New Food Discovery @Bangkok [Thailand (Bangkok)]
4月9日 -Day 5-
昨夜降ったスコールなどおかまいなしに熱い。
深夜に轟音で起こされた。
エアコンのマシン音かと思い、
リモコンでOFFにしたが、けたたましい音は止まらない。
スコールが窓を叩いていたのだ。
スコールの降り方は近年、日本でも増えている「ゲリラ豪雨」に近い。
というより、日本の雨の降り方が「スコール化」しているだけか。
これも「温暖化」の影響かな。
もうすぐわが本州でもマンゴやドリアンの木が生えてくるに違いない。
街歩きの後、夕方になり部屋に戻り、シャワーを浴び、体勢を立て直す。
前回の訪泰時、知り合いになった男性と待ち合わせ、
BTSでチョンノンシー駅を目指す。
某SNS経由で現地在住の方の食事会に合流、
旅行者という例外ながら、楽しいひと時を過ごさせてもらったのだ。
http://delfin.blog.so-net.ne.jp/2011--01-04 (10月のタイ・ラオス紀行)
その中で「ラオスの奇縁」があった方と連絡を取り、
うまいもの食べましょう!ということで約束をし、
チョンノンシーで待ち合わせることになった。
テレビで話題の特大いちご大福
駅の周辺を歩こうと待ち合わせ時間より、早めに出向く。
ところが駅の周りにはめぼしいものはなにもなく、
アッという間に手持ち無沙汰になってしまった。
日が落ちたとはいえ、外はまだ暑い。
駅の近くのカフェにでも入り、暑さを避けよう、と駅に戻った。
BTSは高架線なのでどこの駅でも歩道橋の要領で改札に向かう。
人の出入りが階段に集約されるので、
その下の歩道には狭いスペースでも屋台が連なるのがパターンだ。
カフェに向かおうとそこを横切ると見慣れない屋台があった。
こだわり食品、国産品、訳ありグルメならおまかせ!!
大きなナベからあんかけのようなものを掬って、
カノムチン(素麺)が入った大き目のカップに入れている。
客はその器を受け取り、ぶら下げて帰っていく。
興味をそそられ、ナベを覗き込むと、
レバーの色をした煮凝りのような、豆腐のようなものが煮込まれている。
こうなると好奇心を押さえ込めない。
「オジサーン、一個ちょうだい」
「持って帰るのか?」
首を振ると、発泡スチロールの器に素麺そっくりのカノムチンを放り込み、
その上から大きなお玉でナベのスープを注ぎかける。
最後にウズラの卵を数個入れ、レンゲを差して、渡してくれた。
「ほい、20バーツ」
「ここで食っていいかな?」
お金を渡しながら、オジサンの後ろを指差すと首を傾け、促してくれた。
商売のジャマにならないように、
歩道の後ろのブロックに腰掛け、器の中身をレンゲですくう。
煮凝りの正体は血合いを煮固めたものだろうか。
さほど臭みもなく、無味に近い。
スープは味の濃いあんかけ、という感じで、
淡白なカノムチンがそれを吸い、いい感じでマッチしている。
メニューに書くなら「血合いの煮凝り、中華あんかけ素麺和え」か?
20バーツでちょっとした新発見、まったく、これから晩飯食うというのに。
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