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Untrodden Market @Bangkok [Thailand (Bangkok)]

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4月10日 -Day 6-

曇っているが、やはり熱い。

朝方、スコールが街を濡らしたが、
風は動かず、上空に澱んだような湿気がへばりついている。

3連泊のスイート・ルームともお別れ。

12:00過ぎに普通の部屋にお引越し。
同じ街にいるというのになんとも部屋移動の多い旅よ。
スイートとは料金が倍も違うので、やむない移動。
それでも「サービス・アパートメント」スタイルなので、
普通の部屋でも小さなキッチンが備わっている。

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こだわり食品、国産品、訳ありグルメならおまかせ!!


引越しを完了し、BTSで出かけた。

日曜なので、車内も空いている。
目指すはバーン・ナムプンの「水上マーケット」だ。

実は昨夜の再会の前、
到着した翌日の夜に別の知人と夕食をともにしていた。
この方も飲茶をご一緒したメンバーの一人で、
バンコクに到着した旨を電話したところ、
「明日からソンクラーンの休日で日本に帰る」というお話し。

「じゃあ、今日しかないですね」ということで、
電話の30分ぐらい後に待ち合わせ、夕食とビールを交わしていた。

以前の訪問時、
「木曜マーケット」を教えてもらい、
今回はバンコクの中心を外れたチャオプラヤ川の対岸、
バーン・ナムプンの「水上マーケット」を教えてもらったのだ。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2011-01-05 (木曜タラート)

BTSの南の終点「オンヌット」を降り、
モト・サイ(バイク・タクシー)を探した。

街角や駅などで、サッカーのビブスのような、
ベストのような羽織物を着て、客待ちをしているのが、
庶民の気軽な足でもあるモト・サイ。
料金はエリアごとに決まっていて、
駅からの近距離なら10~20バーツ程度だ。

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テレビで話題の特大いちご大福


BTSの駅に沿うようにある大型ショッピング・モール、
その脇で客待ちしているモト・サイに声をかける。

「バーン・ナムプンの船着場に行きたいんだけど」

初めに食いついたドライバーにはまったく通じていない。

地名である「バーン・ナムプン」を繰り返すが理解してもらえない。
これはタクシーのほうが早いかなあ、と思いはじめたとき、
上司なのか、仕切り屋なのかわからないが、
年配の運転手が割って入ってきた。

「どこに行くって?」

「バーン・ナムプン、渡し舟に乗りたいんだ」

「OK、OK。こいつが行くよ、50バーツだ」

こちらの言葉を理解していなかったドライバーに、
行き先を説明してくれている。
年配の説明を聞いて、若いドライバーはなにやら頷いている。

モト・サイで50バーツはちょっと高い気がした。

あまりポピュラーじゃないところに行きたがっている外国人、
おまけに言葉も通じない観光客なので、
これはすこしばかりフッカケられたかな、と思いはしたが、
この場合、数十バーツを惜しむことよりも、
目的地にたどり着くことが優先だ。

「50バーツ? バーン・ナムプン、OK?」

若いドライバーに尋ねると頷いている。
それを見て、後ろの席に跨った。

すぐに着くもの、と高を括っていたが、
バイクは10分以上、走り続けている。
ドライバーはいまだ不案内なのか、
信号待ちで他のモト・サイに並ぶと行き先を確認している。

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方向的に迂回や遠回りはしていないので、どうやら本当に遠いようだ。
バイクの後ろなので、風を切り、暑さを感じることはないが、
シートを握る手が疲れはじめていた。

モト・サイは15分近く走り、ようやく船着場らしき場所にたどり着いた。





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