したLBレイ・ルイスを中心としたボルティモア。
プレイオフに間に合った彼は今シーズン限りで引退を口にしており、
チームメイトは「レイともう一試合」が合言葉のようになっている。
もちろん昨年の苦い敗戦をチームが忘れたわけでもない。
対峙するニューイングランドは11シーズンで5度のスーパーボウル出場(3度優勝)、
ボルティモアがスーパーボウルに勝利した翌シーズンから「王朝」時代は続いている。
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前半は多彩なオフェンス力のニューイングランドが13対7とリードして折り返す。
ニューイングランドの「攻撃」とボルティモアの「守備」という構図の予想通りの展開だ。
しかしここでも「後半こそがフットボールである」という言葉に倣うように、
ハーフタイムののちは別のゲームが展開した。
QBトム・ブレイディに対し、ボルティモア守備はラインが手を伸ばし、たびたびパスをブロック。
「パスに対しては手を伸ばす」というきわめて基本に忠実なプレイが、
ブレイディを苦しめ続け、インターセプトをもたらした。
対するボルティモアの攻撃はオフェンス・ラインが堅牢、
万全のパス・プロテクショでQBジョー・フラッコにターゲットを探す時間を十分にもたらした。
後半3本のTDを重ね、28対13。
7人のターゲットに投げ分け、4人のランで蹴散らし、
多彩なニューイングランド攻撃のお株を奪う活躍を見せた。
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ブレイディは2シリーズの点差、さらに攻撃にキー・プレイも見出せないまま、
エンド・ゾーンでボールを奪われ、ジ・エンド。
結局、後半はみごとに完封され、「王朝」のシーズンは終わった。
28対13、ボルティモア・レイヴンズが2度目のスーパーボウルを勝ち取り、
兄弟対決の「BRO BOWL」が実現した。
奇しくも勝利チームは共に後半を完封、「後半こそがフットボールである」を地で行った形だ。
奇しくも昨年、CONFERENCE CHAMPIONSHIPSで苦杯を舐めた両チームが勝利し、
奇しくもSUPERBOWL無敗のチーム同士で対峙することになった。
http://www.nfl.com/superbowl/47
SUPERBOWL XLVIIは2月3日現地時間日曜日、ニューオリンズ・スーパードームで行われる。
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2013-01-23 22:46
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コメント(2)
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今年のカンファレンス・チャンピオンシップはホント面白かったね。
兄弟対決楽しみー。
by なちこ (2013-01-29 13:31)
>なちこさn
返信遅くなりました!
両方とも質の高いゲームでした!
やっぱり毎年、チャンピオンシップはハイ・クオリティのゲームが展開して、
ホント垂涎モノ~~
by delfin (2013-02-09 01:21)