混沌と混沌 @Zhuhai [China]
珠海の町は雑然としていた。
国境ゲートにはバス・ターミナルが隣接していて、
ここからさまざまな地方に出向く人たちで混みあっている。
大きな荷物袋を引きずって歩く人、
小さな子供の手を引き歩く親子、
疲れて自分の荷物の上に腰掛けている人・・・。
誰もがどこかを目指しているかというとそうではなく、
旅行者がたくさん集まるところには、
アヤシイ輩やなにをしているのかわからない人も数を増す。
先進国ならまだしも遅れている国ならそのアヤシサは倍加する。
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コギレイな身なりの自分たちを見つけて、
さっそくタクシーの客引きがやってくる。
現地のガイドが言葉も冷たく、彼らをあしらう。
それでも自分たちについてくるところが意味不明だ。
待っていても再オーダーはないのだよ、ドライバーくん。
旅先で日本人を困らせる物売りや客引きには、上手にあしらう方法がある。
客引きと目があったら、人差し指を一本立てて、左右に振る。
大体は向こうがコレで察してくれる。
「いらないよ」のサインなのだ。
客引きだって、アテにならない客には声をかけたくない。
これは世界共通、これで各国を気楽に歩けます。
値段を聞いたり、行き先を告げたり、欲しいものをいったりしないこと。
「しゃべる」ということは「興味がある」と思われるからだ。
無愛想にできなくて、つい親しげにしゃべってしまうなんて、いいカモです。
指を振り、それでもまとわりついてくるなら、
現地の言葉で「NO」や「いらない」の一言を。
英語圏なら「ノー・サンキュ」、フランス語圏なら「ノン・メルシ」、
ここ中国なら「プイ・ヤオ(不要)」でOKです。
声を荒げたり、冷たい態度をとる必要もなく、
キチンと「いらなーい」と告げることが重要。
日本人は生活の中で「ノー・サンキュ」=いらない、
という言葉をあまり使いませんからね。
道を行き交うクルマが吐き出す排気ガスが濃く、
街なかはどことなくホコリっぽい。
明らかに空気がかさついている。
あのゴチャゴチャしていたマカオが整然としていた気分にさせられる。
街のドコを歩いても人が多く、
クルマも多く、ノイズもホコリも多くて面食らう。
もはやマカオが懐かしい。
マカオの「混沌」を越え、本土の「混沌」が出迎えてくれた。
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おせち料理にも飽きる頃なので、
真剣に食べたい~と、思ってしまいました。
by tomoe (2010-01-04 18:30)
腸粉、広東語で『チョンファン』、北京語で『チャンフェン』。
飲茶や朝食でよく出てきます!
トルっとした食感でおいしいですよ~
by delfin (2010-01-07 22:24)