Church Chapel Cathedral @LONDON [London (U.K.)]
最終日もロンドンの空は澄み渡っていた。
真っ青な空に描いたような白い雲。
ヨーロッパの大陸サイドでよく目にする空の表情だ。
昨日は午後になり、雲が増えて、風が出た。
さえぎるものがなにもないシルバーストンでは、
ちょっと肌寒いような陽気に変わった。
あいにく夜のステージを楽しむことができないので、
ツアー一行とともに夕方のバスで市内に戻った。
ツアーには湯職がアテンドされていて、
先日歩いたブロンプトン通りのハロッズの向かいにある、
ちょっとシャレた内装の中華料理屋で夕食をともにした。
苦労して歩いた距離も送迎のバスならあっという間。
なんとまあ、ツアーとは楽なものか。
おまけに一人旅の悩みでもあり、
苦手としている「一人の食事」に悩まなくても済むのが助かる。
さすがにこの国じゃ、気軽な屋台はないから。
帰国便のJL404は16:35。
2時間前に空港到着と市内の混雑を見合わせて、
13:00にホテル出発。
ヒースローなら「離団」して、地下鉄で行ってもよかったが、
添乗員さんを煩わせるのも悪かったので、
素直に集合時間に従うことにした。
実はツアーの場合、自己責任で動くことも可能なのです。
「行動中は旅行会社は責任を負いません」という感じの書類に、
一筆入れると「離団」といってツアーを一時的に離れることができます。
これ、あまり知られてないですが、
自分で見たいものや行きたい場所があるなら、
上手に利用するといいですよ。
無理に団体行動をとることもないし、
ツアーながら個人旅行の気分も味わえます。
ただし添乗員がいる場合は、しっかりこまめに連絡を取ること。
行くとき、戻ってきたときなど、
内線電話でもいいし、ドアの下からメッセージを放り込んでもいい。
そうじゃないと添乗員の心配事が増えるは、
仕事を増やすは、ってことになるので、上手に振舞いましょうね。
前日の夜、地図を持ってホテルマンにご相談。
「この辺りにある教会を片っ端から教えてくれないかなあ」
「教会?いいけど、変わったリクエストだね」
「観光スポットを巡る気にはならなくてね。
ホントはステンドグラスがある教会を見て歩きたいんだけど、
そこまでわからないでしょう?」
「確かにステンドグラスまではわからないなあ。
でもまあ、教会の場所なら、ひと通り教えるよ」
市内地図に片っ端から印をつけてもらい、教会の目星をつける。
ホテルマンは到底歩いていけそうにもない
ロンドン・ブリッジの向こう側の教会まで教えてくれた。
ホテルの朝食を早めに済ませ、
12時までしか使えない部屋のチェックアウトを終え、
バゲージをベル・キャプテンに預けた。
地図を片手に街に出た。
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トラフィックエクスチェンジでアクセスアップ!
2009-08-20 23:34
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コメント(2)
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「離団」というしくみがあるとは、初めて
耳にしました~今度、利用してみようかなと
思いました☆
by mayumi (2009-08-27 15:30)
>mayumiさんへ
旅行会社は仕事が増えるし、トラブルを嫌がるので、
明示してないんですね。
現地の友達と会ったり、自分で歩くのに便利ですよ。
嫌がる会社や添乗員もいますが・・・
by delfin (2009-08-27 18:16)