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In-flight Movie to LONDON [London (U.K.)]

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ヨーロッパへのロング・フライトは2年前のロンドン&ポルトガル以来。

あのときは安さに目がくらみ、
タイ航空のバンコク経由でロンドンに向かい、ひどい目にあった。
成田~バンコクで6時間、バンコク~ロンドンで12時間と
南回りのフライトがあんなに遠くて長いとは。

バンコク~ロンドンが成田~ロンドンより時間が掛かる、ってことにまったく気づかなかった。
成田~ロンドンはシベリア上空を飛ぶので、やはり地球は丸いのね、
ということです。

IMG_9973.jpg

今回は直行便、とはいえ、11時間ほどのフライトかな?

ロング・フライトに映画は必須、ということで、
今回は機内で「グラン・トリノ」「ベンジャミン・バトン」に続けて、
「愛を読む人」、そして韓国版の「アンティーク」まで鑑賞。

「ベンジャミン・バトン」は話題先行の駄作。
「アンティーク」は日本のドラマ同様、けっこう楽しめた。
はまったのは「グラン・トリノ」。
クリント・イーストウッドは監督をやりはじめてから、シビレる作品が多い。
日本ではこういう作品は生まれないんだろうなあ、という一作。

さらにうなったのが「愛を読む人」。
ストーリーは明かさないでおきますが「文盲」というのがつ背景に隠された映画。
日本で生まれ育つと「文盲」ということが響いてこないが、
アメリカでもヨーロッパでも普通に事由だったりする。

IMG_9913.jpg

映画でこの「文盲」を扱われると弱い。
「ドライビング・ミス・デイジー」でもかなりやられた(T_T)

「グラン・トリノ」「愛を読む人」いずれも人の尊厳、プライドを描いた作品。
機内にも関わらず、かなりシビれた。
ハズレなしです、時間がありましたら、レンタルでもお試しを。

映画を見ては食事して、本を読んではコーヒーを飲み、
目が疲れたら眠りに落ちる。
いつもながら、だらしないことこの上ない時間だが、けっこうこれが好きだったりする。

同日の14:15、ロンドン着。

機内の案内でロンドンの気温は18C。
長袖で薄手のシャツがちょうどいい感じ。
「曇り空のロンドン」もこの時期だけは、はりきって青空を見せつけている。

IMG_9944.jpg

ホテルはハイストリート・ケンジントン駅からすぐの「CORPTHON TARA HOTEL」。
エリア的には有名なノッテヒング・ヒルの南側だ。

空港に迎えが来て、バッゲージを運んでくれて、
ホテルも決まっていて、チェックインも気兼ねなし。
団体なので時間が掛かるのがネックだが、
人にやってもらっているのだから、それも仕方ない。


CORPTHON TARA HOTEL



いつもは空港からダウンタウンへ向かう交通手段を探し、
重い荷物を背負って、安宿を探し歩く。
到着から勝負がはじまる、って感じなのですね、気分的には。

う~~ん、ツアーはやっぱりラクですね~~。


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コメント 4

斗夢

昔むかし、ローマに行くとき南回り。香港、デリー経由で23時間かかった記憶があります。
by 斗夢 (2009-08-11 07:48) 

delfin

>斗夢さん

2STOPはすごいですね。
乗り継ぎのコネクション・タイムに2時間ぐらい取られるので、
かなりのロスですね。
ちなみにツアコン時代は夏になると南米を担当していたので、
成田~USA=12時間
USA~南米のどこかで12時間というフライトを当たり前に繰り返してました(笑)

到着するとお客さんは干からびていたような(笑
by delfin (2009-08-11 17:08) 

北海道大好き人間

>成田~ロンドンはシベリア上空を飛ぶので、やはり地球は丸いのね
うろ覚えですが、成田→ロンドンよりも、ロンドン→成田の方が早いですよね(逆だったかな?)。
私がよく利用する羽田⇔新千歳でも、行きと帰りでは若干(5分程度)の差があります。
要するに、上空の気流に乗るか逆らうかで同じ距離(実際には行きと帰りでは航路は違いますが)でも時間に大きな開きがあると聞きました。

私は成田⇔香港(啓徳空港)が最長フライトなのですが、私は乗り物(特に窓側)に乗ると外の景色を見て眠らないタチなので、それより長いフライト(特に夜の海とか雲の上)だと退屈でしょうがないと思います。
ちょうど今、甲子園の高校野球が熱戦酣ですが、母校の応援バスツアーに乗った時も、真夜中のバスから車窓の景色をずっと見てほぼ徹夜状態で甲子園に行って応援、その帰りも同じく殆ど寝ないで帰ってきたことがあります。行きは大阪の吹田、帰りは富士川で休憩でしたね。
それも、20年以上前の若い時期だから出来たのですが、今ではきっと寝てしまうでしょうね。
そう言えば、この時のバスの運転手は交代していなかった気がします。今では多分、交代要員がいないと運行許可が出ないのではないでしょうか。
by 北海道大好き人間 (2009-08-12 21:21) 

delfin

>北海道大好き人間 さん

>うろ覚えですが、成田→ロンドンよりも、
>ロンドン→成田の方が早いですよね(逆だったかな?)。

正解です!
学校で習った「偏西風」ってやつです。
そのなかでさらに早い側で流れるのが「ジェット気流」のようです。
地球上をたるんだ帯のように流れているようです。

最近のヨーロッパ・フライトは、シベリア上空を飛ぶので、
(ソ連が崩壊して、上空が開放されました)
シベリアの「ツンドラ」が延々見られます。
なんか学校で習った用語ばっかりだあ。

運がいいと、オーロラも見えるようですよ。

わたしは死ぬほどコーヒーを飲み、読書にふけるので、
トイレに頻繁に立つので、死んでも通路側死守です。
by delfin (2009-08-13 19:28) 

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