タビとシャシンと @Seoul：風に吹かれて：SSブログ

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タビとシャシンと @Seoul　[South Korea (Seoul)] [編集]

ブログ内でいただいたコメントに関する旅のネタを少々。

旅で撮った写真はそのシーンを全部覚えてます。
たぶんこれはフィルム一眼からの癖かもしれません。

以前はツアー・コンダクターしながら、
お客さんへのネタになればと行った先々で風景を撮ってました。
ヨーロッパなどは現像料が安いので、
最終日に連泊があると現像して、帰りのフライトで見せたり･･･

ツアーでお客さんを押しのけて写真を撮るわけにはいかないので、
観光終わりにパチリと一枚、というペース。
なので、本当に気に入った画しか撮らなかったんですね。
だから画的にも記憶にも強く焼きつくわけです。

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デジタル一眼に移行して、
フィルム枚数や現像代を気にしなくていいので、
パシャパシャ撮りまくっていたら、
ど～もつまらない写真が増える。

珠玉の一枚、が撮れない。

で、一緒に仕事するプロのカメラマンに聞いたところ、
「プロでも陥るデジカメのワナ」らしいですね。
枚数気にしなくていいから、
粗製乱雑、大量生産、支離滅裂になっちゃうみたい。

「フィルムと同じキモチで、絞り込んで撮れば腕は戻るよ」
というアドバイスをいただき、
デジタルですが、枚数絞って撮るようにしました。

そうするとシーンも覚えているし、できのいいのが増えるんですね。

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記憶はデジタル化できませんし、感情的なことは覚えていないので、
補足的にメモを撮ってます。

文庫本サイズのポケットに入る小さいノートです。

基本、カバンを持ち歩かない（荷物がキライ）ので、
ポケットに入るサイズのもの、１００均でも売っている安物。
海外ではカメラバッグがあるので、
サイドポケットに文庫本と一緒に詰めてます。

データでなくて、感じたことやニオイ、気温、空気など、
写真で見えないことを記してます。
これはその時書かずに後でカフェで反芻してもＯＫですね。

メモ魔でもないので、覚え書き程度、
２～３回の旅で一冊費やす感じです。