twilight paradise @Palau [Palau]
晩夏の「毎月ソウル」を挟み、すっかり更新が滞っておりました。
帰国してからバタバタと動き回っており、慌しい日々といいつつも、
夏並みに熱かった先の3連休には連続でテニス、テニス、テニス。
NFLも開幕し、試合観戦(TVですよ)も忙しくて、グッタリ。
やはりアフォです。
帰国したら涼しいはず、と踏んでいたら、暑いし。
この週末は「旅博」へ。
http://www.tabihaku.jp/ (JATA旅博)
メディア・デイに出向き、次なる取材への商談などを重ねてきました。
次はドコに飛ぶかは秘密でゴザンス。
実はこの週末、シンガポールの友人に「ボルネオ行き」を誘われていたのですが、
その隙間がなく、これは断念。
ああ、行きたかったなあ。
ようやく秋の訪れを感じるような気温になり、
がんばって「パラオ紀行」、記してまいります!
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機動力を得て、パラオの陸巡りがはじまった。
島内は対面通行で交通量も少ない。
なにせメイン・ストリートには信号すらない。
不思議なもので、道が空いていると飛ばそうとも思わない。
40km前後でゆったりノンビリ心地いい。
すべての窓を開け放っておけば、
エアコンを入れなくても快適な風が流れていく。
信号、というのは人が快適に暮らすための社会のルールだが、
あれはあれでストレスの根源になっているのだなあ、とつくづく思う。
ヨーロッパ人に言わせると、
「ルールは人が快適に暮らすために人が作ったものなのだから、
不快な場合は守る必要がない」そうだ。
顕著な例が深夜、クルマも人もいない交差点で、
赤信号が変わるのを待っている日本人ドライバーの画像。
こいつがネットに上がって、世界中で話題を振りまいていたっけ。
クルマはすぐにコロールの西、マラカル島の西端にたどり着いた。
シャコ貝の養殖場を眺めるも興味を惹かれるものも画になるものもなく、
行き止まりをすぐに折り返した。
イーナドットトラベルなら、いま、空席確認できます。
観光局事務所があった交差点を北に折れ、
アラカベサン島に渡り、小高い山を越え、走り続けるが、
こちらも15分ほどで行き止まり。
島の先端を占めるパラオ・パシフィック・リゾート(PPR)ホテルでデッドエンドだ。
海の楽園には陸に見るべきものはなく、ただのどかさだけが広がっていた。
枚数の進まない一眼レフを助手席に置き、来た道を戻る。
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陽が落ちかけた時間、きらびやかなカクテル・ライトに惹きつけられ、
路地に入ると煌々と明るい野球場でソフトボール大会が催されている。
その向こうの波打ち際には船着場が開けていて、夕刻の海が出迎えてくれた。
遠い夕焼けにレースをなびかせたかのようなスコールの幕が降りている。
あのシャワーはこちらに来るのだろうか、
それとも向こうに去っていくのだろうか。
夕方の静かな海を眺めながらぼんやりそんなことを考えていた。
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レースのカーテンがうまく撮れないか、広角レンズを合わせていると、
海上でなにやら動いているものを見つけた。
小島? パラオじゃ島も動くのか?
漁船? この時間に?
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望遠レンズに付け替え、ふたたびファインダーを覗き込んだ。
カヌーだ。
冷静に考えたら、この船着場、自分の横にはカヌーが横たわっているじゃないか。
ひょっとして、ここに帰ってくるのだろうか。
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カッター競技のように集団で漕いでいて、かなりのスピードが出ている。
遠目に見ているとシャワーから逃げて来ているようにも映る。
リズムよく進む船体は大きく右に周り込み、向き直ると、
次第に速度を落とし、スロープになっている船着場の波打ち際に寄せた。
集団は馴れた感じで大きな船体を持ち上げ、注意深い足取りで上陸してきた。
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「ハイ」
「コニチハ」
気軽に声をかけると集団の一人がおどけて日本語で返してきた。
「こんにちは」
「ハロ~、ジャパン」
「ニッポンデスカ?」」
「ゲンキ?」
日本語で応えると次々、アイサツが返ってくる。
激しくカヌーを漕いできた疲れもみせず、声は明るい。
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どこかの学校のクラブ活動かと思ったが、
体格のいい若者からひょろっとした体形の幼い顔も見え、年代はバラバラだ。
あれこれ聞きたかったが、船を置くと円陣を組み、ミーティングがはじまっていた。
パラオ辺りだと町内で「カヌー訓練」があるのかもしれない、
あるいは非常時のための「カヌー教室」というのはどうだ。
たぶんただの「カヌー・サークル」の練習だろうけど。
夕景の写真に夢中になっていたため、
グループの正体を尋ねる間はなく、若者は散り散りに帰っていた。
帰ったらきっと夕食が待っているに違いない。
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