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Noodles With Soup @Bangkok [Thailand (Bangkok)]

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4月8日 -Day 4-

部屋は朝食(B/F)付きのプランだ。

しかもルーム・サービスのB/Fなので、
のんびりと部屋で過ごしている。
トレイに乗せられた朝食を映画のようにベッドで食べてもいいのだが、
オトコ一人ではサマにならないのでやめておき、
隣の部屋のダイニング・テーブルで普通に食べた。

スイート=Suiteは「続き部屋」という意味。
あまーくて豪華=Sweetsな部屋ではないので、お間違えなく。
複数になれば「スーツ」、
そう、サラリーマンの戦闘服は「続き服」なのでゴザイマス。

前述しましたがホテル「供給過多」のバンコウ、
「朝食付き」の部屋も廉価で探すことができます。
もっとも、外のご飯も2~30バーツ程度なので、
毎日同じホテルの朝食に縛られず、
その差額で外で好きなモノを食べたほうがいいかもしれませんね。

いつもは好きな時間に好きなモノをフラリと食べに行きますが、
今回は「スイート・ルーム半額プラン」に、
ルーム・サービスのB/Fが付いていたので、
部屋で大人しく、コーヒー淹れて食べております。

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エアコンの効いた広い部屋は快適、快適。

ルーム・サービスに出かける気力を奪われ、
文庫本を読んで飽きてはコーヒーを飲み、
原稿を書いて飽きたらフルーツをかじる、
ゼイタクにホテル・ライフを満喫していることになるのかな。

暑さが緩む19時頃、夕食のために出かけた。

スーパーでなにかを買うか、屋台でテイクアウトして、
部屋で食べてもよかったが、それじゃあ、あんまり。

目新しい出店でもないかと大通りを南に下り、
広くて大きなスクンヴィット通りを渡った。

するとその先の歩道がやけに混んでいる。

歩道で営業している屋台に人がたかっている。
少しばかり気を引かれ、
屋台を覗き込むとオヤジサンが次から次に麺を茹でていた。

スープ・スタイルのヌードル屋さんで、
会社帰りのネクタイ姿や制服姿のOLさんがテーブルを埋めていた。

ひょっとして?

ピンと来たので、空いている席に腰掛けた。
地元の人で混んでいる店はアタリが多いのだ。

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屋台の前には持ち帰りを待つ客が、お金を握って待っている。
歩道にあるテーブルは食べ終わった人が退くと、
すぐに次の客が座るような混みようだ。

混雑するお客の間を縫うように店員のオネエサンが忙しく動き回っていた。

「なににするの?」

テーブルを片付けながら慌しく注文を聞いてくる。
メニューなんかはありゃしない。
屋台でメニューを求めるほうがどうかしている。
すなわち「麺」の店。

スープ入りか、スープなしのドライか、
麺の種類、辛くするかしないか、その程度のオーダーだろう。
目の前に座ったYシャツ姿の男性は、
あわせてサイドメニューの餃子だか饅頭だかを頼んだようだ。

「ヌードル。スープで」

シンガポール時代に培った屋台の作法で、勢いよく注文した。

少しばかり待たされると、
小ぶりの器に入った麺がやって来た。

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ポーク・ヌードル、
いや、ショーユ味のチャーシューメン!
細めの麺で東京ラーメン・スタイルの澄んだスープ。
さっぱりしていて味が深くて、細いミー(麺)がよく合う。
おいおい、ここは荻窪か、といいたくなるうまさだ。

まったくタイらしくないヌードル、40バーツ。


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