親の日 －ソウルなう－

５月８日、韓国では「親の日」だそうです。

欧米スタイルの「母の日」と異なって、８日が「親の日｣。
儒教の国だけあって、こんな日があるのですね。

儒教は孔子が説いたものですが、
発祥の中国では廃れ、韓国の地で根強く広まったのですね。
中国ではのちに仏教が広まり、儒教は忘却の彼方へ。

仏教の生まれたインドでヒンドゥー教が駆逐したごとくですね。
以前、ツアーの添乗に出た際、
お客さんに宗教学を教えている大学教授の方がいて、
帰りのフライトが空いていたので、
席を並べて、仏教の講義を受けたことがあります。

世界各地を歩いていると「宗教」は知らない、では済まないのですね。


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ヨーロッパをツアーで巡るには、
カトリックやユダヤ教の知識が必要だし、
イスラム圏を放浪したときは、
「ニホンジンならブッディストだろう」と宗教問答を挑まれたことも。
大好きな中国史を読めば、
宗教感が王朝ごとに反映されてますしね。

というわけで、腫れ物のように宗教に触れないこの国は、
やはり少し変わった「極東の島国」なのです。

「親の日」ということで、
街角のアチコチで花が売られています。
鉢植えが多いのがオモシロイ。

この日は祝日ではありませんが、韓国は「振替休日」という制度がないそうです。

日曜に祝日が重なってもそのままなので、祝日を一日損するそうで、
「軍隊にいたときは、休日が待ち遠しくて、
日曜と重なっている祝日をみんなで数えては恨めしく思った」と、
ゲストハウスのスタッフが語ってくれました。



今年に入ってからの「毎月ソウル」、
２月は「旧正月（ソルラル）」、
３月は「ホワイト・デイ」、
４月は「ブラック・デイ」、
そして「親の日（オボナイル）」と、イベント日がなんだか重なってます。

大して大きな催しや街なかで出来事はないんですけどね。

がんばってブログ更新しないとなあ。


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タグ：両親の日 ソウル 親の日 韓国 新羅ホテル