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NFL Week 9 [Sports]



慌てて追いかけておりますWeek9のレポート。

話題はやはり無敗のタイタンズ。
グリーンベイ・パッカーズ@テネシー・タイタンズは、
サンダー&ライトニング、あるいはDASH&MASHとアダナされる
テネシーのRBコンビ=新人ジョンソンとホワイトが相変わらずの好調ぶり。
新生パッカーズも負けずに食い下がり、試合終了直前まで16対16の同点。
タイタンズは終了4秒前に47yのフィールド・ゴール(FG)を蹴るが失敗、勝利をつかめず。
オーバータイムにもつれこみ、コイントスで攻撃権を得ると、55y進み、41yのFGチャンス。
今度はこれをキッチリ決めて、8連勝を手にした。

さすがにプロのキッカー、同じミスは二度しない、というか二度のチャンスを不意にすればクビが飛ぶ。

もっとも注目が集まった試合は、ニューイングランド・ペイトリオッツ@インディアナポリス・コルツ。
AFCのプレイオフ常連、というかここ数年は勝利したほうがスーパー出場のチケットを得ている。
内容はやや精彩を欠いた試合で両チームともに守備が課題。
機能していない守備に対して、オフェンス力も爆発的、とはいえず、両チームともに「?」の一戦でした。
18対15でホームのコルツが勝利したが、課題盛りだくさんで終わった試合だ。



別の意味で注視されたのはジンクスがらみのピッツバーグ・スティーラーズ@ワシントン・レッドスキンズ@MNF。

大統領選の行われる年、首都ワシントンDCをホームにするレッドスキンズには変なジンクスがある。
「大統領選の前に行われる最後のホームゲームに勝つと現政権が勝利し、敗れると現政権が敗れる」というもの。
今年は?というと、23対6でスティーラーズが勝利、
翌日のスーパー・チューズデイで、やはり現政権の共和党・マケイン氏は敗れ、このジンクスは健在となった。

過去の記録を調べてみた。

2000 ●テネシー・タイタンズ    =現政権● 共和党(ブッシュ)   ○vs●民主党(ゴア)
1996 ○インディアナポリス・コルツ =現政権○ 民主党(クリントン)  ○vs●共和党(ドール)
1992 ●ニューヨーク・ジャイアンツ =現政権● 共和党(ブッシュ父)  ●vs○民主党(クリントン)
1988 ○ニューオリンズ・セインツ  =現政権○ 共和党(ブッシュ父)  ○vs●民主党(デュカキス)
1984 ○アトランタ・ファルコンズ  =現政権○ 共和党(レーガン)   ○vs●民主党(モンデール)
1980 ●ミネソタ・バイキングズ   =現政権● 共和党(レーガン)   ○vs●民主党(カーター)
1976 ●ダラス・カウボーイズ    =現政権● 民主党(カーター)   ○vs●共和党(フォード)
1972 ○ダラス・カウボーイズ    =現政権○ 共和党(ニクソン)   ○vs●民主党(マクガバン)
1968 ●ニューヨーク・ジャイアンツ =現政権● 共和党(ニクソン)   ○vs●民主党(ハンフリー)
1964 ●シカゴ・ベアーズ      =現政権● 民主党(ジョンソン)  ○vs●共和党(ゴールドウォーター)
1960 ●クリーブランド・ブラウンズ =現政権● 民主党(ケネディ)   ○vs●共和党(ニクソン)
1956 ○クリーブランド・ブラウンズ =現政権○ 共和党(アイゼンハワー)○vs●民主党(スティーブンソン)
1952 ●ピッツバーグ・スティーラーズ=現政権● 共和党(アイゼンハワー)○vs●民主党(スティーブンソン)
1948 ○ボストン・ヤンクス     =現政権○ 民主党(トゥルーマン) ○vs●共和党(デュウェイ)
1944 ○クリーブランド・ラムズ   =現政権○ 民主党(ルーズベルト) ○vs●共和党(デュウェイ)
1940 ○ピッツバーグ・パイレーツ  =現政権○ 民主党(ルーズベルト) ○vs●共和党(ウィルキー)
1936 ○シカゴ・カディナルズ    =現政権○ 民主党(ルーズベルト) ○vs●共和党(ランドン)
     (36年はボストンを本拠とするボストン・レッドスキンズという名称)

なお、1932年は「ボストン・ブレーブス」と名乗っており「ジンクスに該当しない」といわれている。
1932 ○スタテンアイランド・ステイプルトンズ=現政権○ 共和党(フーバー)●vs○民主党(ルーズベルト)
結果もそのジンクスにはずれており、「レッドスキンズ」を名乗った1936年からがジンクスのはじまりとされている。



ちなみに前回、2004年の選挙時はグリーンベイ・パッカーズに負けた。
2004 ●グリーンベイ・パッカーズ  =現政権● 共和党(ブッシュ)   ○vs●民主党(ケリー)
本来なら現政権の共和党・ブッシュ大統領の負けとなるはずだったが、ジンクスが崩れた。
これは2000年大統領選、ブッシュ候補は選挙人の数で民主党ゴア候補に勝ったが一般投票数では負けていたため、
なんて解釈もされている。
まあ、この辺りは「遊び」の要素が大きいですね。



この週ですべてのチームが8試合以上を消化、シーズンの折り返し地点となり、ポスト・シーズン当落も見えてくる。

AFCは無敗タイタンズが鉄板。僅差のゲームも凌ぎ切り、このまま突っ走りそう。
「パーフェクト・シーズン」が話題になり、萎縮しないとよいが。
これを追うのは2敗のスティーラーズ、エースRBパーカーの復帰が朗報。
ジェッツ、ビルズ、パッツ、そしてまさかのドルフィンズとAFCイーストに元気なチームが揃う。

NFCはチャンピオンチーム・ジャイアンツが不動。
バッカニアーズが後を追い、伏兵カーディナルスが波乱を巻き起こすか。
エースQBロモを欠き、失速のカウボーイズ、レッドスキンズ、イーグルスと
やはりNFCもイーストにバランスいいチームが虎視眈々。

もう一度チームをリチェック、ここから再構築できたチームがプレイオフへのチケットを掴む。

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