Station @Porto -Day7- [Portugal]
ホテルをチェックアウトし、コインブラの町を目指す。
日付は月をまたぎ、11月1日。
3泊したポルトに別れを告げ、ポルトガル放浪が動き出す。
朝の列車を掴まえようとサン・ベント駅へ。
通勤客を縫いつつ、坂を下り、宿からは5分ほど。
窓口で尋ねると
「次の特急、乗る?3分後だけど」
時計を見ると確かに3分後。
「OK!乗る!」と勇んでチケットを切ってもらい、
ホームに駆け込んだ。
が、目の前の特急電車は動き出していた。
「おーい、間に合わなかったよ」
窓口に戻り、声をかけた。
「じゃあ、50分後の普通電車だね。切りなおすよ」
「ありがと、しかたないね」
「乗り場は同じ、時間はこれ」
新しく切りなおしたチケットと返金された特急料金を受け取り、駅を出た。
次の列車まで50分もあるのでカフェで一息。
思えばこれがコインブラのいわくの始まりだったのかな?
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荷物を引きずりながら、
駅前のカフェに足を向ける。
奥の席に腰掛け、
メイヤ・ド・レイテ(ポルトガルのカフェオレ。80セントほど)を飲みながら、
にぎやかな店内を眺める。
タバコを買いに来る人、
トイレを借りに来る人、
いちゃつくカップル、
新聞を広げるビジネスマン・・・
「ヨーロッパには『コンビニ』がなくて困る」と
ツアーのお客さんがいっていたのを思い出した。
こうしてみていると、カフェがその役割を果たしているのがよくわかる。
なので、ヨーロッパの街なかに艶やかなコンビニはいらない。
朝のカフェ、そんな一コマ。
写真1;メイヤ・ド・レイテ(いわゆるカフェ・オ・レ)
本来はカップに入っているものをこう呼ぶ。
グラスに入れられたこのタイプは、ガラオンと呼ばれる。(カップより量が多い)
写真2;サン・ベント駅。構内のアズレージョ(タイル)が美しい。
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