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Charge @Risboa -Day11- [Portugal]

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3冊の非常食を持って、部屋に戻った。

明日からの行程を考える。
「目標」を達することと郊外巡りを織り込んでも日程が余る。

周辺を回り尽くしたら、バスで東へ走り、スペインを目指すか、
あるいはポルトに戻って周辺を巡るか、北に抜けてスペインか。
なんとなくおぼろげに感じてはいたが、
10日間を持て余してしまうほどポルトガルは小さかった。

地図を広げ、時刻表との睨み合いが終わり、
カメラのバッテリーが減っていたので充電しておこう、と腰を上げる。

「!」

差込口が違う・・・。

ヨーロッパは「C型」といって、丸い差込のプラグ。
当然、日本の「A型」は入らない。

そういえばカメラを代えてから、ヨーロッパに来ていなかった。
アジア諸国もC型だが、その差込口には大きな変換プラグがついていて、
日本のプラグでも差し込めることがホトンド。
無ければ、宿で貸してくれるから問題にはなったことはなかった。

アメリカはホトンドがA型、違っていたら洗面所のシェーバー用プラグが必ずA型なので、
ここで事なきを得る。
なので、差込の違いなんかスッカリ忘れていた。
毎年、仕事で繰り返し渡航していたが、ヨーロッパは久々だった。

フロントに電話する。
が、ない。
あるハズがないのだ、ヨーロッパの人々はA型→C型に変換する必要はないのだから。

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明日、また街なかを駆けずり回ることに?
本屋の次は電気屋を捜し求めて?
リスボンでなにしてるんだ、おれは ・・・

差込プラグが買えなければ、残り2/3になったバッテリーとにらめっこしながら、旅を続けるのか。

郊外へ出向く予定なのが、唯一の希望か。
郊外ならば、大型のショッピングセンターやDIY店があるだろう。
いや、あるはず、いや、なきゃ困る。
「目的」を達成したら、余りある時間を使って、プラグ探しの旅をはじめることになるのかな。

差し込めないプラグのことを考えても仕方ない。
丸いところに平べったいコンセントはどう考えても入らないのだから。

第二の悲劇のことは忘れて、寝ることにした。


写真1;大聖堂の前を走る路面電車、すれ違う道幅もギリギリ。
写真2;陽気が良いので外で憩う人が多い。カードやチェスが人気。



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