Cowboys Stadium Photo @ARLINGTON [Dallas (U.S.)]
アメリカ最先端の新スタジアムなので、画像を多めに紹介しますね。
まず一枚目はクラブ・スイートのお客さんだけが乗れるエレベーター内のボタン。
ここにもローンスター。
エレベーター内の床には、鈍くブルーに光る大理石をオーナー自ら選んだのだとか。
バカデカイスタジアムなのに、
こういう細かいところに凝っているのがファン泣かせ。
廊下にはフォーメーションの描画、フットボール・ファンならシビれますね。
かつての名選手の等身大の写真や名シーンが刻まれているのもイケてます。
冠スポンサーからは降りはしたが、
メインスポンサーのひとつであるアメリカン航空を冠したクラブ・ラウンジ。
『アメリカン・エアライン・ラウンジ』は広いロビーを有志、
画像の右手にはスタンド・レベルのクラブ・スイーツ(個室)が展開している。
チケット・ホルダーしか入場できないリミット・エリアで、
正面と向こう正面の両サイドに展開。
こういったクラブ・スイーツは$80,000から販売。
前日のブログ3枚目の画像が上部のクラブ・スイーツで、
奥に平行してTVやラジオのブースがあり、4枚目の画像がTVブースからの画像。
ここのスイーツで年間$100,000のプライス。
2列に並んだソファーの後ろにリビング、
カウチにカンタンなキッチン、大きなTVが数台置かれている。
キャパシティは約100人なので、
一人10万円で100人集めれば、
ケータリングの料理付きでゲームを満喫することができる。
「シャワーがあるなら、ここで暮らしたい」といったら、かなりウケました。
フットボールだけじゃなく、
ここで行われるイベントに適用されるので、金額的には高くない?!?!
実際は企業などが接待の場所として使うのが実情です。
ロッカー・ルームからフィールドに向かう通路は、
かつて「カウボーイズ・トンネル」と呼ばれ、「栄光の道」として
前スタジアムの名物でもあった。
それを再現、以前よりもゴージャスな「トンネル」に生まれ変わった。
手前がロッカー・ルームに繋がり、選手はこの通路を通り、フィールドに向かう。
ちなみにこの撮影ポジションの背後には、
オーナー室専用のエレベーターが鎮座している。
この通路の先、左右に展開するのがフィールド・レベル・スイーツのラウンジ。
これから出陣の選手を目の辺りに送り出すことができる造りになっている。
画像のバー・カウンター右手は試合後の記者会見を行うインタビュー・ルームがある。
なんとこのスイーツはガラス越しに試合後の記者会見まで観ることができる。
試合開始前から試合終了後まで、選手にベッタリのクラブ・スイーツだ。
大きなローン・スターを抜けるとこのスイーツがフィールドを一周、取り巻いている。
個室から出ると、見上げる形でフィールドのすぐ脇に。
サイドラインともなれば、目の前に選手が控えることになるし、
選手の声はモチロン、息遣いも聞こえる距離。
エンドゾーンならタッチダウン・セレブレーションのプレーヤーが飛び込んでくるかもしれない。
フィールド上に吊るされた巨大なディスプレイに話題を奪われがちだが、
このスタジアムは微に入り、細に入り、ファンを楽しませる造りになっている。
次世代スタジアムのモデル・スタイルになるのか、乞うご期待。
↓ 「旅行」部門 奮闘中! ↓ クリックしていただけると、書き手の励みになります ↓
2009-10-31 23:21
nice!(41)
コメント(5)
トラックバック(1)
日本では考えられないほど贅沢な造りですが、維持費もかさむでしょうね。
アメリカの4大メジャースポーツの中では最もお金をかけているのではないのでしょうか?
by 北海道大好き人間 (2009-11-03 21:39)
アメリカは、お金の掛け方が凄いですね。
by penny (2009-11-04 00:17)
>北海道さん
NFLはアメリカのプロスポーツで一番儲かっていますからね。
入場料収入よりも放映権をビジネスにした最初の例かと。
あとはアパレルですね。
サード・ジャージの導入やスローバック(昔のシェアの復元)なども
NFLのマーケティングの産物ですね。
by delfin (2009-11-06 10:12)
>pennyさん
器もすごいのですが、真夏なのでキッチリエアコンが効いておりました。
「温暖化」などとのたまい、28Cに制限しているドッカの国がアホみたいです。
ちなみにスタジアムは地区再開発の意味合いも多く含んでますが、
警備員やスタッフなど地元の雇用促進にも一役買っているようです。
by delfin (2009-11-06 10:14)
一度観戦してみたいです、大観衆の中でね
by kskouzik (2009-11-11 06:15)