市場と売り場 [South Korea (釜山)]
海雲台(ヘウンデ)のビーチを目指す。
ヘウンデは釜山の街なかからほど近いリゾート・ビーチだそうだ。
街の中心から地下鉄で20分ほど。
地下鉄は近距離で900w、遠距離で1,000wのブロック料金。
わかりやすい上に安すぎて感動する、公共交通機関が¥100前後なんて・・・。
といいつつ、ホームにも冷房入れてほしいのが、実情。、
釜山の地下鉄ホームは灼熱蒸し風呂。
誉めておいて、スグけなしてますね。
駅を出て少し歩くと、周囲の雰囲気は地方の海水浴場そのもの。
空気を入れて使うビーチ・グッズや飲みモノ、軽食屋さんが立ち並ぶそのフンイキは、
日本の海水浴場にイメージが重なり、ちょっと可笑しい。
ここにも出店が立ち並び、小さながらも市場がある。
にぎやかに、のんきに、海産物や日用品が並ぶ。
店のおばちゃんに声をかけられる。
なにを言われているのかわからなくても、歩くだけでかなり楽しい。
季節はずれのビーチ、人影はまばら。
平日の昼間だもの、あたりまえの風景だ。
海雲台に来た真の目的はビーチにあらず、釜山に唯一というカジノだ。
ここでもちょっとラケット代を捻出しようかという小さい企み。
しかし「外国人専用」のカジノを覗いてみたが、客は皆無に等しく、閑散。
昼間っから、ディーラーとサシで勝負する勇気も資本も持ち合わせてはいない。
あたりをぶらつき、観光客が押し寄せるであろう夜に期待。
前記の『ジャガルチ』に戻った。
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地下鉄駅に戻る途中、地元の大型スーパーを発見。
土産を探すべく、探索、探索。
韓国のスーパーはどういうわけか、試食が盛んだ。
あらゆる売り場の各コーナーで試食おばはんがいて、
肉、魚、キムチ・・・ありとあらゆるものを食べさせようと虎視眈々。
日本と違うのは、試食した人がまっこう買わない。
というか、試食なのか、つまみ食いなのかわからない感じ。
ガッツリ食べても、気にもとめずに立ち去る。
売る方も気にせず、試食ネタを供しつづける。
試食品は、豆腐に焼き魚、キムチにチャンジャ、バリエーションはかなり豊富だ。
土産用にパック詰めのキムチを探していると、
試食おばはんが「これを喰え」とチャンジャ(キムチ系の塩辛)を差し出す。
「マシッソヨ(おいしい)」というと、次から次に皿を出してくる。
貝はどう?タコは?サカナのやつもあるよ、って感じで試食のラッシュ。
買うつもりでいたのもあり、嫌いじゃないので攻勢に負けないようにつまみまくる。
つまむ、差し出す、つまむ、差し出す・・・いつまで続くんだ?
丁寧な説明と延々続く、試食攻撃。。。
おばちゃ~ん、韓国語わからないんだ、ゴメンネ~。
そうそう、あとは白い飯を用意してくれれば完敗ですぜ、おばさま。
イカのチャンジャと、アオヤギのチャンジャを購入。
韓国語で展開している説明はまったくわからないが、味はわかる。
袋入りじゃなくて、ビン詰めにしてくれ、といってビンを指差すと、その場でビンに詰めてくれる。
それだけじゃなく、最後はラップでぐるぐる巻きにして、漏れないようにしてくれた。
におうので持ち帰りはていねいに包んでくれるものなのかな?
まさか、日本まで持って帰ることを察してくれたわけじゃないよね?
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言葉がまったくわからない国では、歯がゆい思いもするが、
言葉ができないことがおもしろかったりもする。
昼間のすいているスーパーでのひとコマ。
旅先の市場とスーパー・マーケットには、地元の人の生活があふれていて楽しい。
写真1; 各種チャンジャ。バラエティの豊富さに驚く。
写真2; 市場の『豆乳売り』。7~8人のおばはんが取り囲んでいた。人気らしい。
写真3; 海雲台海岸
あんまり市場は得意じゃないけれど、
今度は行ってみよう。
by quartier (2008-09-26 06:09)
市場がニガテなら「スーパー」はいかがですか?
スーパーも地元の生活があって、楽しいですよ!!
by delfin (2008-09-26 23:51)