街角の風景 [South Korea (釜山)]
トッポギ=2,000w(100w≒¥10)で、満腹。
釜山のおもしろいのは、ソコカシコに屋台・出店があること。
そういえば福岡も屋台が多かったなあ。
エリア的に屋台が並ぶところもあるが、
普通の街なかでも、交差点ごとに屋台が出ているのがおもしろい。
食べ物の屋台だったり、果物の屋台だったり、雑貨を売る屋台だったり・・・
ソウルにはこれほど屋台が出てなかった。
規制や許可関連でなにかあるのかもしれないが、
釜山は無制限、という感じでスペースがあると屋台がある。
なにしろ、町じゅう出店だらけで楽しい。
コンビニも負けずに多いのだが、
水や軽い食べ物ぐらいは屋台で間に合ってしまう。
同じ物を売っているのに屋台とコンビニが共存しているのが不思議。
屋台と同じように、町ごとに市場がある。
野菜、海鮮、精肉、生花、靴、服、雑貨・・・
地下鉄の駅を降りた周辺にかならずといっていいほど市場通りがある。
とくに買い物もしない観光客の身としては、楽しい風景。
これは昔の名残がそのまま残っているのだろうか。
安いツアー探すなら!
そういえば、日本では『市場』が日常生活から遠い存在になった。
ヨーロッパの先進国でも、街角にあたりまえに市場があるというのに。
新鮮な野菜は市場にあり、活きのいい魚は市場にある。
日常生活のすぐそばに市場がある。
日本はいつから変ってしまったんだろう。
『ジャガルチ市場』には魚介類が並ぶ。
路肩に腰掛けたおばちゃんたちが、新鮮な海産物を並べ、売りさばく。
店先なら店頭で選んだ魚介類をそのままさばいてくれ、奥の食堂で食べることができる。
地元の主婦があたりまえのように品定めし、あたりまえのように値段交渉している。
今夜の食卓を彩るのはなんだろう?
『国際市場』には日用品からTシャツ、雑貨が並ぶ。
地元の人たちも買い物にいそしんでいる。
原宿とアメ横をごった煮にしたような場所。
高校生がアクセサリーを探したり、会社員がカバンを見つけたり、
店と屋台がひしめく通りの真ん中すらもったいないというぐらいに、出店が並んでいる。
同じようなメニューで、同じような形態で、同じような店が並んでいるのだが、
混んでいる屋台とガラすきの屋台があるのがおもしろい。
地元の人が肩寄せ食べているところで、
チヂミ (1500w。ニラだけのシンプルなもの)、
イカキムチ (1500w。刻んだ生野菜にイカを合えたもの)を注文。
あれこれ食べてみたくて、巻き寿司やモツ煮込みも頼もうかと思ったが、
上記2皿=3000w(¥300)でかなり満腹。
釜山の暑い夕べがなにやらとても楽しい。
写真1; 釜山名物のタコ
写真2; 海産物で有名な『ジャガルチ市場』
写真3; チヂミ&イカキムチです。お皿はビニールがかかっていて、洗浄不要。
ああ、お皿にビニールがかかっていて、次の人のときは
そのビニールを変えればいいんだ。
なるほど、屋台だと、水が大変だろうからね。
by quartier (2008-09-25 21:14)
そうですね!「水」のこともありますが、多分、洗う「手間」も省けるのがおおきいのでは?、と思います。
日本人のメンタリティとしては、「ビニールの上の料理」って、複雑な気分ですが・・・
それに日本って、プラスティックの食器って、社食や病院食ぐらいですし…
by delfin (2008-09-26 23:53)