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Back to @Porto -Day15- [Portugal]

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午前中でリスボンとお別れ、調べておいたバス時刻より少し早めにターミナルに向かった。

チケットを買って、カフェで一息。
ローカルの人々に紛れるこんな時間が楽しい。

やってきたバスは最新鋭。
きれいな車内に革張りのシートが美しい。
ヨーロッパの長距離バスは質の高いものが多い。
車体が新しいのはモチロン、読書灯やフットレストなど、エコノミーの機内より快適だったりする。
ポルトまで約4時間、16ユーロという金額がオドロキ。

チケットにあるシート番号に従い、席へ。
30分前に購入して、44番という数字を確認していたのだが、
この手の指定番号はいい加減だったりするので、気にもしていなかった。
後ろのほうが空いていたら、占領して寝そべるか、なんて思っていた。

出発時間には50ある座席がすべて埋まった。
最後に乗り込んできた客はまさか自分の席が最後のひとつと思わず、あたりを見回していた。
すべて埋まった席、わたしの隣には子供が一人で座っていた。
どうやら母親と席が離れ離れになってしまった様子。
こっちに座りなよ、とおかあさんに身振りで示すと、申し訳なさそうに席を移ってきた。
気にしないでね、一人旅のオトコなんかどこに座っても同じですから。

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バスは高速を飛ばし、昼過ぎにファティマの街に到着。
2時間座りっぱなしだったので、みながこぞって降りていく。
ドライバーに出発時間を聞いて、こちらもトイレ休憩。

水を買って戻ると、車内はガラガラ、ホトンドの人が戻ってこない。
アレ?出発時間間違えた?
イヤ、バスが動き出した。
どうやらみなこの町で降りたらしい、車内には15名ほどが残っただけ。
いったい、この町に何があるのだ?!?!
今日は金曜、週末に向けて何かあるのか?

北に向けてバスは高速道路をひた走る。
目指す方角は空が曇っていた。

定刻より15分ほど遅れて、ポルト到着。

ロンドンから深夜に到着した時と違い、
午後の日の高いうちに着いたので心持ちがラクだ。
それに同じ宿をキープしてあるので、そのことも気分をラクにしていた。

薄曇りで肌寒い。
北に上がってきたせいもあるが、陽光の量が違う。
11月なのだな、と思いつつ、上着を羽織った人々に紛れ、荷物と歩く。

宿では顔を覚えていてくれた主人がお出迎え。
口約束だったが、キチンと同じ部屋を用意してくれていた。
このあたりはオフシーズンの融通、あるいはポルトガルの人の律儀さ?

「寒いね、リスボアは半ソデだったよ」

「ここ一週間ぐらいで急に冷え込んだんだ。それに昨日からこんな天気で」

「南から暖かい空気を運んできたけど」

「それは助かるね!」

日が落ちるとさらに冷え込みが増し、あわせて冷たい風も吹いてきた。
宿を出たものの、寒さと空腹に負け、カフェへ。
たくさんのスイーツ、お菓子、パンを並べている老舗の雰囲気。
古びたカフェは地元の人で賑わっていた。
席についてガラオン(カフェ・オ・レ)とナタ(エッグタルト)を注文。

残りの日をどう過ごすかな、と思いつつ、1,55ユーロのシアワセに浸った。


写真1;カフェを彩るスイーツ。
写真2;店内でゆっくりする人もいれば、立ち飲みの人も。もちろんテイクアウトも。


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