家から市場へ @Seoul [South Korea (Seoul)]
6月15日、2日目。
どんより薄曇りで、ムシ暑い。
韓国の梅雨は日本よりもかなり遅いが、
それを思わせるような湿気がまとわりついてくる。
出かける前に目覚めを呼び込み、湿気を掃うため、シャワーを使う。
宿主はまだ眠りについているようで、
少しばかり気を使って熱い湯に身を委ねた。
昨夜、到着の電話を入れると宿主は地下鉄の駅まで迎えに来てくれた。
駅から家までの道のりは歩いて10分ぐらいだっただろうか。
すっかり灯を落とした暗い商店街を抜けるとすぐに家に着いた。
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3階建てビルの3階に上がる。
1階は無関係な店舗、
2階に両親が住んでいて、
3階を子供たち兄弟で使っていたそうだが、
彼以外は家を出て、生活をしているらしい。
中に入るとリビングとキッチンがあり、
入口脇にトイレとシャワー、キッチンの左右に部屋があった。
左側の部屋を宿主が使っている。
「こっちの部屋を自由に使ってください。これが鍵です」
右手の部屋を空け、導き入れてくれた。
室内は勉強机があり、奥に本棚がある。
窓際には洋服がかかったスツールがあり、
男モノがたくさんかかっていた。
フローリングの床はたぶんオンドルだろう。
普通の韓国の家庭の、普通の部屋というのが興味深い。
3階の2部屋のうち、妹が使っていた部屋が空いてしまっているので、
この夏から部屋を提供することにしたようだ。
「暑いですけど3階はエアコンないんですよ、すみません」
「確かにエアコン必要な蒸し暑さですよね。
でも夜しか部屋にはいないだろうから、問題ないですよ」
一泊10,000wで個室を使わせてもらえるのだから、
エアコンなしはしかたがない。
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「今年はなんか陽気がおかしいですね。
冬は雪だらけ、まだ梅雨じゃないのにこの蒸し暑さだし。
えっと、シャワーとトイレは入口のところ、
キッチンも自由に使ってください。
そうだ、日本で地震はダイジョウブでしたか?」
「確かに変な陽気ですね。
ああ、地震はうちの街はダイジョウブでした。
人生で一番揺れましたけどね。
直後の停電にはまいりましたよ。
現代生活は電気がないとなにもできないことを痛感しました」
会って間もないため、お互い気を使って話しをしていた。
こういうとき男同士というのはなんとなく、気恥ずかしいのだ。
英語がニガテな彼だったがアレコレと話ししてくれ、
コーヒーを淹れたり、日本の手土産を広げているうちに、
少しずつ解れてきた感じがした。
「韓国語でハナシができなくてすみません」
「ケンチャナヨです。
それよりも日本人にしては珍しく、英語がイケるんですね」
「イケてないですけどね。シンガポール訛りズルズルでしょ?」
「ケンチャナヨ~。こちらは韓国訛りズルズルです」
自己紹介を混ぜながら、他愛のない世間話を重ね、
ローカル情報などを教えてもらった。
夜半を過ぎ、風も涼しくなり、眠りを導く心地よい風が吹きはじめた。
「あ、そうだ。近所にシジャン(市場)はありますか?」
「シジャン? 今歩いてきたところがシジャンですよ。
駅前まで連なってます」
昨夜教えてもらった情報を頼りに、駅への道を目指していた。
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2011-06-23 22:34
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