Time of Lunch @Vientiane [Laos]
バイクを駆って、動き出す。
地図を頼りに市内観光。
う~ん「観光」ってひさしぶり。
バス・ターミナルに隣接する市内で一番大きなショッピング・ビル、
「タラート・サオ」の脇の広い通りを北に抜けると、
「パトゥー・サイ(Patousay)」が見えてきた。
ラオ語でパトゥーとは「扉」、
サイとは「勝利」の意味するそうで、
この国の首都におかれた「凱旋門」らしい。
http://www.lao.jp/page_vien.html ラオス国家観光庁
凱旋門へ向かう目抜き通り。次の信号を右に折れるとバス・ターミナル
隣の公園では観光バスから吐き出されたツアー客がニギヤカに歩いている。
ぶら下げたツアーバッグ、目印のバッジには漢字が踊っている。
台湾か香港のツアー客だろうか。
入場料を払い、「凱旋門」に上がると街が見渡せるらしいが、
ツアー客にもまれてまで上がりたいとも思わず、
キーを差し込み、バイクのエンジンをかけた。
ビエンチャンでもっとも有名な観光スポット、
金色に輝く寺院「タート・ルアン(That Luang)」を目指す。
この辺りの道路は整備されていて、走りやすい。
交通量は少なく、見知らぬ国を運転していても不安はない。
運転中、いや滞在中、ずっとアタマにこびりついていたのだが、
ここが一国の首都なの、というぐらい質素だ。
ひょっとすると自分は間違えていて、
首都の町外れ、あるいは隣町を彷徨っているのではないか、というぐらい、
のんきで、のどかで、なにもない。
街で一番有名な場所だが、物売りも観光客も少なめで心地よい
でたらめに走っていたのだが、
遠くからでも眼を引くタート・ルアンにたどり着いた。
たどり着く、というほどでもなく、5分ほど走っただけなのだが。
金色(こんじき)の寺院の入口は閉ざされていた。
ヨーロピアンの観光客が入口にあるカンバンの文字を読んでいる。
ラオ語のほかに英語でも書かれていたが、
先に読んでいた彼に声をかけた。
「今日はここ、休み?」
「いや、昼休みの時間みたいだよ」
そういうと苦笑いしている。
きっと彼もいろいろな観光地を巡ったのだろう。
こちらとしても「観光名所の昼休み」というのはあまり経験がない。
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「寺院に昼休みがあるの?」
「みたいだね、観光スポットでこんなのは珍しいよね」
「首都でね」
そう言葉を交わすと笑いあった。
Patousay
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