Mass @LONDON [London (U.K.)]
今日は日曜日、店という店は眠ったままだ。
ヨーロッパの日曜日はまさに「休日」。
店舗のホトンドはしまり、レストランでさえ、休業を取っている。
CAFEやBARもホトンドしまっていて、
開いているのはチェーン店やファストフードだけ、といっても言いすぎじゃない。
なかには商売熱心な店もあって、
朝からコーヒーや朝食を出していたりもするが、これらはほぼ例外だ。
店がやってないので、「蚤の市」や臨時の市が開かれていたりする。
ちなみに「フリー・マーケット」は「Frea Market」で「蚤の市」。
「蚤が出るようなガラクタも扱ってますよ」というのが発祥。
「Free Market」(自由な市?)ではないので、お間違えなく。
少し歩くだけで汗ばんでくるようないい陽気。
印をつけてもらった教会を目指して、通りを進む。
道すがら、地図にもない教会によく出会う。
日本風にいうと「ご町内にひとつ」というぐらいの感じで、
歩いている先から教会に出会う。
開かれていれば、中に歩みを進めるのだが、
多くは扉が閉ざされていたり、
長く封鎖され、ひと気のない雰囲気を醸し出しているところもある。
日曜日なのに?
ツブれた教会?
連休中だから?
午後から営業?
事情はよくわからないが、入口は硬く閉ざされている。
明日、5月25日が「Bank Holiday」ということで、
この週末は3連休。
だから教会も休みなのか?
って、それはないよな。
日曜日はミサが行われるはず。
張り紙も案内もなく、閉ざされた教会は見送るしかなかった。
地図に記してもらった教会はさすがに「営業」していて、
熱心な信者を集めて、ミサをはじめようとしている。
日曜の午前中らしい雰囲気。
クルマで乗り付け、家族で礼拝。
あるいは乳母車に赤ちゃんを乗せ、お散歩がてらのミサ。
むずがる子供は父親が庭で遊ばせ、母親は教会へ。
日常生活の中の信仰。
観光客が足を運ぶような教会ではないが、
見慣れない外国人がカメラ片手に入って行っても咎められることはない。
モチロン不躾に写真を撮るのはあまりに無神経。
「ステンドグラスを撮りたいんだけどいいですか?」
「もうすぐ礼拝が始まるから5分ぐらいはいいわよ」
「ありがとう」
「よかったら礼拝にも参加してね」
礼拝前のザワつく教会内で写真を撮らせてもらう。
奇妙なアジア人が熱心に写真を撮っていても誰も気にとめない。
すれ違いざまに会釈をすれば、普通に返してくれる。
異質な人がいてもみな、心優しいのは信仰のせいか。
あるいは文化的なものなのか。
礼拝がはじまったので、端のほうの席で静かに聞き入った。
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こんにちは!
ご訪問とniceありがとうございました。
by 駅員3 (2009-08-26 17:58)
>駅員3さん
こちらこそ!
ぜひまたいらしてください!!
by delfin (2009-08-31 12:53)