読書 @Singapore [Singapore]
シンガポールへは、KLのバス・ターミナルから直行便のバスのチケットを買った。
混みあう窓口で、バスの時間を尋ねると返ってきた言葉は、
「今、出発したばかり」というつれないものだった。
「アラマ~」
とつぶやき、がっかりした表情を見せると、
「アンタ、マレー語話せるの?」
と窓口のおばちゃんにツッコまれた。
「いや、『テレマカシ』と『アラマ~』だけだよ」
というと、おばちゃんは窓口の向こうでゲラゲラと笑った。
「なんで日本人のクセに『アラマ~』なんていうかねえ」
「日本でも同じ意味なんだよ」
「へええ、そんなことがあるかね」と笑い顔。
この『アラマ~』、実に街角でよく聞く言葉。
つまいたおじさんや、荷物を落っことしそうになった人など、
とっさのときに「アラマ~」と口を突いて出る。
マレーシア人に使うとウケがいい、ということは、
シンガポールで暮らしているうちに覚えていた。
待たずに済むバスを探し、別の窓口でシンガポール行きのチケットを買う。
飲み物と軽食を買い、長距離バスに乗り込んだ・・・。
JTBの海外現地ツアー
シンガポールに戻ってからも、残りの日々もなにもせず、リラックス&読書。
この旅でしたことといえば、ひたすら本を読んだだけ。
まあ、忙しい暮れの時季に仕事をあげて、飛んできたのだから、こんなものだろう。
休みのために来たのだし。
8日間の行程で読んだ本は、
ジュール・ヴェルヌ 『八十日間世界一周』
椎名 誠 『トロッコ海岸』
椎名 誠 『草の海』
高島 俊男 『キライなことば勢揃い』
開高 健 『もっと遠くへ!』
景山 民夫 『ホワイトハウス』
そして、ロバート・B・パーカー 『冷たい銃声』
(パーカーだけ新刊、あとは古本=文庫本)
パーカーはご存知、スペンサー・シリーズ。
毎年、冬の訪れとともに、単行本が発売され、
いつもは1p、1p惜しむように少しづつ読むのだが、
今回は行きの機内から、怒涛のように読んでしまった。
惜しみながらも3日目には、読み終えてしまったのだ。
スペンサー・シリーズを手にして、初の出来事。
なんでかって?
それはホークが撃たれたからだよ、ベイブ。
ということで、休日と読書の日々、終了。
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