語らう晩夏 @Seoul [South Korea (Seoul)]
8月27日。
今日も工事の音で起こされた。
土曜日は工事お休みじゃないのね、
とツブやきながら、シャワーを浴びた。
隣家の建て直しではそうそう文句も言えない。
昨日の口座開設は、
結局、仲のいいスタッフに通訳してもらい、事なきを得た。
銀行窓口ぐらい英語でやり切れると思ったのだが、
市の中心でもない新設洞の支店では、
流暢な英語を駆使するスタッフが少ないのもうなづける。
おまけに書類はすべて韓国語で、
やはり言葉がわかる人が介添えで居たほうが安心だ。
それでも自分ひとりで処理できず、なんとも消化不良な気分。
ハンさん自信作!今話題の食べるラー油
「通訳料にしては安すぎるよね」
「いやあ、あれだけのことでご飯オゴってもらっては悪い気がします。
他にもできることあったら、言ってください」
「じゃあ、できたての口座にお金でも振り込んでもらおうかな」
「おお? それは新手の『振り込め詐欺』ですね」
知ってます? 韓国にもあるんですよ、
『振り込めサギ』のような手口が」
「あはは、じゃあ、新手の『口座作れサギ』だな。
一緒に窓口行ってたら、詐欺にもなってないけどね~」
世話になったお礼にランチをご馳走し、
ジョークを飛ばしあい、昼の時間が過ぎていった。
ご飯がすすむ♪韓国惣菜えごまの葉醤油漬け
「あ、ランチ行きませんか? 少し早いけど」
シャワーを浴びて、コーヒーを飲んでいると、
昨日のスタッフに声をかけられた。
ここのところ、宿のスタッフとのご近所ランチが定番だ。
もっとも一人旅の身としては、出先で一人ランチが当たり前。
語らいながら食べる相手なんて、
旅先の身では望めるものでもないので、
誘いの声はうれしい限りだ。
「いいね、行こう!
一人でランチしなくて済むのはうれしいよ」
「いえ、ぼくも仕事中に食べに行くのは一人なので、
つまらないんですよ」
数ヶ月前まではベッドメイク兼任のメイドさんがいて、
キッチンで「賄いランチ」を作ってくれていた。
時折、それに招かれ、ご相伴していたが、
その人が南山ゲストハウスの専任になってしまい、
「賄いランチ」がなくなってしまったという裏事情があった。
社交辞令かもしれないが、オサソイの声をかけてくれるのはうれしい。
もっともいつも昼前までのんびり部屋やキッチンにいるのは、
長期滞在者ぐらいしかいないし、
そもそも勤勉な旅行者はビジネスマンよりも早く出かけていくのだ。
明け番のスタッフも誘い、3人で「ヘジャンクッ」を食べに出かけた。
↓ 「旅行」部門 奮闘中! ↓ クリックでランキングチェック! ↓
コメント 0