Baguette Sand @Vientiane [Laos]
荷物だけ、部屋に放り込み、すぐに出かけた。
国際バスに3時間ほど詰め込まれていたので、
ランチも取っていない。
時計はすでに3時を回っていた。
宿の女主人に尋ねると、
「通りから路地に入るとカフェがたくさんあるわよ」と教えてくれた。
ここの女主人もしっかり英語を話す人で、
言葉がわからない国ではそれが安心感にもつながる。
街なかには手つかずの遺跡がゴロゴロ
カフェはどこも欧米の客で満たされていた。
小さな店だが、特ににぎわっている店がある。
うまい店なのだろうか、
あるいは集って情報交換する場所なのだろうか。
ビールを飲んでくつろいでいる人もいれば、
コーヒーで粘って読書している人もいる。
カップルもいれば年配の夫婦もいる。
一人でやってくる客も多い。
旅先の時間を急がない人たちがくつろいでいることは確かだった。
バゲットのサンドウィッチを頼む。
小さなカフェでは注文してからノンビリ作ってくれる
細いバゲットを炭火であぶり、
手際よく刻んだ野菜をしっかり挟み込んだバゲット・サンドがやって来た。
うまい!
かつてフランス植民地だったインドシナの各地には、
いまもフランス・スタイルのバゲットが生活の中に残っている。
同じくフランス植民地だったモロッコでも、
バゲット・サンドを毎日、ハマって食べた。
市場では山のように積まれているし、
サイドウィッチを売る露店も多い。
ラオスのバゲットは炭火で軽くあぶるせいか、
さらに乾いてカリカリ度合いが上がり、
カンボジアやヴェトナムで出会ったそれよりも遥かに香ばしかった。
カンボジアやヴェトナムのバゲット・サンドも確実にうまくて、
連日、ハマって食べていた。
しかしラオスのそれはあっさりそのイメージを覆してしまった。
金額を併せて考えたら、本場のパリよりも上かもしれない。
売店のサンドウィッチはバスに乗る際に買い求める人が多い
ちなみに「バゲット」とは「フランスパン」といわれているアレです。
「パン」自体がフランス語なので、ヘンな言葉です。
「チゲ鍋」とか「サハラ砂漠」とかと同じですね。
(チゲは韓国語でナベ、サハラは地元の言葉で砂漠を意味します)
フランス語で「アン・パン!」と叫ぶと「パン1つ」くれます。
あるいは硬いバゲットを投げつけられるかも。
バゲットの野菜サンド 8,000w、
スイカ・ジュース 10,000w。
まだイマイチ、物価の基準がわからんなあ。
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ニーカレドニアのバゲットも美味かったです(^^)!
by ばうわう (2011-02-07 13:51)
>ばうわうさん
ううう、ツアコン時代から「島」弱いんです~
タヒチとかニューカレドニアもフランス領ですよね~
でも物価高いのですよね?
by delfin (2011-02-08 11:33)