Swiss @Kuhio [Hawaii (U.S.)]
知り合いのショップで、スイス人の学生と顔見知りになった。
英語の勉強のために、ハワイに短期留学しているのだとか。
帰国したら、今度はフランスにフランス語の勉強に行くらしい。
スイス人・・・
ハワイでスイス人って…。
スイスは「スイス語」という母国語がない国。
(ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が話されている)
彼に尋ねると、ドイツ語圏に住んでいるらしく、
英語はモチロン、フランス語もニガテだとか。
それに「スイス」と「スイス人」と同じ名詞なのですね。
Japaneseのような名詞がない珍しい国。
Swisslandが正式名称だと思っていたら正式名称はSWISS。
スイス人もSWISSと記す。
ずっとSwisslanderだとおもっていた。。。
その彼に、面白い質問をされた。
「日本人と韓国人と中国人を見分ける方法を教えて!」
ヨーロッパの人らしい質問。
とはいえ、正答はムズカシイ。。。
「イタリア人とスペイン人の見分け方教えて」というのと変わらない質問。
ハワイアンのショップオーナーが答える。
「中国人はチャンとかワンとか、短い苗字だ」
と物知り顔。
「それ、見分け方法じゃないよ」
とわたし。
「そうだよ。苗字聞くまでわからないジャン」
とスイス人。
「それに韓国人もリーとかイーとか短い苗字だぜ」
「あ」
ハワイアンオヤジ苦笑い。
「そうだなあ。『見分け方』だろ?
チャイニーズは声がでかい。
腹から声を出して、発音するので、まるでケンカしているように、騒がしいね」
「日本人は口だけでしゃべる民族なんだ。
だから、口先だけ、ささやくような感じでしゃべる人が多いよ。
それは英会話にも反映されてる」
と物知り顔で説明してみた。
「ほおお」
スイス人が納得顔。
「じゃあ、韓国人と日本人の差は?」
「あ」
日本人苦笑い。
「おれには韓国人も怒っているように聞こえるなあ」
とハワイアン。
そんなくだらない話をしながら、
シンガポール時代にガイドやドライバーたちと話したことを思い出していた。
「日本人の女の子は見分けるのカンタンだよ、
みんな化粧が上手で化粧がキレイ。
シンガポリアンやチャイニーズ、コリアンは化粧がヘタ、
塗りたくっているみたいだもの」
「そう、それに日本人は、
このクソ暑いシンガポールでもストッキングを履いている。
あれは不思議だな」
いまでこそ素足の女性が増えたが、
あの頃、日本人といえば、90%ストキングを着用していた。
赤道直下のシンガポールでも。
化粧は今も変わらない、日本女性の化粧はとても上手で、キレイだ。
「タイ人はわかるんだよ、色が黒いから。
あとフィリピン人も英語が上手だからすぐにわかる。
でもチャイニーズとコリアンとジャパニーズは見分けがつかないよ」
とスイス人。
ヨーロピアンの貴重な意見だ。
「それはおれたちアジア人がヨーロピアンを見分けられないのと一緒だよ」
「それなら僕らも見分けられないよ。
ヨーロッパじゃ、しゃべってみなきゃ、なに人か、なんてわからないさ」
「それはアジア人もホトンド同じだよ!」
日本人、スイス人、ハワイアンが笑いあう。
ストッキングと化粧の話をスイス人に伝えようかな、と思ったが、やめておいた。
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英語を話しているのを聴くと、母国語の影響がでて苦手な発音とか、
イントネーションの癖とかで分かったりします。
でも、やっぱり外見だけで見分けるのは難しいですね。
by echo (2008-07-09 09:06)